伊佐市の紅葉スポットで東洋のナイアガラ「曽木の滝」の見どころやランチ、所要時間やアクセス・駐車場をご紹介

曾木の滝23
2018年11月23日(金)に鹿児島県伊佐市にある桜や紅葉の名所で東洋のナイアガラと呼ばれている「曽木の滝(そぎのたき)」と「曾木発電所遺構」紅葉のシーズンに行ってきました。
曽木の滝の紅葉は、「日本紅葉の名所100選」にも選ばれており、紅葉の見頃11月下旬~12月上旬になります。

曽木の滝の滝幅は210mで日本一を誇り、高さは12mもあります。
千畳岩と呼ばれる岩肌を豪快に流れ落ちる水流の迫力と轟音から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。
春は桜、夏は水量が増した迫力ある滝、秋は紅葉の名所として鹿児島屈指の観光スポットとなっています。

曽木の滝から約3km離れた場所にある「曾木発電所遺構」は中世のヨーロッパ居城跡のような雰囲気があり、天空の城ラピュタのような景色が人気の観光スポットです。

紅葉の名所である曽木の滝と曾木発電所遺構を見に行ってきましたので見どころや所要時間、アクセスや駐車場等をわかりやすくご紹介したいと思います。

「曽木の滝」へのアクセス・駐車場

自動車を利用

・カーナビに曽木の滝観光案内所の電話番号「0995-28-2600」を入力

駐車場

曽木の滝にはお食事処・お土産店の近くの第一駐車場(収容98台)とその隣に第二駐車場(収容84台)があり、駐車料金は無料です。
紅葉のシーズンでしたので午前中の早い時間は混雑もなく駐車できましたが、午後からは駐車場待ちが発生していました。
曽木の滝1

曽木の滝の見どころ

曽木の滝の見学開始

第一駐車場に車をとめて曽木の滝へ向かいます。
曾木の滝周辺は曾木の滝公園として整備されており、多くの紅葉が色づいていました。
曽木の滝3

紅葉を眺めながら道なりに進むと曾木の滝が見えてきます。
曽木の滝をベストスポットから見るため滝展望台に向かいます。
曽木の滝7

日本一の滝幅を誇る「曾木の滝」

滝展望台からの曾木の滝は豪快で迫力があり、マイナスイオンをたっぷり感じます。
視界いっぱいに広がる滝の幅は210mで日本一を誇ります。高さも12mあります。
曽木の滝15

ドクロ岩

滝展望台からはドクロ岩と呼ばれるドクロそっくりの岩も見ることができます。
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カッパ石・力石

新納忠元(にいろただもと)の家来で関ヶ原でも活躍した「押川強兵衛(おしかわごうべえ)」所縁の「カッパ石」「力石」があります。
カッパ石は強兵衛が幼少のころ水練の休憩中に岩で休んでいるとカッパと間違われたとの逸話が残っています。
また3つ並ぶ屋形の巨石は強兵衛が並べたと伝わり、力石と呼ばれています。
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新納忠元と豊臣秀吉の逸話が残る観音淵と歌碑

カッパ石・力石の近くには「観音淵(かんのんふち)」と呼ばれる淵があります。
豊臣秀吉の九州征伐時に徹底抗戦を主張した島津家家臣・新納忠元という武将がいました。
秀吉が島津義久(しまづよしひさ)と和睦し、帰京する際に曾木の滝を訪れました。
その時、忠元は秀吉に隙があれば観音淵に突き落とそうと画策しますが、それを見抜いた秀吉が忠元の袖を一時も離さず、忠元が秀吉の人の心を見抜く力に敬服したと伝わる場所です。
曽木の滝25

曽木の滝近くにある歌碑には「もののふの昔がたりを曽木の滝 水のしぶきにぬれつつぞ聞く(訳:曽木の滝の水しぶきに濡れながら武士の昔話を聞く)」とあります。
この歌はNHKの連続テレビ小説「花子とアン」で有名な女流歌人の柳原白蓮(やなぎはらびゃくれん)がこの地を訪れ、新納忠元と豊臣秀吉の逸話を聞いた後に詠んだものが歌碑となっています。
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スケルトン展望台

