2023年4月21日(金)に松前郡松前町字松城145にある松前城天守近くに鎮座し縁結びのパワースポットがある松前神社に行ってきました。
松前神社の創建は明治14年(1881年)、旧松前城北の丸に松前藩の祖である武田信広公を御祭神にお祀りして社殿が建立されました。
今回松前神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
松前神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・北海道新幹線、道南いさりび鉄道「木古内駅」下車、函館バス「松前出張所行き」バスに乗車約1時間30分、「松城」バス停下車、松前神社まで700m徒歩約9分
自動車を利用
・カーナビに松前神社の住所「松前郡松前町字松城145」を入力し検索
駐車場
松前神社参拝時は松前城城内、松前城周辺、松前藩屋敷の無料駐車場を利用します。4月下旬から5月中旬にかけて開催されるさくらまつりの期間中は1回500円になり、松前城城内の駐車場は使用不可になります。
松前神社の参拝と見どころ
松前神社の参拝開始
松前神社の入口には江戸時代の天保2年(1831年)と刻印された鳥居があります。元々松前家は寺町の一角に松世祠を設けて武田信広公や代々の神霊を奉斎してきました。明治14年(1881年)に現在地に社殿が造営され創建されますが、鳥居は創建より年代が古いので松世祠の頃に奉納された鳥居かもしれません。鳥居近くには「松前神社」の社号碑があります。
松前神社は旧松前城北の丸に鎮座していますので松前城の三層天守が良く見えます。さくらまつりの時期に参拝に訪れましたので桜がまわりに咲いており素敵な景色が広がっていました。
鳥居の先にある一対の石燈籠は明治7年(1874年)に奉納されたものでこちらも創建年より年代が古いものになります。
立派な手水舎がありますのでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
神明造の社殿と御祭神
朱色の屋根と神明造りが特徴の現社殿は大正12年(1923年)に建立されたものです。御祭神の武田信広公は室町時代の長禄元年(1457年)に発生したアイヌと和人武士団のコシャマインの戦いで勝利に導いた人物で松前藩初代藩主です。
社殿には武田家の家紋である「四つ割菱(武田菱)」が見えます。武田信広公は若狭国の守護大名・武田信賢の子と伝わります。(後世の仮託の可能性あり)
縁結びのパワースポット「縁結びの樹」
社殿の右には「縁結びの樹」があります。
2本の樹が寄り添う姿から縁結びのパワースポットとなっており多くの参拝者が社殿参拝後訪れていました。周囲の桜も満開でよいパワーがいただけそうですね♪
生命力のパワースポット「御座の間匂」
社殿の左には「御座の間匂」と呼ばれる桜があります。明治33年(1900年)頃に植栽されたと推定され、長い間「無名の桜」と呼ばれていました。昭和40年(1965年)に東京都足立区の荒川堤で栽培された品種「御座の間匂」であることが分かりました。強風や老齢化で主幹の腐敗が進み枯れそうになりますが、主幹の途中から根が生え地表に到達し根を張り復活して花を咲かせています。その為生命力のパワースポットと呼ばれています。
御朱印
御朱印は社殿の左にある社務所で書置きを頂くことが可能です。13時頃には書置きの御朱印も残りが少なかったので御朱印を拝受したい方は午前中の参拝をおすすめします。
北海道松前郡にある松前神社の御朱印です。
書置きでいただきました。
松前城のすぐ近くに鎮座しています。
今までで1番行くのが大変だった神社かも。 pic.twitter.com/UsbOymuMEU— 御朱印たまご (@0DVkMoixxZzy1ng) October 11, 2022
おわりに
松前神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。旧松前城北の丸に鎮座し御祭神に松前藩初代藩主・武田信広公をお祀りする神社です。さくらまつりの時期に参拝すると美しい桜を楽しむことができます。境内には縁結びと生命力のパワースポットがあります。御朱印を頂きたい場合は午前中の参拝がおすすめです。見どころいっぱいの松前神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
松前神社 | |
住所 | 松前郡松前町字松城145 |
電話番号 | 0139-42-2032 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・北海道新幹線、道南いさりび鉄道「木古内駅」下車、函館バス「松前出張所行き」バスに乗車約1時間30分、「松城」バス停下車、松前神社まで700m徒歩約9分 ■自動車を利用 ・カーナビに松前神社の住所「松前郡松前町字松城145」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が150台収容できる無料駐車場あり※ ※4月下旬から5月中旬のさくらまつりの期間中は1回500円 |