入場無料で加賀藩の足軽の生活を体験!見どころ満載の「金沢市足軽資料館(かなざわしあしがるしりょうかん)」をご紹介!

金沢市足軽資料館20
2018年9月25日(火)
石川県金沢市にある「金沢市足軽資料館」にいってきました。
金沢市足軽資料館は早道飛脚足軽の組屋敷地(くみやしきち)があった幸町周辺に残っていた「清水家」「高西家2軒足軽屋敷を移築して作られた資料館です。
金沢市足軽資料館は入館料無料で実際の足軽屋敷を資料を見ながら見学出来る貴重な資料館です。
今回資料館を実際に見学してきましたので見どころ等をご紹介したいと思います。

「清水家」「高西家」の概要・特徴・所要時間

足利資料館にある「清水家」「高西家」の概要・特徴・所要時間は以下の通りとなっています。

清水家(足軽の生活が実体験できる)

清水家は、江戸時代の藩政の時代から平成2年(1990年)まで住居として使用されていた屋敷です。
屋敷の造りは当時の典型的な造りで、接客空間と生活空間が素朴に配置された屋敷です。
清水家には当時の足軽達が使用していた生活用品の復元物などが多数展示されており、当時の生活の雰囲気を感じることができます。
足軽達の生活を感じることのできる屋敷となっています。
所要時間は約20分です。

高西家(加賀藩の足軽について資料解説)

高西家は、藩政の時代から平成6年(1994年)まで住居として使用されていました。
金沢市内に残っている足軽屋敷の中で最も古いものの一つとされています。
こちらは清水家と異なり、加賀藩内の情勢を踏まえて足軽達の姿を資料を用いて展示・解説しています。
軽達の藩の中での情勢を知ることのできる屋敷となっています。
所要時間は約20分です。

アクセス

ひがし茶屋街・主計茶屋街へのアクセス

・JR金沢の兼六園口(東口)バスターミナル③⑥⑧⑨⑩番のバスに約8分乗車後、「香林坊」駅下車、徒歩約5分。

車を利用したアクセス

・カーナビにMAPCODE41 528 490*42」を入力。

駐車場

駐車場はありません。
近隣の市営観光駐車場があります。

見学開始

金沢市足軽資料館の入り口です。
この先に進むと資料館である「清水家」と「高西家」の足軽屋敷が2つ見えてきます。
金沢市足軽資料館21

清水家

清水家の入り口です。
金沢市足軽資料館13

入口を入ると手前に「玄関の間」があります。
こちらには同じ身分の者だけがあがり、小頭以上は使いの者が来て玄関で用をすませたそうです。
入口の左に家人用の「」、右に「流し」があります。
玄関の間の右には「茶の間」があります。
奥は「座敷」となっています。
金沢市足軽資料館1

こちらが「座敷」で、接客する為に造られた場所です。
前方に見える庭の手前には土縁があります。
土縁を左に進むと客人用の「」があります。
座敷の右には「納戸」と「鍵の間」があります。
金沢市足軽資料館2

客人用の「」です。
家族は入り口付近にある厠を利用し、こちらは客人専用でした。
金沢市足軽資料館5

」は観賞用というより、自給自足の為に野菜や果樹を育てていたようです。
金沢市足軽資料館6

こちらは「納戸」で、生活に使用される日用品の保管場所でした。
また家族の寝室としても利用されていました。
金沢市足軽資料館11

納戸の奥に位置する「鍵の間」です。
家族や日用品が増え、納戸に収まらなくなったため鍵の間を増築したと考えられています。
金沢市足軽資料館8

こちらは「あま」と呼ばれる収納空間です。
冬に使用する薪の保管場所として使用されるものですが、ここを居室として利用することもあったようです。
金沢市足軽資料館12

茶の間」で、一家団欒や食事をする場所です。
食事ですが江戸時代初期は朝夕2回、中期になるとおかずや季節の旬なものを取り入れ一日3回とるようになりました。
金沢市足軽資料館10

玄関の横にある「流し」です。
換気と入浴が考えられた造りとなっています。
金沢市足軽資料館9

高西家

次に高西家の見学です。
金沢市足軽資料館19

高西家は清水家と間取り図はほとんど同じで、「鍵の間」と「あま」がない位の差です。
金沢市足軽資料館18

高西家は清水家と異なり写真のように展示資料を多数用いて、足軽達の藩の中での情勢について説明しています。
金沢市足軽資料館23

こちらは金沢城下町における足軽の居住地が記載された資料です。
資料からは城下の大部分が武家屋敷で占めていること、武士階級別の居住地割合が細かく記載されていてとても興味深く見学させてもらいました。
金沢市足軽資料館26

こちらは加賀藩の足軽の住居についての資料です。
加賀藩の足軽は庭付き一戸建てに住んでいたことや、平足軽の家の間取りが清水家や高西家のような2列構成になっていることが記載されています。
金沢市足軽資料館25

こちらの資料には足軽の暮らしについてかかれています。
平足軽は俸禄の半分が食費で占められていることや、公務がない時は内職していたことなどが記されています。
金沢市足軽資料館24

多数展示されている中でも一番驚いたのは足軽はお金で買うことが出来たということです。
農民でも町人でもお金を出せば足軽になれたそうです。
金沢市足軽資料館22

おわりに

金沢市足軽資料館の「清水家」「高西家」の足軽屋敷を見学してそれぞれコンセプトがしっかりあって見学が楽しめました。
清水家は足軽の当時の生活を直に感じられ、高西家では藩政下の足軽の情勢を展示資料から理解することができました。
長町武家屋敷の近くにあり、入場料無料でとても見ごたえがありますので近くを訪れた際は是非見学してみてはいかがでしょうか。

金沢市足軽資料館(かなざわしあしがるしりょうかん)
場所石川県金沢市野町1丁目2-12
予約電話076-263-3640
休日無休
見学料無料
営業時間午前9時30分~午後5時
駐車場なし、近隣の市営観光駐車場を利用
交通JR金沢の兼六園口(東口)バスターミナル③⑥⑧⑨⑩番のバスに約8分乗車後、「香林坊」駅下車、徒歩約5分。