2020年12月27日(日)に京都府京都市南区にある陰陽師の安倍・土御門家ゆかりの神社で奇跡を招く金色のサムハラのお守りが有名な鎌達稲荷神社(けんたついなりじんしゃ)にいってきました。
*簡単な有名事項の説明*。
創建は和銅四年(711年)とも仏教が伝来した(538年)頃の飛鳥時代ともいわれ、伏見稲荷大社よりも古いことから「元稲荷」とも伝わっています。
陰陽師として有名な安倍晴明の子孫である土御門家(つちみかどけ)によって、平安朝や人民に天下泰平・五穀成就を祈願した祭祀が行われたと伝わります。
元和6年(1620年)に社殿が再建され、安政4年(1857年)に新社が建立されました。
明治44年(1911年)、梅小路軌道拡張のため現在の場所に移動し、平成8年(1996年)に現在の社殿が建立されました。
ご祭神の主神2柱は倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)と猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。
倉稲魂大神は全国にあるお稲荷様のご祭神として知られ、五穀豊穣や商売繁盛のご利益があります。
猿田彦大神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨された際に道案内をされた神様で、家内安泰・交通導きのご利益があるとされています。
鎌達稲荷神社の奇跡を招く金色の「サムハラ」のお守りは、戦国時代や日清日露戦争で多くの武将や兵士が身に付け、怪我が軽症で済んだとの話が伝わっています。
今回鎌達稲荷神社に参拝してきましたので見どころやアクセス、駐車場やサムハラお守り等をご紹介したいと思います。
鎌達稲荷神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。
「鎌達稲荷神社」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR線「西大路駅」から約700m・徒歩9分
・JR線「京都駅」八条口から約2.4km・徒歩30分
自動車を利用
・カーナビに鎌達稲荷神社の電話番号「075-691-9588」を入力
駐車場
鎌達稲荷神社の入り口の石鳥居横に1台駐車可能な無料駐車場があります。
「鎌達稲荷神社」の参拝と見どころ
西大路駅から住宅街を約9分歩くと鎌達稲荷神社の入り口が見えてきます。
入口の石鳥居の左側に1台駐車可能な無料駐車場があります。
ご祭神の倉稲魂大神・猿田彦大神は開運・勝負運のご利益
境内は小さめで、石鳥居を通るとすぐ社殿があります。
鎌達稲荷神社の歴史は古く、伏見稲荷大社より古いため「元稲荷」と呼ばれます。
平安時代、安倍晴明の子孫である土御門家が天下泰平・五穀成就を祈願して祭祀が行われた神社です。
ご祭神の主神2柱である倉稲魂大神、猿田彦大神は開運・勝負運のご利益があります。
猿田彦大神ゆかりのお守りや奇跡を招く金色のサムハラお守り
鎌達稲荷神社の授与所は社殿の右手にあります。
お守りは授与所のタンスにあり、タンスの引き出しで受け取った後、社殿のお賽銭箱に入れるシステムです。
左から「交通安全小まもり」「交通安全大まもり」「厄除開運守り」「こども守り」「サムハラ守り」と並び、全て初穂料800円になります。
ご祭神の猿田彦大神は様々な道を示してくれる神様であることから、交通安全やこどもの成長祈願、厄除開運のお守りがあります。
不思議な4文字で書かれた金色の「サムハラ守り」は奇跡を招くお守りで、戦国時代や日清日露戦争で多くの武将や兵士が身に付け、怪我が軽症で済んだとの逸話が残っています。
白菊稲荷大神・浄僧貴所之塚
境内には白菊稲荷大神や浄僧貴所之塚もあります。
陰陽師といえば安倍晴明が有名ですが、天台密教僧である浄蔵(じょうぞう)も、強力な神通力を持っていたとされ、亡くなった父親を蘇生させたり、傾いた八坂の棟のまっすぐにした逸話が残ります。
おわりに
鎌達稲荷神社は住宅街にある陰陽師の安倍・土御門家ゆかりの神社で境内全体がパワースポットとなっています。
ご祭神の倉稲魂大神・猿田彦大神は開運・勝負運のご利益があり、お守りは猿田彦大神ゆかりの交通安全や厄除開運、こども守りが多くあります。
金色のサルハラお守りは奇跡を招くお守りで数多くの奇跡の逸話が残っています。
近くには日本で最初の天満宮である吉祥院天満宮や子授けや安産、子孫繫栄のご利益が有名な六孫王神社もありますのであわせて参拝してみてはいかがでしょうか。
鎌達稲荷神社(けんたついなりじんじゃ) | |
住所 | 京都府京都市南区唐橋西寺町57-1 |
電話番号 | 075-691-9588 |
拝観日時 | 終日可能 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■電車の場合 ・JR線「西大路駅」から約700m・徒歩9分 ・JR線「京都駅」八条口から約2.4km・徒歩30分 ■自動車の場合 ・カーナビに鎌達稲荷神社の電話番号「075-691-9588」を入力 |
駐車場 | 1台駐車可能な無料駐車場あり |