2023年7月27日(木)に東京都新宿区余丁町にある出世稲荷神社に行ってきました。
出世稲荷神社は長禄元年(1457年)、江戸城の城主であった太田道灌が郭向の岡という場所に「稲荷大明神」を勧請して創建しました。その後、大永6年(1526年)に遠山左衛門尉直影によって現在地に遷座されました。
江戸時代には徳川5代将軍・徳川綱吉の母桂昌院から篤い信仰を集め、しばしば角力も興行され賑わいました。「栗津稲荷」や「朝日稲荷」と呼ばれていましたが明治6年(1873年)に「出世稲荷神社」へ改称し現在に至ります。
御祭神は倉稲魂命で、商売繁盛・家内安全・火防のご利益で知られています。
今回、実際に出世稲荷神社に参拝してきましたので見どころや由緒、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
出世稲荷神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎都営大江戸線「若松河田駅」下車、出世稲荷神社まで280m、徒歩で約4分
◎都営新宿線「曙橋駅」下車、出世稲荷神社まで850m、徒歩で約12分
自動車を利用
◎カーナビに出世稲荷神社の住所「東京都新宿区余丁町12-7」を入力し検索
駐車場
出世稲荷神社には駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
出世稲荷神社の参拝と見どころ
出世稲荷神社の参拝開始
出世稲荷神社の入口には平成4年(1992年)に造られた「出世稲荷神社」の社号碑があります。鳥居は石造の神明鳥居で鳥居を潜ると正面に社殿があります。鳥居の近くには桜の木が植えられています。
江戸時代の水盤
社殿の前には江戸時代の正徳年間(1711年~1716年)に奉納された水盤が残っています。こちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
社殿・御祭神・ご利益
社殿は昭和20年(1945年)の戦災で焼失し、その後鉄筋コンクリート造で再建されました。
白を基調とした社殿で、御祭神には倉稲魂命がお祀りされています。倉稲魂命は商売繁盛のご利益で有名ですが、こちらの出世稲荷神社では家内安全・火防のご利益でも知られています。
倉稲魂命の「ウカ」は穀物・食物の意味で社殿やお賽銭箱には稲のデザインが施されています。社殿の中央には「出世稲荷神社」の扁額が掛かっています。
社殿の近くには歴史を感じる石碑が並んでいます。
御朱印
御朱印はありません。
出世稲荷神社 | |
住所 | 東京都新宿区余丁町12-7 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎都営大江戸線「若松河田駅」下車、出世稲荷神社まで280m、徒歩で約4分 ◎都営新宿線「曙橋駅」下車、出世稲荷神社まで850m、徒歩で約12分 ■自動車を利用 ◎カーナビに出世稲荷神社の住所「東京都新宿区余丁町12-7」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |