2022年8月13日(土)に兵庫県明石市魚住町中尾にある明石市のパワースポットで楼門から見る海がインスタ映えすることで有名な住吉神社に行ってきました。
創建は雄略8年(464年)、大阪の住吉大社から住吉大神を勧請したのが始まりと伝わります。大阪の住吉大社より前に神功皇后が住吉大神をお祀りしたことから「住吉神社の発祥の地」と称されています。
境内には江戸時代の寛永4年(1627年)、初代明石城主・小笠原忠真が建立した能舞台が現存しており明石市指定文化財となっています。慶安元年(1648)に建立された楼門も現存しておりこちらも明石市指定文化財です。
今回住吉神社に参拝してきましたので絶景スポットや見どころ、御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
住吉神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・山陽電鉄本線「山陽魚住駅」下車、住吉神社まで450m、徒歩で約6分
・山陽神戸線「魚住駅」下車、住吉神社まで1.5,m、徒歩で約19分
自動車を利用
・カーナビに住吉神社の電話番号「078-946-0417」を入力、または住吉神社の住所「兵庫県明石市魚住町中尾1031」を入力し検索
駐車場
住吉神社には普通自動車が7台駐車可能な無料駐車場があります。土曜日の午前に訪れましたが混雑もなくすぐに駐車できました。
住吉神社の参拝と見どころ
住吉神社の参拝開始
今回の参拝は車で伺いました。参拝者専用の無料駐車場のすぐ近くに朱色が特徴の拝殿があります。
駐車場から石柱を過ぎて右の建物は社務所です。こちらで御朱印やお守りを拝受していただけます。
朱色が鮮やかな拝殿
鮮やかな朱色が美しい拝殿は銅板葺の平入入母屋造で、唐破風の向拝が付いた構造をしています。拝殿前には「縣社 住吉神社」の社号碑や御神燈、奉納絵馬があります。
4棟が一列に並ぶ本殿
拝殿の後方に一間社春日造に軒唐破風の付いた4棟の御本殿が一列に並んでいます。御祭神は第一本殿・底筒男命、第二本殿・中筒男命、第三本殿・表筒男命がお祀りされ、総称して住吉大神(住吉三神)と呼ばれます。第四本殿には息長足姫命(神功皇后)がお祀りされておりその為千木が内削ぎになっています。
御祭神の住吉大神は祓を司り海中から出現されたことから海上安全・交通安全・厄除・開運のご利益で知られています。息長足姫命(神功皇后)は安産祈願・子育大願のご利益があります。
境内末社
本殿の左側には高良神社(御祭神:武内宿禰)、稲荷社(御祭神:稲倉魂命)、神明社(御祭神:天照大神・豊受大神)が鎮座しています。
本殿の左奥には大海社(御祭神:大綿津見命・小綿津見命)、粟島社(御祭神:大己貴命・少彦名命)、天満社(御祭神:菅原道真)、竈神社(御祭神:奥津彦命、奥津姫命)が鎮座しています。
本殿の右側には八幡社(御祭神:応神天皇)が鎮座しています。
「祓除の藤」と「あじさい神苑」
本殿の後方には「祓除の藤」と呼ばれる藤棚があります。藤は住吉大神の神木で、こちらの藤は明治中期頃に植えられました。毎年GW頃になると美しい花を咲かせ参拝者を楽しませています。また境内の西側の松林の中には「あじさい神苑」と呼ばれる紫陽花苑があり、約2500株の紫陽花が季節になると様々な色の花を咲かせます。
江戸時代初期建立の能舞台(明石市指定文化財)
拝殿の前方にある能舞台(明石市指定文化財)は江戸時代の寛永4年(1627年)に初代明石城主・小笠原忠真によって建立されました。明石市では唯一現存している能舞台で大変貴重な建造物です。
江戸時代初期建立の豪壮な楼門(明石市指定文化財)
能舞台の手前にある楼門(明石市指定文化財)も江戸時代の慶安元年(1648年)に建立されました。2階造りの豪華な造りとなっており、慶安元年(1648年)に建立され元禄4年(1691年)に修理されたことが棟札に残っています。楼門の前では一対の狛犬が境内を悪い気から護っています。
楼門からは石鳥居、松林、播磨灘を見ることができます。まるで映画のワンシーンを見ているよう♪
謡曲「高砂」でも詠まれた松林
住吉神社の松林は謡曲「高砂」でも詠まれた松林で、まっすぐ海まで続く参道沿いに見事な松林が並びます。
鳥居越しにみる播磨灘は絶景スポットでパワースポット
鳥居越しに見る播磨灘は日中もすばらしい景色が広がりますが、夕方に播磨灘に沈む夕陽も絶景で最近はインスタ映えすることで人気の撮影スポットとなっています。是非夕方に訪れてみて下さいね♪御祭神の住吉大神は海中から出現されましたので、海から社殿まで続く参道はパワースポットとなっています。
御朱印
御朱印は境内の社務所で直書きで頂くことが可能で、開所時間は午前9時から午後4時30分までです。
御朱印巡り(4月)
明石市 魚住住吉神社#御朱印 pic.twitter.com/wJEfgOPnpW— smile (@thank_you_smile) May 3, 2022
おわりに
住吉神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。境内には江戸時代に建立された貴重な能舞台や楼門が現存しています。また「祓除の藤」や「あじさい神苑」は季節になると美しい花を咲かせ参拝者を楽しませています。鳥居から見る播磨灘はインスタ映えする絶景ポイントで、播磨灘から本殿まで一直線に続く参道はパワースポットです。見どころいっぱいの住吉神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
住吉神社 | |
住所 | 兵庫県明石市魚住町中尾1031 |
電話番号 | 078-946-0417 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・山陽電鉄本線「山陽魚住駅」下車、住吉神社まで450m、徒歩で約6分 ・山陽神戸線「魚住駅」下車、住吉神社まで1.5,m、徒歩で約19分 ■自動車を利用 ・カーナビに住吉神社の電話番号「078-946-0417」を入力、または住吉神社の住所「兵庫県明石市魚住町中尾1031」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が7台駐車可能な無料駐車場あり |