2015年11月11日に東京都大田区池上にある池上本門寺(いけがみほんもんじ)の菊花展に行ってきました。池上本門寺の以前の記事はこちらから。
菊花展は池上本門寺の境内で主催は東京菊友会で、毎年11月に開催されます。
2015年の開催期間は10月25日(日)~11月22日(日)で開催されました。
池上本門寺到着
西馬込駅から徒歩約15分で池上本門寺到着です。
経蔵ですが、前回は扉が閉まっていましたが、今回開いていました。
こちら空襲を免れた貴重な建築物で、江戸中期の本格的かつ大型の経蔵になります。
お土産売り場には菊花展のポスターが張られていました。
菊花展鑑賞開始
境内の一角を利用して、菊花展が開催されていました。
平日の日中ということもあり、ゆっくり菊を鑑賞できました。
なお、出店や屋台はありません。
菊の様々な種類が展示されていて大変楽しめます、菊の種類を記載していきます。
大菊3本仕立て、厚物の写真です。
大菊
花の直径は20センチメートル前後。一枝に対し一輪だけ残して周りのつぼみを摘蕾する。
厚物
多数の花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がったもの。花弁が起伏がなく整然と並んだものが良い。
(Wikipediaから引用)
大菊3本仕立て、厚走りの写真です。
厚走り
厚物の花弁の下に長い花弁が走るように垂れさがったもの。
(Wikipediaから引用)
大菊3本仕立て、太管の写真です。
太管
花弁が管状になり、直線的に放射状にのびる。外側の花弁はしだれて先が丸まっている(玉巻という)。管弁の太さで、太管、細管、針管に区分される。(Wikipediaから引用)
ダルマ仕立て、厚走りです。ダルマ仕立てとはまるっこい姿からこの名前がついたそうです。
ダルマ仕立て
1.「三本仕立て」の小さい物で、鉢は7号鉢。
2.「天」の高さを60センチメートルから65センチメートル以下に収まるのが条件。
3.矮化剤を使用する。
(Wikipediaから引用)
盆栽仕立てです。個性豊かで美しいですね♪
菊の花の色、木の美しさなど、一つ一つが個性にあふれていて美しく、採点するのも難しいと思います。
私は黄色の花を咲かしている写真中央の菊の盆栽仕立てが一番好きです!
懸崖仕立ての菊の写真です、豪快で壮麗な菊を楽しめます。
こちらは花を咲かすには技術がより求められるそうです。
懸崖づくり
懸崖用の小菊を、前年秋のさし芽したものを、摘心を繰り返し、形を作る。かまぼこ状に隙間なく花をつけるのには技術が必要。大きいものから60センチメートルほどの小さなものもある。
(Wikipediaから引用)
杉作りとクッションマムの写真です。
懸崖用の小菊を使って杉の木の形に仕立てるものを杉作りと呼びます。
クッションマム
いわゆる西洋キクで、鉢植えで秋頃に出回る。「矮化剤」で成長が抑制され、背丈がそろえられている。
普及したのは1950年代にアメリカのヨーダーブラザーズによって発売され1968年に日本国内でも販売開始された。しかし、1970年後半以降より販売数の減少されたが1990年頃に入って新しいパテントが普及され麒麟麦酒の子会社でキリンマムが発売され各種苗会社では現在も需要が多い。
(Wikipediaから引用)
即売所もあり、菊の苗が商品どれでも250円で売られていました!
ちなみに背丈のある菊は販売品ではありません。。
池上本門寺総門に猫がいました!!
お正月にもいましたので、この辺りに住んでいる猫だと思います。
猫好きの方は運がよければ会えるかも!
首輪はありませんでしたが、毛並みもよく、人に良く慣れているので飼い猫かもしれません。
おわりに
池上本門寺の菊花展に初めていきましたが、多種にわたる菊が展示されており、時間を忘れて楽しめました。
手間をかけてあげると、菊はこんなに美しく咲くものなのですね。
ゆっくり散策し、猫にも会えたし、このようなのんびりした平日の過ごし方もいいなぁと思いました。
池上本門寺(いけがみほんもんじ) | |
場所 | 東京都大田区池上1-1-1 |
アクセス | ・都営地下鉄浅草線西馬込駅から徒歩約15分 ・東急池上線池上駅から徒歩約10分 |
駐車場 | 約100台無料 |
入山料 | 無料 境内自由 |
拝観料 | 300円 霊宝殿 |
開館時間 | 毎週日曜日。 拝観時間は10:00 ~ 16:00 |
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