京都府福知山市 石垣のハートストーンは恋愛成就のパワースポット！福知山城（ふくちやまじょう）

2017年5月6日（土）に京都府福知山市にある福知山城（ふくちやまじょう）にいってきました。

福知山城の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約60分でした。

福知山城の由来

福知山城は、天正7年（1579年）に明智光秀によって築城されました。
明智光秀は天正10年（1582年）に本能寺の変を起こし、羽柴秀吉に山崎の戦いで敗れ、明智光秀の在城期間は3年でした。
その後城主が変わりながら現在の城郭や城下町は江戸時代に完成しました。
福知山城は明治6年（1873年）の廃城令によって、本丸・二の丸の建物が取り壊され堀も埋められ、天守閣周辺の石垣のみが残されていました。
現在の城は昭和61年（1986年）に再建されました。
再建された天守閣は大天守、小天守、続き櫓から構成されています。

福知山城の見どころ

福知山城の見どころは

・恋愛成就のパワースポット「ハートストーン」
・転用石（てんようせき）が多くみられる石垣
・再建された天守閣

となっています。

福知山城へのアクセス

電車でアクセス

・JR山陰本線「福知山駅」から徒歩約15分

車でアクセス・駐車場

福知山城前にはかなり広い無料駐車場もあります。
ゴールデンウィークに訪れた際も空きがかなりありましたので車でも行きやすかったです。

福知山城見学

駐車場前には福知山城がありますので、右側の橋を渡って福知山城へ向かいます。
城は標高約40メートル、幅約100メートルの丘陵上に立っており、山上の城を目指して進みます。
橋の下の石垣には恋愛成就のパワースポット「ハートストーン」がありますので、忘れず見ていきましょう！

恋愛成就のパワースポット「ハートストーン」

橋の下の石垣には階段を降りて間近で見ることができます。

降りてしばらく探してみるとハートストーン発見！
綺麗なハート型をしているので見つかりやすいと思います。

もうひとつ発見！
こちらはハート型が逆向きになっていますね、桃にもみえます♪
橋の下の石垣には2つハートストーンがあるので是非見つけてみてくださいね、探しているときは宝探しをしているようでとても楽しかったです♪
2つ見つけられると効果倍増間違いなしです！！

石垣は野面積（のづらづみ）で転用石が使用されている

石垣は野面積と呼ばれる石を加工せずに積み上げる方法で形成されています。
多くの五輪塔や宝篋印塔（ほうきょういんとう）の石塔が転用石として使用されているのが特徴です。

もっとも古い石塔の年号は延文4年（1359年）、新しいものは天正3年（1575年）です。

転用石は発掘調査で500個余りが確認されています。
転用石の大量の使用例は福知山城や大和郡山城にみられます。

現在の感覚だと五輪塔や宝篋印塔を石垣に使用するのは罰当たりだという感覚が強いのですが、城を築いた時代は戦国時代でもありそのような意識は低かったと思われます。
すぐれた石造品が多数確認することができます。

再建された天守閣

復元天守は、大天守（3層4階）、続櫓、小天守が連結された形でとなっています。
外観が忠実に復元されており、とても美しい城だと感じました。

別の角度からですが、大変美しいですね。
構造は鉄筋コンクリート造となっています。

天守前には朝暉神社（あさひじんじゃ）がありました。
福知山初代藩主である朽木稙昌（くつきたねまさ）が父・稙綱（たねつな）を藩祖として祀っている神社です。

福知山城の内部は郷土資料館となっています。
開館時間は午前9時から午後5時まで（入館は午後4時30分まで）で、料金は大人320円、子供100円となっています。

郷土資料館は1階から4階まであり、各階は以下の通りです。
・1階：福知山城の成立と展開
・2階：福知山地方の歴史と文化財
・3階：錦絵　四天王大江山入之図画像
・4階：望楼型天守から旧城下の展望

4階の望楼型天守からの眺望は絶景ですのでおすすめです！

東西南北それぞれみることができます。
眼前に流れている川は由良川です。

おわりに

福知山城を訪れてみてとても美しいお城で見ごたえがありました。
恋愛成就のパワースポット「ハートストーン」を石垣の中から探すのもとても楽しかったですし、見つけた時にはご利益が期待できると思いました。
天守閣からの眺望も素晴らしく、是非一度訪れてほしいお城だと思いました。
近くには世界で賞を獲得した「洋菓子マウンテン」や、機関車のC5856号が見ごたえのある「福知山鉄道館ポッポランド」、ウリ坊の背中にのるニホンザルが有名な「福知山市動物園」、イタリアンピッツァがおいしい「イル パッツィーニ」、明智光秀ゆかりの「御霊神社」もありますので一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。