2021年9月20日(月)に福岡県福岡市中央区天神にある福岡の「天神」の地名の由来になった神社で菅原道真公がご祭神の水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)にいってきました。
創建は延喜元年(901年)に、菅原道真公が太宰権師に左遷され、京都から大宰府に赴任途中に四十川(現在の薬院新川)の清流を水鏡にして自分のやつれた姿をみて嘆き悲しんだとされ、その場所に後に社殿が建立され、「容見天神(すがたみてんじん)」「水鏡天神(すいきょうてんじん)」と呼ばれたのが始まりとされます。
「天神」は菅原道真公のことで、福岡の繁華街「天神」の地名はこの神社の名前に由来すると言われています。
江戸時代の慶長17年(1612年)、福岡城を築城する際、福岡藩初代藩主「黒田長政」によって「水鏡天満宮」として福岡城の鬼門にあたる現在の場所に移され、二代藩主「黒田忠之」によって社殿が再建されました。
ご祭神は学問の神様である「菅原道真公」ですので、学問成就のご利益や、それ以外には出世・開運のご利益があります。
今回水鏡天満宮に参拝してきましたので見どころや御朱印、アクセス等をご紹介したいと思います。
「水鏡天満宮」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・福岡市地下鉄「天神駅」下車⇒水鏡天満宮まで450m・徒歩約6分
自動車を利用
・カーナビに水鏡天満宮の電話番号「092-741-8754」を入力
駐車場
水鏡天満宮には駐車場がないため、近くのパーキングに駐車する必要があります。
駐車場料金の相場は40分300円です。
「水鏡天満宮」の参拝と見どころ
天神駅から約6分あるくと水鏡天満宮の境内入り口です。
周りに高層ビルが並ぶ中に石の明神鳥居と朱色の建造物が見えてきます。
境内は広く気持ちの良い都会のオアシス
一歩境内に入ると、緑に包まれた気持ちのよい空間で、都会のオアシスとなっています。
手水舎でしっかりと心身を清めて参拝へと進みます。
太鼓橋付近の池には色とりどりの美しい色の鯉が泳いでいます。
太鼓橋を過ぎて左手が社務所、直進すると拝殿・本殿があります。
御朱印やお守りは社殿の参拝後に社務所で拝受することができます。
境内は入り口で想像するよりかなり広く、気持ちのよい空間となっています。
境内には神使の牛が多数鎮座
参道を直進すると二対の牛が鎮座しています。
菅原道真公と牛の伝説は多数残されており、天満宮では牛は神使とされており、こちらの牛を撫でると頭が良くなるご利益があります。
境内のあちこちにユニークでかわいい牛が鎮座されているので探してみてください♪
二代藩主黒田忠之が再建したと伝わる拝殿・本殿
参道を直進し、突き当りにあるのが拝殿・本殿です。
拝殿は二代藩主黒田忠之によって再建されたと伝わり、福岡大空襲も免れた貴重な現存建造物です。
しっかりと参拝してきました。
境内社の荒木田稲荷神社・秋葉社・大黒社
水鏡天満宮の拝殿・本殿の西側には境内社の荒木田稲荷神社があります。
伏見稲荷大社を連想させる朱色の鳥居が並んでおり、神使の狐が鎮座されています。
こちらも忘れずしっかり参拝します。
本殿近くには秋葉社と大黒社があります。
大黒社には大黒様としても有名な大国主神(おおくにぬしのかみ)が祀られており、五穀豊穣や商売繁盛など、お金に関するご利益があります。
御朱印とおすすめの御守り
すべて参拝を終えた後、社務所で御朱印をいただきます。
御朱印は紙(書置き)のみで、初穂料は気持ちで納めます。
水鏡天満宮の御朱印⛩️
ここは神職さんが話題の神社😅
街中にぽつんとある神社
天神の地名の由来になった神社ですね。
それ程大きな神社では無いのと平日やったせいか参拝されてる方は少なかったですね~
御守りやおみくじ等も置かれて無かったのでその辺は神職さんの気分なんでしょうかね(笑) pic.twitter.com/GdRxp5F7yZ— (ぷ) (@nakano_232) September 7, 2019
お守りは多数ありますが、中でもご祭神が菅原道真公ですので、学業成就や試験合格などのお守りがおすすめです。
また福岡城の鬼門厄除の神社としても有名ですので、厄除御守もおすすめです。
おわりに
水鏡天満宮の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。
水鏡天満宮に参拝してみて、天神の繫華街の真ん中にある緑あふれる都会のオアシスのような神社でした。
かつては容見天神、水鏡天神とも呼ばれ、天神の名前の由来にもなりました。
菅原道真公ゆかりの神社で境内には神使である牛が多数鎮座されています。
また境内の社殿は二代藩主黒田忠之によって再建されたと伝わり、福岡大空襲も免れた貴重なものです。
天神駅からアクセスしやすく、見どころいっぱいの水鏡天満宮にぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。
水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう) | |
住所 | 福岡県福岡市中央区天神1丁目15−4 |
電話番号 | 092-741-8754 |
拝観日時 | 午前7時~午後7時 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関の場合 南福岡市地下鉄「天神駅」下車⇒水鏡天満宮まで450m・徒歩約6分 ■自動車の場合 カーナビに水鏡天満宮の電話番号「092-741-8754」を入力 |
駐車場 | 水鏡天満宮には駐車場がないため、近くのパーキングに駐車する必要があります 駐車場料金の相場は40分300円です |