2017年12月29日(金)に岐阜県養老町にある「養老の滝(ようろうのたき)」にいってきました。
養老の滝は、まんが日本昔話で「養老の滝の孝行伝説」をテレビで見て以来、一度訪れたいと思っていた場所でした。
養老の滝は日本の滝百選に、養老神社境内にある菊水泉は名水百選に選定されています。
養老の滝は高さ約30メートル、幅約4メートルで、迫力があり見ごたえがあります。
養老の滝の名前の由来や孝行伝説は以下の通り伝わっています。
昔、山奥に病気で寝たきりの父親と、息子が二人で住んでいました。
ある時息子は日課の薪拾いに夢中になってしまい、足をすべらせて深い谷底に落ちてしまいました。
山で一夜過ごすと、付近から甘い匂いが漂ってきました。
匂いを頼りに歩くと、大きな滝つぼにたどり着き、その水を手ですくってみると体が熱くなり元気になりました。
これは寝たきりの父親に効くかもしれないと思い、持っていた瓢箪に入れて寝たきりの父親に持って帰り、父親に飲ませました。
すると父親はこれは酒だといい、更に不思議なことに次第に父親の病状は快方に向かい、数か月後には全快しました。
噂は瞬く間に広がり、立派な息子が父親を養ったことから「養老の滝」と名前が付けられ、語り継がれました。
今回、冬の養老の滝に行ってきましたでご紹介したいと思います。
養老の滝を散策した所要時間ですが約30分でした。
養老の滝までのアクセス
公共交通機関を利用
・養老鉄道養老線「養老駅」下車、徒歩約1キロメートル・1時間
車でのアクセス
・名神高速道路「大垣IC」から国道258号経由約12キロメートル・20分。
・東海環状道「養老IC」から約5キロメートル・10分。
養老の滝の駐車場情報
養老の滝には滝まで少し歩く必要のある無料の駐車場、すぐ側にある有料の駐車場があります。
・無料の駐車場は「養老公園」の駐車場で約400台駐車可能ですが、養老の滝までは急な坂道を800メートル、徒歩30分歩く必要があります。
・有料の駐車場は「養老の滝」すぐ側(駐車場から歩いて約5分)の駐車場で約80台駐車可能ですが、普通車平日500円、土日祝日1000円必要です。
有料駐車場までの道路はかなり細い見通しの悪い対向が難しい道ですので運転に自信のない方は無料の駐車場をおすすめします。
下の写真は有料駐車場ですが、訪れた日は一面雪に覆われていました。。
養老の滝見学開始
今回は有料駐車場から養老の滝までの見学ルートをご紹介したいと思います。
有料駐車場ですが、ご覧の通り一面真っ白な雪に覆われています。
麓の街にはまったく雪が積もってなかったので大丈夫と思って登ってみると山には大雪が積もっていたので注意が必要です。。
一面雪景色です、散策路には灯りが付けられていて歩きやすい道でした。
途中お堂の側を通ります。
雪が屋根に積もっていて風情があっていいですね♪
灯りの道に従って進むと約5分で養老の滝が見えてきます。
前方に勢いよく流れている滝が見えてきました!
養老の滝到着です。
実際に目の前で見ると高さ約30メートル、幅約4メートルありますのですごい迫力です。
水しぶきを離れていても感じます、夏だときっと涼しいと思います。
雪景色の中で見る養老の滝も風情があっていいですね♪
古来より変わらない姿を見ることが出来て感動しました!
滝の近くには不動明王もおられました。
おわりに
養老の滝を訪れてみて、冬の養老の滝を見る場合は麓の街に雪が積もっていなくても山道には雪が積もっている場合がある、雪道を歩ける準備をしっかりして訪れる必要があると思います。
養老の滝周辺には、養老公園として整備され、養老神社や菊水泉など見どころも多くあります。
紅葉の名所としても有名ですので、次回は秋ごろに訪れたいと思います。
養老の滝(ようろうのたき) | |
場所 | 岐阜県養老郡養老町高林1298-2 |
電話 | 0584-32-0501(養老公園事務所) |
営業時間 | 午前9時~午後5時(養老公園事務所) |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | ・約400台駐車可能な無料駐車場あり 養老の滝まで徒歩約30分 ・約80台駐車可能な有料駐車場あり 養老の滝まで徒歩約5分 平日500円、土日祝日1000円 |