曽木の滝には床が透明なスケルトン展望台もあります。
私は高所恐怖症ではありませんが、結構スリルを感じました。
床の下では豪快で激しい水流が水しぶきを上げていました。
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紅葉が美しく縁結びのご利益がある清水神社

曾木の滝公園内には縁結び・安産・文筆のご利益がる清水神社があります。
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最近は縁結びで有名で、ハート形の絵馬に願い事を書く人が絶えません。
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清水神社は多くの紅葉に囲まれており見事な景色です。
神社の窓越しに見る紅葉はなんとも言えない風情があって私のいちおしスポットです。
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神社は小高い丘の上に建っており、下から見上げて紅葉と神社の景色を楽しむのもおすすめ!
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天空の城ラピュタの世界「旧曽木発電所跡」

清水神社の下の道を進むと旧曽木発電所跡の水路跡が見えてきます。
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洞窟に探検に行くようでわくわくします♪
トンネル内はひんやりとして夏は涼しいだろうと思います。
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トンネルを抜けると天空の城ラピュタのような別世界が広がります!
和歌山の友ヶ島のような雰囲気で、ノスタルジックな気持ちになります。
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丸い穴からは新曽木大橋が見えます、こちらは一枚の絵画のよう!
鎌倉の明月院を思い出しました。
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なりざわさんの鯉定食

曾木の滝公園を見学した後は鯉料理で有名な「なりざわ」さんで昼食をいただきました。
曽木の滝2

なりざわさんでは鯉料理がいただけます。
特に鯉のあらいと鯉こくが絶品で、今回は鯉定食(1,100円)をいただきました。
鯉のあらいがついた定食でこの値段は本当に安いと思います、味も絶品です!20181123_soginotaki (39)

曾木の滝と是非一緒に見ておきたい「曾木発電所遺構」

曽木の滝から1.5km下流の場所に明治42年(1909年)に建造されたレンガ造りの「曾木発電所遺構」があります。
曾木の滝からは3km、車で約5分の場所にある曾木発電所遺構には無料で広い駐車場が用意されているので便利です。
曾木発電所遺構1

駐車場から少し歩くと突然視界が開けて素晴らしい景色が広がります。
中世ヨーロッパのレンガ造りの居城跡のような建物で、こちらでも天空の城ラピュタを思い出しました。
渇水期の5月~9月になると建物すべてが湖底から姿を現します。
10月~4月は水位が上がって建物の一部しか見えませんが、それはそれで美しいと思います。
曾木発電所遺構2

こちらが湖面からすべて姿を現した曾木発電所遺構でレンガ造りの雰囲気が素敵な建物です。
曾木発電所遺構3

おわりに

曽木の滝所要時間ですが、ゆっくり見学した場合で約1時間20分曾木発電所跡を含めると約2時間でした。
曽木の滝を見学してみて、日本一の滝幅を誇る滝は豪快で迫力があり見事で、滝近くのドクロ岩も見どころです。
新納忠元と豊臣秀吉の逸話が残る観音淵、カッパ石・力石、スケルトン展望台も観光スポットとなっています。
紅葉が美しく彩る縁結びで有名な清水神社や、天空の城ラピュタの世界が広がる旧曽木発電所跡、曾木発電所遺構は必見です。
見どころいっぱいの曽木の滝と曾木発電所跡に是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

曽木の滝(そぎのたき)
住所 鹿児島県伊佐市大口宮人628-41
電話番号 0995-28-2600(曽木の滝観光案内所)
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
見学料 無料
アクセス ■自動車を利用
・カーナビに曽木の滝観光案内所の電話番号「0995-28-2600」を入力
駐車場 無料で駐車可能な第一駐車場(収容98台)、第二駐車場(収容84台)あり