2017年2月18日(土)に千葉県市川市鬼越にある鬼越神明社(おにごえしんめいしゃ)にいってきました。
鬼越神明社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。
鬼越神明社の由来
鬼越神明社の創建は、元和二年(1616年)に伊勢の皇太神宮を勧請して創建されたと伝わっています。
大正時代に行った区割整理により、村内にあった道祖神(耳の神様)天神様(学問の神)お諏訪(商売の神様)与力与直(鎮世)浅間神社(富士信仰)を遷座しました。
当神明社は天照大神様が御祭神である。
古老の口碑によれば約700年前より鬼越村に鎮座ましました。
境内には元和2年(今から368年前)伊勢の皇太神宮より遷宮されたとの石碑によれば現在の社殿は明治年間の造営である。
境内には道祖神(耳の神様)天神様(学問の神)お諏訪(商売の神様)与力与直(鎮世)浅間神社(富士信仰)が有るが、これは大正年間の区割整理の為村内に散在した神社を遷座したものである。現在ある宮神輿は大中二基であるがお御神輿は皇紀二千六百年を記念し行徳の浅子周慶氏に依頼したもので、当村旧家中村勝五郎氏と浅子周慶氏ごの特殊関係から氏子の浄財に倍する作品を得たもので神恩のしからしむ所と氏子一同感激した作品となった。又、中神輿は文久二年(今から百三十六年前)神田平永神輿師村田惣吉、寅吉の合作である。当時江戸では将軍直許の二十数基の神輿のみといわれていた時代で、当社にこの神輿が存在したことは異例のことであった。
尚太鼓山車上の神像は天皇初代の神武天皇様のお姿である。(鬼越神明社境内掲示板より)
ご祭神・ご利益
ご祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)です。
天照大神は別称で「お伊勢様」と呼ばれ、伊勢神宮と同じご祭神です。
天照大神が祀られている神社は神明社と呼ばれます。
ご利益は、所願成就・子孫繁栄等のご利益があります。
鬼越神明社へのアクセス
電車でアクセス
・京成本線「鬼越駅」から徒歩約2分
鬼越神明社参拝
ご祭神が伊勢神宮と同じ天照大神ですので、入り口には立派な石の神明鳥居が立っています。
鳥居側の手水舎でしっかりと清めてから参拝へ進みます。
拝殿です。
現在の社殿は明治時代に造られたものでとても歴史を感じます。
拝殿前のご神木の大きな黒松は、境内を守護するようにたっています。
狛犬は畿内の狛犬の形をしています。
前髪がなく立派な眉毛や折れ型の耳、そしてギョロ目が特徴です。
境内を悪い気からしっかりと守っていました。
関東では江戸風狛犬をよく見るので珍しい形の狛犬です。
近畿地方ではこのような形の狛犬をよく見かけます。
本殿で、千木は外削ぎになっています。
ご祭神の天照大神は一般的には女神ですが、伊勢神宮では男神としてまつっています。
伊勢神宮と同じ神様を祀っているため千木が外削ぎになっていると考えられます。
本殿横にも大木と境内社があります。
更に奥に進むと境内社が姿を現します。
この地の鎮守として見守り続けている歴史あるお社が並んで鎮座していました。
境内社の浅間神社です。
江戸時代に富士信仰が流行し、富士塚が盛んにつくられました。
こちらの富士塚も記述は見られませんでしたが江戸時代に造られたものと考えられます。
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