【神奈川県】鶴見のパワースポット潮田神社(うしおだじんじゃ)!見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をご紹介

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2023年6月18日(日)に神奈川県横浜市鶴見区潮田町にある鶴見のパワースポット潮田神社うしおだじんじゃに行ってきました。

今回、実際に潮田神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

潮田神社の概要

潮田神社の創建は景行天皇40年(110年)、日本武尊が東征の航海の途中に西潮田村の古杉や老松が生い茂る森の中に小祠を建立し、国常立尊・豊雲野命・国狭槌命をお祀りして征途の無事を祈願したのが始まりと伝わります。「御嶽大権現」と称して武将から篤い崇敬と信仰を集めました。

室町時代には後北条氏から篤い崇敬を集め、永禄年間(1558年~1570年)には潮田村の領主で太田道灌の曽孫の太田康資によって社殿の改築と社頭の整備が行われました。

江戸時代の正保年間(1644年~1647年)、幕府の指示により地頭の松下孫十郎によって社殿が改築され、寛文10年(1670年)には幕府より社領が寄進されました。

明治3年(1870年)、西潮田村の「御嶽大権現」は「御嶽大神」へ改称し、明治6年(1873年)に村社に列しました。明治42年(1909年)、井田方鎮座・須賀神社(素戔嗚尊)、小野新田鎮座・稲荷神社(豊受比売尊)、向原鎮座・菅原神社(菅原道真公)を本殿に合祀し、田方鎮座・神明社(天照大御神、弥都波能売神)を境内社として移転しました。

同年、村社で東潮田村杉山社(五十猛尊)に上居村鎮座・若宮八幡神社(誉田別尊)、端鎮座・白山神社(岐久理比売)、弁天下鎮座・厳島神社(市杵島比売命)の3社が合祀されました。

大正8年(1919年)に西潮田村の御嶽大神と東潮田村の杉山社が合併され、大正9年(1920年)1月に「潮田神社」と改称、同年4月に現在地に鎮座しました。同年6月、杉山社の稲荷社も現在地に移転されました。

大正12年(1923年)、関東大震災により拝殿が倒壊し、昭和20年(1945年)の戦災により社殿を焼失しました。昭和59年(1984年)に社殿が造営され現在に至ります。

潮田神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎JR(京浜東北・鶴見)線「鶴見駅」下車、東口より潮田神社まで1.4km、徒歩で約17分
◎京急本線「京急鶴見駅」下車、東口より潮田神社まで1.3km、徒歩で約16分

自動車を利用

◎カーナビに潮田神社の電話番号「045-511-5596」を入力、または潮田神社の住所「神奈川県横浜市鶴見区潮田町3-131-1」を入力し検索

駐車場

潮田神社には普通自動車が約10台駐車可能な無料駐車場があります。駐車場は入口鳥居の左に駐車場入口があります。日曜日の午後に参拝に訪れましたが混雑もなく空いていました。
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潮田神社の参拝と見どころ

大鳥居

潮田神社の入口には平成5年(1993年)に建立された大鳥居があります。扁額には「潮田神社」と書かれた扁額がかかっています。大鳥居の前の道を左に約20m進んだ所に参拝者用駐車場入口があります。
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左の少し小高い場所に「潮田神社」と書かれた社号碑があります。
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大鳥居を潜り右には手水舎があります。水が張られていないので利用できませんが、心の中でしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
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広大な境内は綺麗に整備・維持されており篤い崇敬と信仰を集めていることが分かります。周辺に高い建物がありませんので参道からは素敵な景色が広がっています。
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関東大震災の翌年に奉納された狛犬・神明鳥居

社殿の前には関東大震災翌年の大正13年(1924年)に奉納された巨大な阿吽狛犬がいます。阿形が玉持ち、吽形が子持ちとなっています。右には社務所があります。

狛犬の左(西)にある神明鳥居も大正13年(1924年)に奉納されました。潮田神社は関東大震災で拝殿が倒壊した記録が残りますが、境内の至る所で大きな被害が発生していたと思います。狛犬や鳥居からは少しでも早く復興させたい願いと篤い崇敬を感じます。
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江戸時代奉納の海翁石

阿形の狛犬の下に「海翁石」と施された水盤がありますのでこちらでもしっかり心身を清めます。海翁石は東潮田村の杉山社のもので、江戸時代の宝暦4年(1754年)に建立されたものです。潮田神社10

社殿・御祭神・ご利益

社殿は昭和59年(1984年)に鉄筋コンクリート造で造営されました。朱塗りの美しい社殿で、主祭神には国常立尊・五十猛命・素盞嗚命・豊受比売命・市寸島比売命・岐久理比売命・誉田別命・菅原道真公がお祀りされています。ご利益は、旅行安全・交通安全・地域安全・家内安全・地域振興等、様々な御神徳で知られています。
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潮田稲荷社(境内社)

社殿の左には潮田稲荷社が鎮座しています。大正8年(1919年)に御嶽大神と杉山社が合併した年に杉山社から現在地に遷されました。
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たくさんのお狐様がおられますが、どこか可愛い顔をしており癒されます。手前のお狐さまは両方子持ちで片方は玉持ちとなっています。稲荷社は五穀豊穣・商売繁盛のご利益で知られています。
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江戸時代の開運地蔵尊庚申様

潮田神社の近くには「開運地蔵尊庚申様」と書かれた奉納旗が立っています。
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覆屋の中には江戸時代の享保元年(1716年)の庚申塔があり、祈願すると開運成就するといわれています。潮田神社に参拝した後は是非訪れてみましょう♪潮田神社17

御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は300円となっています。

おわりに

潮田神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。境内は広く綺麗に整備・維持されており心地の良い空間でした。境内には江戸時代に奉納された水盤「海翁石」、関東大震災翌年に奉納された鳥居・狛犬、平成に奉納された大鳥居があり篤い崇敬と信仰を感じました。社殿も朱塗りの美しい建造物で見ごたえがありました。見どころいっぱいの潮田神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

潮田神社
住所 神奈川県横浜市鶴見区潮田町3-131-1
電話番号 045-511-5596
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎JR(京浜東北・鶴見)線「鶴見駅」下車、東口より潮田神社まで1.4km、徒歩で約17分
◎京急本線「京急鶴見駅」下車、東口より潮田神社まで1.3km、徒歩で約16分
■自動車を利用
◎カーナビに潮田神社の電話番号「045-511-5596」を入力、または潮田神社の住所「神奈川県横浜市鶴見区潮田町3-131-1」を入力し検索
駐車場 普通自動車が約10台駐車可能な無料駐車場あり

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