2017年3月5日(日)に東京都小金井市にある貫井神社(ぬくいじんじゃ)にいってきました。
貫井神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約30分でした。
貫井神社の由来・概要
貫井神社の創建は不詳ですが、元は貫井弁財天と称し、貫井部落の氏神として崇拝されていました。
明治維新の神仏分離令により明治8年(1875年)に厳島神社と改称し、その後、貫井村字一ノ久保鎮座の貫井神社を合祀し、貫井神社と改称し、現在に至っています。
境内には東京湧水57選に選ばれた清水の神池「老松」があります。
また貫井神社の湧き水が枯れることなく湧き続けることから「黄金井(こがねい)」と呼ばれ、現在の「小金井」の地の名の由来にもなりました。
ご祭神・ご利益
ご祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と大巳貴命(おおなむちのみこと)です。
ご利益は、雨乞い、学芸成就、商売繁盛・五穀豊穣等のご利益があります。
貫井神社へのアクセス
電車でアクセス
・JR中央線「武蔵小金井駅」から徒歩約23分
貫井神社参拝
入り口には立派な石の明神鳥居が立っています。
ここから先は神域となります。
手水舎でしっかりと心を清めてから参拝へと向かいます。
朱色の太鼓橋を渡って拝殿へと向かいます。
橋からは湧き水から形成されている神池「老松」を見ることができます。
東京湧水57選に選ばれた清水の神池「老松」と、そこにかかる朱色の太鼓橋は現実離れした景色で美しいですね♪
透明度の高い池で、コイが泳いでいました。
カモもくつろいでいます。
カメもリラックスしています。
都会の真ん中にある神社ですが、とても時間がゆっくり流れていて心地のよい空間です。
橋を渡ると狛犬がおり、その向こうに拝殿が見えます。
拝殿の前にはかなり古そうな江戸風狛犬がいました。
境内を悪い気から守っています。
本殿です。
水の女神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)がご祭神に祀られていることから千木は内削ぎとなっています。
本殿横の大きな岩に囲まれた場所からハケと呼ばれる湧き水が湧いていました。
大変透明度の高い水で、滄浪泉園(そうろうせんえん)と同じく小金井では様々な場所でハケを見ることができます。
本殿・拝殿横にはりめぐらされている玉垣(たまがき)を湧水が流れていきます。
緑が豊かで、清らかな水が流れており、都会であることを忘れられる貴重な空間ですね。
おわりに
貫井神社は、ハケと呼ばれる湧き水が今も豊富な量が湧き出ていて、東京湧水57選に選ばれた清水の神池「老松」がありました。
拝殿へ向かう朱色の太鼓橋と透明度の高い老松は幻想的な風景でした。
緑豊かで水も美しく、静寂な境内は都会の真ん中にいることを忘れさせてくれる貴重な空間でした。
是非一度参拝されてみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都小金井市貫井南町3-8-6 |
拝観料 | 無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | JR中央線「武蔵小金井駅」から 徒歩約23分 |
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