2021年6月18日(金)に神奈川県横浜市西区にある横浜総鎮守で関東のお伊勢さまとして、また横浜のパワースポットとして有名な伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)にいってきました。
横浜では皇大神宮とも呼ばれ、春になると横浜の桜の名所としても有名で、社紋は桜の花となっています。
創建は明治3年(1870年)、神奈川県によって横浜の町や港の総鎮守として、伊勢神宮から勧請し創建されました。
関東のお伊勢さまとして信仰をあつめており、現在の本殿は伊勢神宮の内宮の旧西宝殿がそのままの姿で移築されたものでとても貴重で重要な建造物です。
ご祭神は三重県の伊勢神宮と同じで、日本神話に出てくる高天原の神々の中で最高神であり太陽の神である「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」が祀られています。
ご利益は国に平和と繁栄、導きをもたらす神様であることから、開運・勝運・仕事運・立身出世があります。
今回伊勢山皇大神宮に参拝してきましたのでパワースポットや見どころ、駐車場等をご紹介したいと思います。
伊勢山皇大神宮の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
「伊勢山皇大神宮」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR、市営地下鉄線「桜木町駅」下車⇒伊勢山皇大神宮まで600m・徒歩約7分
・京浜急行線「日ノ出町駅」下車⇒伊勢山皇大神宮まで800m・徒歩約10分
・みなとみらい線「みなとみらい駅」下車⇒伊勢山皇大神宮まで1.1km・徒歩約14分
・市営バス「戸部1丁目バス停」下車⇒伊勢山皇大神宮まで200m・徒歩約3分
・市営バス「紅葉坂バス停」下車⇒伊勢山皇大神宮まで400m・徒歩約5分
自動車を利用
・カーナビに伊勢山皇大神宮の電話番号「045-241-1122」を入力
駐車場
伊勢山皇大神宮には25台駐車可能な無料駐車場があります。
こちらが境内入り口ですが、左の石段が表参道、右が駐車場入り口となります。
平日の午後に参拝に訪れた際は写真の通り半数以上の駐車場の空きがありました。
駐車場の広く、駐車しやすいです。
※ただし七五三やお正月は駐車は難しいので近隣の有料パーキングの利用も検討する必要があります。
「伊勢山皇大神宮」の参拝と見どころ
伊勢山皇大神宮は桜や紫陽花の花の名所
表参道から石段を登ると、参道の両隣は緑があふれ、都会のオアシスとなっています。
春になると桜が咲き誇り、訪れる参拝者を楽しませてくれます。
桜の見頃は、例年3月下旬から4月上旬頃となっています。
参拝時は6月でしたので境内が紫陽花によって彩られていました。
伊勢山皇大神宮は横浜の桜の名所として有名ですが、紫陽花の名所だと思います。
手水舎も大きく色とりどり紫陽花が参拝者を楽しませてくれます。
本殿は伊勢神宮からそのまま移築されたパワースポット
石段を登ると本殿前に到着します。
登りやすい石段でそれほど段数もありませんので本殿までのアクセスは容易です。
本殿前も春になると桜に彩られますので桜の景色を楽しむことができます。
本殿は平成30年(2018年)に三重県の伊勢神宮の内宮・皇大神宮の西宝殿で実際に用いられていたものがそのまま伊勢山皇大神宮の本殿として移築されました。
本殿は千木と六本の堅魚木と茅葺の屋根が特徴で、神代の神殿造りを忠実に再現しています。
伊勢神宮からそのままの姿で移築されるのは大変珍しく、関東のお伊勢さまとして横浜のみならず周辺からより一層の篤い信仰を集めており、またパワースポットとなっています。
奈良県の三輪山から勧請された大神神社はパワースポット
境内には奈良県の三輪山をご神体とする大神神社から勧請された大神神社があります。
奈良県の大神神社は古来からのパワースポットとして有名ですが、そこから勧請されていますので同様にパワースポットとなっています。
ご祭神は国造りの神様である大物主大神が祀られており、産業、 医薬、治病、方除等、生活全般のご利益があります。
境内社の杵築宮もご利益いっぱい
大神神社の隣には境内社の「杵築宮(きづきのみや)」があります。
ご祭神は、伊勢神宮の外宮のご祭神である「豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)」、この地域の氏神様の「子之大神」、安産と子育ての女神様である「姥之大神」が祀られています。
ご利益は、豊受姫大神が五穀豊穣・商売繁盛・開運厄除、子之大神が商売繫盛・縁結び、姥之大神が安産と子育てのご利益があります。
境内からは横浜ランドマークタワーや街が一望
杵築宮付近からの景色です。
正面に見えるのが横浜のランドマークタワーで、その手前の建物は大正15年(1926年)に建立された「照四海」と呼ばれる常夜灯です。ランドマークタワーと常夜灯の組み合わせが素敵ですね!
