2020年10月24日(土)に岩手県遠野市にある牧歌的な遠野の原風景が見どころの山口の水車にいってきました。
かつては農作物の脱穀や製粉で使用されていた水車で現在も使用することができます。
遠野の牧歌的な雰囲気を感じられる風景のシンボルで、遠野の人気の観光スポットのひとつとなっています。
今回山口の水車に観光してきましたので見どころやアクセス、駐車場や周辺の観光地等をご紹介したいと思います。
山口の水車の所要時間ですが、ゆっくり見学した場合で約10分でした。
「山口の水車」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR線「遠野駅」下車⇒土淵線(恩徳行)バスに乗車し「山口バス停」下車⇒山口の水車まで900m・徒歩で約10分
・JR線「遠野駅」下車⇒山口の水車までタクシーで9.7km・約14分
自動車を利用
・カーナビに山口の水車の住所「岩手県遠野市土淵町山口2地割1」を入力
駐車場
山口の水車には普通車が5台程度駐車可能な無料駐車場に駐車して向かいます。
山口の水車は駐車場のすぐそばにあります。
山口の水車
山口の水車で、直径約2mの水車が常時回転しており、コトコトと心地よい音を周囲に響かせています。
水車小屋は藁ぶき屋根で、田園風景と相まって遠野の牧歌的が感じられる人気の観光スポットです。
かつて水車は共同で農作物の脱穀や製粉に使用されており、現在でもこちらの水車は使用されています。
有名な観光スポットですが混雑もしておらずゆっくり見学することが可能です。
水車の音が心地よく癒されました。
周辺の観光地のご紹介
佐々木喜善(きぜん)の生家
山口の水車から徒歩で500m・約5分のところに『遠野物語』を柳田國男に書くきっかけを与えた佐々木喜善の生家があり、柳田國男もこちらの家を訪れました。
佐々木喜善はこの家で家族から『遠野物語』の元となる民話を家族から聞きながら育ちました。
現在も佐々木家の方々が住まわれているので一般公開はされていませんが、遠野観光で訪れたい観光スポットの一つです。
薬師堂の鳥居
山口の水車から徒歩で200m・約2分のところに薬師堂の鳥居があります。
薬師堂の鳥居付近も遠野の原風景が残っており観光スポットのひとつです。
河童淵
山口の水車から徒歩で400m・約4分のところに河童淵があります。
山口集落には古くから河童の話が伝わっており、『遠野物語』の第58話でも山口の河童の話が出てきます。
ここにいた河童がいたずらで馬を川に引きずり込もうとしたが逆に力負けし村人につかまりました。
その後、河童はいたずらをしないことを村人に約束し上流の相沢の滝に移り住んだと伝わります。
河童の伝説は常堅寺のカッパ淵にも残っています。
デンデラ野
山口の水車から徒歩で900m・約10分のところに遠野の姥捨て伝説が残るデンデラ野があります。
デンデラ野の姥捨てに関する記述は『遠野物語』の第111章「ダンノハナと蓮台野」で紹介されており、遠野の伝説の場所の一つで観光スポットのひとつとなっています。
デンデラ野には小屋のレプリカも建造されており、当時の雰囲気を感じることができます。
山口の水車 | |
住所 | 岩手県遠野市土淵町山口2地割1 |
営業時間 | 終日可能 |
休日 | 年中無休 |
見学料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・JR線「遠野駅」下車⇒土淵線(恩徳行)バスに乗車し「山口バス停」下車⇒山口の水車まで900m・徒歩で約10分 ・JR線「遠野駅」下車⇒山口の水車までタクシーで9.7km・約14分 ■自動車を利用 ・カーナビに山口の水車の住所「岩手県遠野市土淵町山口2地割1」を入力 |
駐車場 | ・山口の水車側に普通車が5台駐車可能な無料駐車場あり |