2023年4月7日(金)に鹿児島県指宿市開聞仙田にある川上神社に行ってきました。川上神社は枚聞神社の摂社で唐船峡に鎮座する神社です。唐船峡そうめん流しに来て見たことがある方もいると思います。
余談ですが、鹿児島では人工的流水でそうめんを食べるので「そうめん流し」、竹樋を使った自然水流で食べるのを「流しそうめん」と区別しているようです。
川上神社は平安時代の延久4年(1072年)に創建され、天和3年(1683年)に石祠に造り替えられた神社で古来より枚聞神社の境外に鎮座する摂社でした。
枚聞神社の大神の神前に朝夕献供する御饌の水源地として特に清浄に管理されてきました。神社の周囲からは絶えず清泉が湧出し、下流域の住民の飲料水や田畑の灌漑用水として利用されてきました。
御祭神は灌漑の水の源を司る弥都波能売神で、水難・水害の防止の守護神としてこの辺り一帯の住民から篤い崇敬と信仰を集めてきました。
今回実際に川上神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
川上神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR指宿枕崎線「開門駅」下車、川上神社まで2.7km、徒歩で約34分
自動車を利用
・カーナビに「指宿市営唐船峡そうめん流し」の電話番号「0993-32-2143」を入力
駐車場
川上神社を参拝する場合「指宿市営唐船峡そうめん流し」の無料駐車場に駐車します。普通自動車470台駐車可能で、お盆や特別な日以外は駐車場に困ることはないと思います。
川上神社の参拝と見どころ
川上神社の参拝開始
「指宿市営唐船峡そうめん流し」の駐車場から階段を下ると川上神社の入口の鳥居が見えてきます。周囲一帯は真夏でもひんやりとしています。鳥居と社殿は鮮やかな朱色、周囲は緑の木々に包まれておりコントラストが美しいです。
神社の周囲には清泉が湧出し、今まで参拝した神社の中で一番水の透明度が高いです。枚聞神社の大神の神前に朝夕献供する御饌の水源地として特に清浄に管理されてきました。御祭神は水を司る弥都波能売神で、周囲の住民から篤い崇敬と信仰を集めてきました。
清泉には珍しいチョウザメが気持ちよさそうに泳いでいます。
鳥居は明神鳥居で「川上大明神」と書かれた扁額がかかっています。社殿まで橋がかかっており渡ることができます。
社殿の前には昭和45年(1970年)に建立された「魚魂慰霊碑」が建っています。
川上神社から唐船峡そうめん流しを見たところで、神社が隣接しています。
参拝後は唐船峡そうめん流しへ
参拝後、唐船峡そうめん流しへ向かいました。
そうめん流しは人工的流水でそうめんを流して食べます。唐船峡そうめんのつゆは普通のそうめんのつゆより少し甘くて私は大好きな味です。取り寄せもできるので毎年夏になると取り寄せています♪ネギとワサビは小皿で持ってきてくれるので適量を入れていただきます。
私はいつもA定食(鯉のあらい付)1,680円を注文します。そうめんの他におにぎり、マスの塩焼き、鯉のあらいが付いてきます。
唐船峡の鯉のあらいは臭みもなくて、甘めの酢味噌との相性も抜群です!本当においしくていつも3皿以上は食べます。鯉のあらいは500円で1皿追加できます。絶品ですので是非食べてみて下さいね♪
御朱印
御朱印はありません。
おわりに
川上神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約5分でした。枚聞神社の摂社で唐船峡に鎮座する川上神社の空気や水は清浄で癒されました。神社の周囲には清泉が湧出し、透明度の高い池では珍しいチョウザメが泳いでいました。隣接する唐船峡そうめん流しはどれもおいしいですが私の一押しは鯉のあらいです。川上神社と唐船峡そうめん流しに是非一訪れてみて下さいね♪
川上神社 | |
住所 | 鹿児島県指宿市開聞仙田 |
電話番号 | 0993-32-2143 |
営業時間 | 午前10時~午後3時(唐船峡そうめん流し) |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・JR指宿枕崎線「開門駅」下車、川上神社まで2.7km、徒歩で約34分 ■自動車を利用 ・カーナビに「指宿市営唐船峡そうめん流し」の電話番号「0993-32-2143」を入力 |
駐車場 | 普通自動車が470台駐車可能な無料駐車場あり |