所要時間1時間10分!徳川三代将軍「家光公」の廟所で見どころは5つの門と権現造の社殿で紅葉のスポット!「日光山輪王寺大猷院(にっこうさんりんのうじたいゆういん)」

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2020年11月14日(土)に栃木県日光市にある徳川三代将軍「徳川家光公」が祀られており黄金建築が見事大猷院(たいゆういん)」に行ってきました。
大猷院は「日光東照宮」の側にありますが、日光東照宮のみ参拝して意外と訪れたことのない方もいるかと思います。

大猷院には22件の国宝と重要文化財があり、京都の「鹿苑寺金閣」、平泉の「中尊寺金色堂」と並ぶ有名な黄金建築の一つとなっています。

祖父である「徳川家康公」が祀られている日光東照宮を凌いではならないとの配慮により、煌びやかな黄金を用いつつ、黒を基調とした控えめで落ち着きある建物となっています。

見どころ重要文化財に指定されている5つの門「仁王門」「二天門」「夜叉門」「唐門」「皇嘉門」国宝に指定されている権現造の社殿「拝殿・相の間・本殿」です。

今回紅葉の季節に大猷院に参拝してきましたので見どころや紅葉のスポットを参拝ルート順にご紹介したいと思います。

大猷院所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約1時間10分でした。

大猷院へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

大猷院へは「世界遺産めぐりバス」、または「路線バス」のどちらかを利用します。
「世界遺産めぐりバス」は1日の乗降は自由で500円、「路線バス」は片道320円ですので「世界遺産めぐりバス」の方がお得です!

世界遺産めぐりバス

世界遺産めぐりバスは「JR日光駅 みどりの窓口」または「東武日光駅ツーリストセンター」で購入することが可能です。
・JR日光駅(1A乗り場)で乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分
・東武日光駅(2C乗り場)で乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分

路線バス

・JR日光駅(1A乗り場)で「湯元温泉(中禅寺温泉経由)行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
・JR日光駅(1B乗り場)で「奥細尾・清滝・やしおの湯行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
・東武日光駅(2A乗り場)で「湯元温泉(中禅寺温泉経由)行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
・東武日光駅(2B乗り場)で「奥細尾・清滝・やしおの湯行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)

自動車を利用

・カーナビに「0288-53-1567」を入力。

駐車場

大猷院近くには収容台数100台1回500円で駐車可能「日光二荒山神社本社駐車場」があります。
土曜日の10時頃参拝した際、3割程度空きがありました。
利用時間は下記の通りです。
・4月1日~10月31日:8:00~17:00
・11月1日~3月31日:9:00~16:00

大猷院寺の参拝と見どころ

左が「大猷院」、右が「二荒山神社」です。
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「大猷院」入口で拝観券を購入します。
今回参拝する「大猷院」だけですと、「単独拝観券(大猷院券)」(大人:550円、小中学生:250円)少し離れた場所にある三仏堂も拝観するなら「輪王寺券(三仏堂・大猷院)」(大人:900円、小中学生:400円)がお得です※。
※三仏堂単独拝観券は400円ですのでセット券の方が50円お得になります。
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「阿吽の呼吸」の由来となった仁王像が安置「仁王門」

大猷院の拝観券を購入し、まず最初に見えてくるのが国指定重要文化財「仁王門」です。
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仁王門の右側には口を大きく開いている「阿形(あぎょう)」像、左側に口を閉じている「吽形(うんぎょう)」像が安置されています。
有名な「阿吽の呼吸」はこちら2体の仁王像が語源であると言われています。
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日光で一番大きな門「二天門」は紅葉の撮影スポット

次に見えてくるのが国指定重要文化財「二天門(にてんもん)」で、世界遺産日光の境内の中で一番大きな門となっています。
かつて10万石以下の大名は、二天門から先に進むことは許されていませんでした。
こちらは紅葉の時期には美しく彩られ、紅葉の撮影スポットとなります。
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二天門は金と黒を多用し、豪華で迫力ある門の中にも重厚で落ち着いた雰囲気を感じることができます。
左に「持国天(じこくてん)」、右に「増長天(ぞうちょうてん)」が安置されていることから二天門と呼ばれています。
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増長天です。
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持国天です。
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石段を登って上へと進みます。
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「展望所」から石灯篭を望む

石段途中にある「展望所」です。
眼下には石の灯籠が並んでいますが、この灯籠は二天門から先に進むことのできなかった大名の献上品です。
美しい庭と規則正しく配置されている灯籠は見ごたえがあります。
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豪華絢爛な「鼓楼」と「鐘楼」

