日本100名城第69番 桃太郎伝説の舞台で鬼の居城とされ西門からの景色は絶景「鬼ノ城(きのじょう)」!スタンプ設置場所や所要時間、見どころをご紹介!

2020年11月8日(日)に日本100名城スタンプラリー69番で、岡山県総社市にある「鬼ノ城(きのじょう)」に行ってきました。

鬼ノ城は標高397mの「鬼城山(きのじょうざん)」に築かれた古代山城です。
『日本書紀』などの文献にも「鬼ノ城」の記載が見られない為、築城者、築城時期、目的などすべて不明なミステリアスな城です。
発掘調査によると7世紀後半に築かれたと推測されています。

岡山県では桃太郎が鬼を退治した桃太郎伝説が語り継がれており、「鬼ノ城」は鬼の居城だったのではないかともいわれています。

山頂部に全長約2.8kmの土塁の城壁が築かれ、要所には数mの高石垣が築かれています。
城壁を保護する為の「敷石」は国内で初めて発見されました。
城門は4ヶ所あり、それに角楼、水門6か所などで構成されています。
城内には山城に必要な設備群も発見されており、未完な古代山城が多い中、貴重な完成された古代山城です。

日本100名城スタンプ「鬼城山ビジターセンター入口」にあります。

今回鬼ノ城を見学してきましたので見どころ等をご紹介したいと思います。

鬼ノ城をゆっくり見学した場合、所要時間は90※でした。
※「鬼城山ビジターセンター」~「西門」までの見学の場合

「鬼ノ城」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR線「総社駅」から約8.9km、タクシーで約22分

自動車を利用

・カーナビに「鬼城山ビジターセンター(電話番号:0866-99-8566)」を入力※
※途中の道はかなり細く待避所もありますが運転は難しいので、運転に自信のない方は「総社駅」に車を止めてタクシーで行くことをおすすめします。

駐車場

「鬼城山ビジターセンター」には約70台ほど駐車可能な無料駐車場があります。
土曜日の昼頃訪れましたが写真の通り、空きがありました。
鬼ノ城1

日本100名城のスタンプ設置場所

日本100名城スタンプは駐車場隣にある「鬼城山ビジターセンター入口」※にあります。
開館時間(午前9時から午後5時まで)のみ利用できますのでご注意下さい。
※日本100名城スタンプはビジターセンターが閉館時は使用できません。
※休館日は月曜日と年末年始(12月29日~1月3日)
鬼ノ城2

「鬼ノ城」の見学と見どころ

「鬼城山ビジターセンター入口」からは遊歩道の案内板に従って進むと約400mで「角楼(かくろう)」「西門」に到着します。
ビジターセンターでは無料で発掘されたものや櫓の模型の見学ができるのでおすすめです。
パンフレットもビジターセンターで入手することができます。
鬼ノ城22

途中「鍵岩展望台」への道が右手に見えてきます。
鬼ノ城3

「鍵岩展望台」は「西門」が一望できる撮影スポット

「鍵岩展望台」からは「西門」が一望できる撮影スポットですので是非寄っていきましょう!
「鬼ノ城」が天然の地形を活かして高度な技術で造られた城であることが分かります。
鬼ノ城5

展望台からは総社平野も一望することができます。
鬼ノ城7

城壁から凸字型に張り出した「角楼」

遊歩道を進むと「角楼」が見えてきます。
城壁から凸字型に張り出し、正面と側面から攻撃できるようになっています。
鬼ノ城23

城に張り巡らされた「版築土塁」と要所には「高石垣」

「角楼」を左手に見ながら進むと「西門」に到着します。
かつて「版築土塁」と呼ばれる高さ6~7mの土塁が2.8kmに渡って張り巡らされていました。
鬼ノ城8

要所には土塁ではなく「高石垣」が築かれています。
鬼ノ城21

城門の規模や構造を正確に把握し復元された「西門」

復元された「西門」です。
西門跡は良好な状態で残っており、当時12本の柱があり、その位置や太さ、深さや各寸法まで正確に知ることが出来ます。
鬼ノ城9

石段や敷石も良好な状態で残っていたため、当時の城門の規模や構造を正確に把握し、「西門」が復元されました。
1階は通路、2階は城壁上の連絡通路、3階は見張や戦闘用の場所になります。
鬼ノ城11

「西門」の裏側からみたところです。
裏側からみるとそれぞれの階層の役割がよりはっきりわかります。
鬼ノ城14

「西門」の眼下には総社平野が広がっています。
当時の人々がこれほどの高地に古代山城を建築できる高度な技術を持っていたことに驚きます。
鬼ノ城15

通路や雨水から城壁を保護する「敷石」

城壁の下の面には「敷石」と呼ばれる板石を張り巡らせています。
通路としての役割や、雨水が城壁を壊すのを防ぐ為に造られました。
鬼ノ城16

幅は約1.5mで、こちらでは幅5mにもなる立派な敷石が張り巡らされています。
多くの区間に「敷石」がありますが、特に「西門」近くは見ごたえがあります。
古代山城の中で「敷石」があるのは「鬼ノ城」のみで、朝鮮半島でも数例しか確認されていない貴重な遺構です。
鬼ノ城17

おわりに

「鬼ノ城」を見学してみて、城跡のハイキングコースは整備されていて歩きやすかったです。
山の頂上に復元された「西門」は古代山城の雰囲気が感じられ、「敷石」や「版築土塁」、「高石垣」からは古代山城の技術の高さを知ることができました。
「鍵岩展望台」や「角楼」、「西門」は絶景の撮影スポットで、眼前には素晴らしい総社平野が広がっていました。
「鬼ノ城」を全て回ると2.8kmにもなり、今回は時間の都合上「鬼城山ビジターセンター」~「西門」のみの見学となりましたが、次回は全て見学したいと思います。

鬼ノ城(鬼城山ビジターセンター)
住所岡山県総社市黒尾1101-2
電話番号0866-99-8566
スタンプ設置場所鬼城山ビジターセンター入口
(日本100名城スタンプはビジターセンターが閉館時は使用できません)
営業日午前9時~午後5時
定休日月曜日と年末年始(12月29日~1月3日)
見学料金無料
アクセス■公共機関の場合
JR線「総社駅」から約8.9km、タクシーで約22分
■自動車の場合
カーナビに「鬼城山ビジターセンター(電話番号:0866-99-8566)」を入力
※途中の道はかなり細く待避所もありますが運転は難しいので、運転に自信のない方は「総社駅」に車を止めてタクシーで行くことをおすすめします。
駐車場約70台駐車可能な無料駐車場あり