2021年12月5日(日)に千葉県松戸市松戸にある松戸市の総鎮守で水戸黄門にゆかりのある神社として有名な松戸神社(まつどじんしゃ)にいってきました。
創建は江戸時代初期の寛永3年(1626年)で、創建当初は「御嶽大権現」と呼ばれていました。
松戸神社は江戸と水戸をつなぐ水戸街道沿いにあった為、水戸徳川家より篤い信仰を集めました。
徳川光圀公もこの地を訪れ、鷹狩の際はご神木の大銀杏に止まっていた白鳥へ鷹を放とうとしましたが鷹は微動だにせず、憤慨した光圀公が弓で射ようとしたところ、弓矢が中央から折れ、愕然とした光圀公は、御神前で鎮謝して折れた弓矢を奉納したと伝わっています。
水戸徳川家より多くの奉納品が納められていましたが、元文元年(1738年)の火災により焼失しました。
その後再建されましたが、安政2年(1855年)の震災で倒壊し、現在の社殿は文久3年(1863年)に建立されました。
明治15年(1882年)、神社の名前を「松戸神社」へと改称して有栖川宮幟仁親王より社号の書を授かりました。
ご祭神は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」です。
ご利益は、必勝・家内安全・交通安全・除災招福があります。
今回松戸神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益や駐車場等をご紹介したいと思います。
松戸神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
「松戸神社」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR常磐線・新京成線「松戸駅」下車西口⇒松戸神社まで600m・徒歩約8分
自動車を利用
・カーナビに松戸神社の電話番号「047-362-3544」を入力
駐車場
松戸神社には境内に収容台数20台の無料駐車場があります。
※正月や祭礼期は駐車不可となります。
境内の駐車場が満車の場合は隣接するエイブルの駐車場(200円/40分)が利用できます。
「松戸神社」の参拝と見どころ
一之鳥居・二之鳥居・潜龍橋から拝殿へ
松戸駅から約8分歩くと立派な一之鳥居が見えてきます。
松戸神社まで続く広い参道を直進し、二之鳥居を更に直進します。
二ノ鳥居の先には川が流れており、朱色があざやかな潜龍橋を渡ると松戸神社に到着します。
境内に入ると左側が拝殿、奥に社務所、右側に手水舎があります。
江戸時代に建立された拝殿
境内で一番大きな建物が拝殿で、社殿は文久3年(1863年)に建立されました。
ご祭神は日本武尊で、必勝・家内安全・交通安全・除災招福等のご神徳があります。
しっかりと参拝して境内社の参拝へ進みます。
拝殿の次に立派な建造物は秋葉神社
拝殿よりは小さいですが、こちらの立派な建造物は末社の秋葉神社です。
由来は不詳ですが、ご祭神は防火や防災のご神徳がある「火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)」が祀られています。
徳川光圀ゆかりのご神木・大銀杏とご神水と水神社
拝殿から反対側を見ると、左に神楽殿、正面に御神木(大銀杏)、紅葉の近くにはご神水や水神社があります。
御神木は鷹狩に来た徳川光圀公のエピソードが残る大銀杏です。
ご神水は神域より汲み上げた地下水で飲むことが可能です。
またお水取りは24時間可能となっています。
ご神水近くにある水神社です。
紅葉がとても綺麗で見ごたえがあります。
商売繁盛のご利益がある市の神・金毘羅神社
水神社前には境内社が並んでおり、左が市の神、右が金毘羅神社になります。
それぞれ商売繁盛や金運上昇のご神徳があります。
江戸時代の祠が残る松尾社
拝殿左側奥には酒造りや五穀豊穣のご神徳がある松尾社があります。
松尾社の石の祠は安永9年(1780年)のものです。
拝殿裏にあるその他境内社
松尾社から右に進むと境内社があり、左から三峰社・疱瘡社・八幡社・水神社と並びます。
こちらは浅間神社で家内安全のご神徳があります。
左から庚申社・稲荷社と並びます。
紅葉の時期に訪れたので赤や黄色の葉を借景に美しい景色でした。
オリジナル御朱印帳と御朱印
拝殿を正面に右手に授与所があり、オリジナル御朱印帳と御朱印をいただくことが可能です。
授与所:午前9時~午後5時
オリジナル御朱印帳:初穂料1500円(御朱印込)
アメブロを更新しました。
『【千葉】松戸神社のリニューアルされたステキな新作【御朱印帳】&【御朱印】』#御朱印#松戸神社#御朱印帳 https://t.co/BsC574GFE2— 媛うさぎ☆ (@enoden555) October 10, 2018
御朱印初穂料:300円
松戸神社にきました。
一年ぶりくらいに御朱印いただいた。 pic.twitter.com/EiXValk8R2— 茶月(茶道戦士) (@sadosenshi1222) November 28, 2021
おわりに
松戸神社に参拝してみて、立派な二之鳥居、一之鳥居、拝殿、秋葉神社が素晴らしかったです。
境内は大きくはありませんが、多くの境内社がありました。
ご神水は飲用可能で、ご神木の大銀杏は徳川光圀公のエピソードで有名です。
松戸駅に近く、境内には無料駐車場もありアクセスしやすい神社でした。
見どころいっぱいの松戸神社にぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。
松戸神社(ひらがな) | |
住所 | 千葉県松戸市松戸1457 |
電話番号 | 047-362-3544 |
拝観日時 | 終日可能 授与所は午前9時~午後5時 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関の場合 ・JR常磐線・新京成線「松戸駅」下車西口⇒松戸神社まで600m・徒歩約8分 ■自動車の場合 ・カーナビに松戸神社の電話番号「047-362-3544」を入力 |
駐車場 | 境内に収容台数20台の無料駐車場あり |