先に進むと正面に豪華絢爛な「夜叉門(やしゃもん)」、左側に「鼓楼(ころう)」、右側に「鐘楼(しょうろう)」が見えてきます。
いずれも国指定重要文化財で、「鼓楼」には大きな太鼓、「鐘楼」には釣鐘が納められており、法要の際それぞれ打ち鳴らされました。
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別名「牡丹門」とも称される「夜叉門」

「阿跋摩羅(あばつまら)、毘陀羅(びだら)、烏摩勒伽(うまろきゃ)、犍陀羅(けんだら)」の4体の夜叉が門に安置されていることから夜叉門と呼ばれています。
夜叉門には4体の夜叉の周りに牡丹や唐草模様の彫刻が多くみられることから、別名「牡丹門」とも呼ばれます。
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阿跋摩羅です。牡丹や唐草模様の彫刻が多くみられます。白虎の毛皮を腰に巻いているのが特徴です。
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毘陀羅です。ナマズの膝当てと靴を履いているのが特徴です。
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烏摩勒伽です。全国でも珍しい仏像で左手に弓を持ち、右手には矢を持っています。
右手の矢は正月の縁起物として授与される破魔矢の原点になったとも言われています。
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犍陀羅です。右手にこん棒を持ち、お洒落な靴を履いているのが特徴です。
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丹頂鶴、白龍の彫刻が見事な「唐門」

国指定重要文化財の「唐門(からもん)」です。
門前にある左右の大きな灯籠は徳川御三家(紀州・水戸・尾張)からの献上品です。
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豪華な黄金で彩られており、軒下には丹頂鶴、白龍、玉垣にはたくさんの鶴、左右の壁には秋の七草が彫刻されています。
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権現造りの国宝「拝殿・相の間・本殿」

唐門を進むと国宝「拝殿・相の間・本殿」があります。
「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる拝殿・相の間・本殿と連なる独特な建造物の構造をしています。
内部は拝観可能で徳川家光公が着用した鎧や別名「金閣殿」とも呼ばれる豪華絢爛な内部の様子を見ることができます。
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別名「竜宮門」とも称される「皇嘉門」

「拝殿・相の間・本殿」拝観後、順路に沿って進むと国指定重要文化財「皇嘉門(こうかもん)」が見えてきます。
こちらの門の先に家光公御廟がありますが非公開となっています。
中国明朝様式の竜宮造りで、別名「竜宮門」とも呼ばれています。
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おわりに

今回大猷院を参拝してみて、国宝や重要文化財にも指定されている黄金建築の素晴らしさに感動しました。
最初の門の仁王門の2体の仁王像は「阿吽の呼吸」の語源になったと言われています。
次の二天門は世界遺産日光の境内の中で一番大きな門で紅葉の撮影スポットでもありました。
展望所から望む多数の石灯篭や、大きな鼓楼や鐘楼も見ごたえがありました。
別名「牡丹門」とも称される夜叉門も豪華絢爛で4体の夜叉や牡丹、唐草模様も見ごたえがあります。
権現造りの国宝「拝殿・相の間・本殿」は黄金建築の粋を感じられ、別名「竜宮門」とも称される皇嘉門も見ごたえがありました。
日光東照宮と同じ位見ごたえがたくさんある大猷院に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

大猷院(たいゆういん)
住所 栃木県日光市山内2300
電話番号 0288-53-1567
拝観日時 4月〜10月:午前8時〜午後5時
11月〜3月:午前8時〜午後4時
休日 年中無休
拝観料金 大人:550円、小中学生:250円
アクセス ■交通機関の場合
【世界遺産めぐりバス】
・JR日光駅(1A乗り場)で乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分
・東武日光駅(2C乗り場)で乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分
【路線バス】
・JR日光駅(1A乗り場)で「湯元温泉(中禅寺温泉経由)行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
・JR日光駅(1B乗り場)で「奥細尾・清滝・やしおの湯行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
・東武日光駅(2A乗り場)で「湯元温泉(中禅寺温泉経由)行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
・東武日光駅(2B乗り場)で「奥細尾・清滝・やしおの湯行き」に約7分乗車し、「大猷院 二荒山神社前」下車後徒歩約5分(320円)
■自動車の場合
カーナビに「0288-53-1567」を入力
駐車場 収容台数100台で1回500円の有料駐車場あり(日光二荒山神社本社駐車場)