また境内は伊勢山の丘にあることから横浜の街を一望できる絶景スポットとしても人気です。
その左となりが社務所になり、御朱印をいただくことができます。
オリジナル御朱印帳と創建150年奉祝大祭の限定御朱印
オリジナル御朱印帳は、初穂料2,000円(御朱印代込)で、三代目・歌川広重が浮世絵で描いた境内の様子や、明治時代の横浜港や鉄道の様子を描いた御朱印帳となっています。
7/25 横浜へ行ってきました🏙伊勢山皇大神宮で御朱印帳を買いました⛩裏と表で雰囲気が違う御朱印帳って珍しい✨私は裏の薄ピンクな方が好みです😊素敵な御朱印✨ pic.twitter.com/YF6fvSbXuQ
— miyumiyu (@miyumiyu0131) July 26, 2019
また、御朱印は通常のものに加え令和3年限定創建150年奉祝大祭ご朱印2種類が初穂料500円で拝受することができます。
横浜市西区の「伊勢山皇大神宮」です。
2018年3月16日以来2度目の参詣です。
御朱印は、「夏詣」(金魚鉢)と創建150年奉祝大祭の限定御朱印です。
途中、菊田神社に寄って桜木町駅から坂道を登りました。越谷からは遠かったです。 pic.twitter.com/Oks0hOxE4W— 御朱印はじめました (@sainokunihirosi) August 3, 2021
おわりに
伊勢山皇大神宮に参拝してみて、桜木町近くにあるにも関わらず緑豊かで都会のオアシスのような場所でした。
春には桜の名所として、6月に参拝したときは紫陽花が境内を色鮮やかに彩っていました。
本殿は伊勢神宮で使用されたものをそのまま移築・利用している大変珍しいもので、関東のお伊勢さまとして周辺地域から篤い信仰を集めています。
オリジナルの御朱印帳や創建150年奉祝大祭御朱印もおすすめです。
見どころいっぱいの伊勢山皇大神宮にぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。
伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう) | |
住所 | 神奈川県横浜市西区宮崎町64 |
電話番号 | 045-241-1122 |
拝観日時 | 午前6時~午後7時 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・JR、市営地下鉄線「桜木町駅」下車⇒伊勢山皇大神宮まで600m・徒歩約7分 ・京浜急行線「日ノ出町駅」下車⇒伊勢山皇大神宮まで800m・徒歩約10分 ・みなとみらい線「みなとみらい駅」下車⇒伊勢山皇大神宮まで1.1km・徒歩約14分 ・市営バス「戸部1丁目バス停」下車⇒伊勢山皇大神宮まで200m・徒歩約3分 ・市営バス「紅葉坂バス停」下車⇒伊勢山皇大神宮まで400m・徒歩約5分 ■自動車を利用 ・カーナビに伊勢山皇大神宮の電話番号「045-241-1122」を入力 |
駐車場 | 境内に25台駐車可能な無料駐車場あり |