2023年9月19日(火)に大阪府高石市高師浜にある創建1,370年以上の古社で延喜式神明帳にも記載された高石神社に行ってきました。
高石神社の創建は不詳ですが、白雉元年(650年)に創建されたと伝わります。平安時代の延長5年(927年)に編纂された『延喜式神名帳』にも「高石神社」記載されている古社です。
御祭神には少名彦名命・天照大神・熊野坐神がお祀りされています。
ご利益は医薬の神様である少名彦名命の御神徳である病気平癒・身体健全のご利益が有名です。
今回、実際に高石神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
高石神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎南海高師浜線「高師浜駅」下車、高石神社まで280m、徒歩で約1分
自動車を利用
◎カーナビに高石神社の電話番号「072-261-1795」を入力、または高石神社の住所「大阪府高石市高師浜4丁目1番19号」を入力し検索
駐車場
高石神社には境内に参拝者専用の無料駐車場がありますが事前連絡(072-261-1795)が必要です。車で訪れる場合はご注意ください。
高石神社の参拝と見どころ
一の鳥居
高石神社は『延喜式神明帳』に記載されている古社ですので入口に「式内社高石神社」の社号碑が立っています。その後方に阿吽狛犬と一の鳥居である石造の明神鳥居が建っています。
阿吽狛犬は阿形が玉持ち、吽形が子持ちとなっています。
鳥居の左側に手水舎がありますのでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
二の鳥居
手水舎から石畳の参道を進むと二の鳥居があります。こちらも石造の明神鳥居となっており、参道沿いには朱塗りの燈籠が並んでいます。
二の鳥居を潜ったことろにも阿吽の狛犬一対がいます。
参道の真ん中に松が植えられていますのでよけて進むと高石神社の社殿があります。
社殿(拝殿・本殿)、御祭神、ご利益
高石神社の社殿は大阪湾を西に望む松林の中に造営されており、周囲には松林が広がっています。
社殿の前にはユニークな表情をした阿吽狛犬が社殿を悪い気から守っています。
拝殿は平入入母屋造、本殿は春日造となっており、御祭神には少名彦名命・天照大神・熊野坐神がお祀りされています。ご利益は医薬の神様である少名彦名命の御神徳である病気平癒・身体健全のご利益で知られています。
末社5社の相殿
境内には「八幡神社(応神天皇)・八坂神社(素盞鳴命)・春日神社(天兒屋根命)・船富神社(神功皇后)・彌栄神社(素盞鳴命)」の5社の末社が鎮座する相殿があります。明治41年(1908年)に高石村から遷座されこの地にお祀りされました。
稲荷大明神
相殿の近くには「稲荷大明神」がお祀りされています。稲荷社は五穀豊穣・商売繁盛のご利益で知られています。
3社の境内社
二の鳥居の右側には石祠が2社お祀りされています。右側の石祠にはお狐様がおられるので稲荷社でしょうか。
その近くの木の近くにも社殿が造営されています。
遥拝所
境内には遥拝所もあります。
歌碑
高石神社周辺の高師浜は白砂青松の景勝地として知られており、歌人がこの地に立ち寄った際に歌を詠みました。その歌を刻んだ歌碑が設置されています。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は300円となっています。
おわりに
高石神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。境内は広く松林が残る景色は景勝地として知られた高師浜の姿を残しています。かつて高石神社の近くには宿があり、多くの歌人や江戸時代には日本地図を作ったことで有名な伊能忠敬も訪れています。延喜式神明帳にも記載された古社で古来より病気平癒・身体健全のご利益で有名です。見どころいっぱいの高石神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
高石神社 | |
住所 | 大阪府高石市高師浜4丁目1番19号 |
電話番号 | 072-261-1795 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎南海高師浜線「高師浜駅」下車、高石神社まで280m、徒歩で約1分 ■自動車を利用 ◎カーナビに高石神社の電話番号「072-261-1795」を入力、または高石神社の住所「大阪府高石市高師浜4丁目1番19号」を入力し検索 |
駐車場 | 参拝者専用の無料駐車場あり ※事前連絡(072-261-1795)が必要 |