2023年6月5日(月)に東京都台東区浅草橋にある須賀神社に行ってきました。
須賀神社の創建は不詳ですが、約1,400年前の推古天皇9年(600年)にこの地で病が流行した時に村人が牛頭天王を勧請して祠を建てたのが起源と伝わります。
江戸時代の寛永16年(1639年)、当時老中であった松平信網が奉行の神尾元勝や朝倉在重に命じて社殿を造営しました。江戸時代、須賀神社は「牛頭天王社」「天王社」「祇園社」と呼ばれました。
祭礼も盛大に行われ、祭礼では氏子が団子を作り笹の枝に刺して奉納したものを参拝者が持ち帰り厄除けの御守りとしたことから「団子天王」「笹団子天王」とも呼ばれ親しまれていました。
明治元年(1868年)、神仏分離により「須賀神社」に改称しました。
大正12年(1923年)の関東大震災、昭和20年(1945年)の東京大空襲で被害を受けましたが、昭和36年(1961年)に社殿が再建され現在に至ります。
御祭神は素盞嗚尊で、厄除け・縁結び・開運・家運隆昌のご利益で知られています。
今回、実際に須賀神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
須賀神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎JR中央・総武線各停/都営浅草線「浅草橋駅」下車、須賀神社まで110m、徒歩で約2分
自動車を利用
◎カーナビに須賀神社の住所「東京都台東区浅草橋2丁目29-16」を入力し検索
駐車場
須賀神社には駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
須賀神社の参拝と見どころ
鳥居と社号碑
須賀神社は浅草橋駅から徒歩すぐのところに鎮座している神社で、月曜日の午後に参拝するとサラリーマンと思われる参拝者が多く訪れていました。神社の入口には昭和9年(1934年)に建立された鳥居が立ち、手前には「須賀神社」と書かれた社号碑があります。
鳥居を潜ると左に手水舎がありますのでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
神輿庫・江戸時代の阿形狛犬
手水舎近くの建物は神輿庫です。境内の左奥には江戸時代の延享元年(1744年)に奉納された阿形があります(吽形は現存していません)。参拝日には拝殿の改修が行わており境内には作業車が駐まっていました。
社殿・御祭神・ご利益
社殿の前には昭和8年(1933年)に奉納された狛犬一対が鎮座しています。社殿は関東大震災や東京大空襲で被災し、現在の社殿は昭和36年(1961年)に造営されました。御祭神には素盞嗚尊がお祀りされ、厄除け・縁結び・開運・家運隆昌のご利益で知られています。社務所は社殿の右側にあります。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能です。
浅草橋須賀神社(台東区)
息子氏が突然「花火がしたい」と言うので花火問屋のある浅草橋へ。しかし長谷川商店はお休み。調べると6月中旬まで土日はお休みなんだとか。
気を取り直して長谷川商店さんの向かいにある #須賀神社 さまへ。近々例祭があるようでのぼり旗が立っていました😊#御朱印 pic.twitter.com/jglHyHYnWE
— 和 (@Kazma_M13) May 15, 2023
おわりに
須賀神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。須賀神社は約1,400年前に創建された古社で、地域から篤い崇敬と信仰を集めるパワースポットでした。戦災を免れた鳥居、狛犬が残り、社殿も綺麗に維持・管理されていました。浅草橋からすぐ参拝できる須賀神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
須賀神社 | |
住所 | 東京都台東区浅草橋2丁目29-16 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎JR中央・総武線各停/都営浅草線「浅草橋駅」下車、須賀神社まで110m、徒歩で約2分 ■自動車を利用 ◎カーナビに須賀神社の住所「東京都台東区浅草橋2丁目29-16」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |