【和歌山県】聖天宮法輪寺の境内にあり十日えびすで有名な「東の宮恵美須神社」!見どころや御朱印、アクセス・無料駐車場をご紹介

東の宮恵美須神社1
2023年9月18日(月)に和歌山県和歌山市吉田にある聖天宮法輪寺の境内にあり十日えびすで有名東の宮恵美須神社に行ってきました。

東の宮恵美須神社は昭和23年(1948年)、友田町4丁目に創建されました。

昭和24年(1949年)、戦災で本堂を残し焼失した聖天宮法輪寺の住職に要請し現在地(聖天宮法輪寺の境内)への遷宮が実現しました。

御祭神には「えびす様」の名前で知られる事代主神ことしろぬしのかみと「だいこく様」の名前で知られる大國主神おおくにぬしのかみがお祀りされています。

ご利益事代主神ことしろぬしのかみ漁業豊漁・海上安全・商売繁盛大國主神おおくにぬしのかみ良縁祈願・夫婦和合・病気平癒等が有名です。

東の宮恵美須神社では商売繁盛を願う「十日えびす」が例年1月9日(宵ゑびす)、10日(本ゑびす)、11日(残りゑびす)の3日間行われ、縁起物の福笹ざさや熊手などを求めて参拝客で大変賑わいます。

今回、実際に東の宮恵美須神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

東の宮恵美須神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎JR線「和歌山駅」下車、東の宮恵美須神社まで650m、徒歩で約9分

自動車を利用

◎カーナビに東の宮恵美須神社の電話番号「073-433-0454」を入力、または東の宮恵美須神社の住所「和歌山県和歌山市吉田495番地」を入力し検索

駐車場

東の宮恵美須神社には普通自動車が約3台駐車可能な無料駐車場があります。

東の宮恵美須神社の参拝と見どころ

東の宮恵美須神社の参拝開始

東の宮恵美須神社は聖天宮法輪寺の境内に昭和24年(1949年)に遷宮されました。入口には「東の宮神社」と「聖天宮法輪寺」の石碑が立っています。参拝者専用駐車場はここから境内に進んだ社務所前にあり普通自動車が約3台駐車可能です。
東の宮恵美須神社1

開運辨財天

境内に入り右に朱塗りの鳥居があり、その先に「開運辨財天」がお祀りされています。辨財天は金運向上・商売繫盛・諸芸上達のご利益で知られています。
東の宮恵美須神社2

願掛不動明王

開運辨財天の左には「願掛不動明王」が安置されています。柄杓で水を掬い不動明王に祈願しながら水をかけると願いが成就するといわれます。コロナ感染防止のため柄杓は撤去されていましたので心の中で願いを祈願してきました。
東の宮恵美須神社4

十二各支守護本尊

願掛不動明王の左には「十二各支守護本尊」が安置され、祈願すると諸災消滅・交通安全・福寿増長のご利益があるといわれます。東の宮恵美須神社18

厄除地蔵尊

十二各支守護本尊の向かいには樹木が生い茂り、その下には「厄除地蔵尊」が安置されています。
東の宮恵美須神社5

十二各支守護本尊の横には石畳の参道が奥へと続きます。参道には明神鳥居2基が立っており、一の鳥居の後ろでは阿吽狛犬が境内を悪い気から守っています。
東の宮恵美須神社6

イノシシ像・庚申塔・楠珺大神・豊龍大神・八王大龍神・八幡大菩薩・天満天神

参道の途中の右側には、かわいいイノシシ像の椅子、三猿の庚申塔が安置されています。その周辺には楠珺大神、豊龍大神・八王大龍神、八幡大菩薩、天満天神がお祀りされています。

稲荷社

参道を直進して突き当りには稲荷社があります。朱塗りの鳥居の前には目が描かれていない不思議な造形のお狐様がおられます。社殿の中にも多くのお狐様が鎮座しています。
東の宮恵美須神社13

法輪寺本堂

稲荷社の隣の建造物は法輪寺本堂で「和歌山西国霊場 17番札所霊場法輪寺」の木札が掛かっています。本堂は法輪寺で戦災を免れた唯一の建築物で、本堂に安置されている歓喜天尊も往時の姿で現存しています。紀州藩11代藩主・徳川斉順とくがわなりゆき公が歓喜天尊に祈願して子供(江戸幕府14代将軍・徳川家茂とくがわいえもち公)を授かったことから子授かりのご利益で知られます。
東の宮恵美須神社14

「東の宮恵美須神社」の社殿・御祭神・ご利益

法輪寺本堂の左に「東の宮恵美須神社」の社殿があります。御祭神には「えびす様」の名前で知られる事代主神ことしろぬしのかみと「だいこく様」の名前で知られる大國主神おおくにぬしのかみがお祀りされ、えびす様が漁業豊漁・海上安全・商売繁盛だいこく様が良縁祈願・夫婦和合・病気平癒ご利益で有名です。
東の宮恵美須神社15

社務所と「十日えびす」

東の宮恵美須神社では商売繁盛を願う「十日えびす」が例年1月9日~11日の3日間行われ縁起物の福笹ざさや熊手などを求めて多くの参拝客が訪れます。また十日えびすの期間中、恵美須さまの総本宮で島根県松江市に鎮座する美保神社の宮司が「悪斬あくぎりの舞」を披露しています。
東の宮恵美須神社16

御朱印

御朱印はありません。

おわりに

東の宮恵美須神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。「東の宮恵美須神社」は昭和24年(1949年)に聖天宮法輪寺の境内に遷宮された神社で、「十日えびす」で有名です。例年1月9日~11日にかけて行われる十日えびすには約8万人の参拝者が訪れます。境内は神仏習合した空間で綺麗に整備・維持されており心地良かったです。見どころいっぱいの東の宮恵美須神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

東の宮恵美須神社
住所 和歌山県和歌山市吉田495番地
電話番号 073-433-0454
営業時間 午前9時~午後5時
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎JR線「和歌山駅」下車、東の宮恵美須神社まで650m、徒歩で約9分
■自動車を利用
◎カーナビに東の宮恵美須神社の電話番号「073-433-0454」を入力、または東の宮恵美須神社の住所「和歌山県和歌山市吉田495番地」を入力し検索
駐車場 普通自動車が約3台駐車可能な無料駐車場あり

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