2016年12月3日(土)に東京都世田谷区にある世田谷八幡宮(せたがやはちまんぐう)にいってきました。
世田谷八幡宮は創建は、寛治5年(1091年)後三年の役(1083年〜87年)の帰途、源義家が宮の坂の地で豪雨にあい、天候回復を待つ間、この地に滞在することになりました。
今回の戦勝は義家が氏神としている八幡大神の加護のおかげだと思い、豊前国の宇佐八幡宮の分霊をこの地に勧請し祀りました。
その後、世田谷城主七代目の吉良頼康が天文15年(1546年)に社殿を再興させて発展さました。この天文15年が実質的な創建の年と考えられています。
ご祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后で、勝運・開運のご利益があります。
境内では、奉納相撲で豊作・凶作を占ったりしていました。
現在も毎年東京農業大学相撲部により、奉納相撲が毎年秋の例祭(今年は9月17日、18日)に行われています。
また、東急世田谷線「宮の坂駅」の駅名は、世田谷八幡宮のそばにある「宮の坂」に由来しています。
世田谷八幡宮の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約20分でした。
世田谷八幡宮へのアクセス
電車の場合
・東急世田谷線「宮の坂駅」より徒歩約3分
・小田急小田急線「豪徳寺駅」より徒歩約10分
駐車場
車が約30台ほど駐車できる無料駐車場がありました。
世田谷八幡宮に参拝
世田谷八幡宮の入り口には大きな朱色の鳥居が立っています。
写真右には、東急世田谷線「宮の坂駅」の駅名となった「宮の坂」があります。
朱色の鳥居をくぐったところです。
右手の小さな朱色の鳥居をくぐると、厳島神社があります。
厳島神社のご利益は、交通安全・水難除け・必勝祈願・心願成就があります。
今回は心願成就を願ってお参りしてきました!
神社右からは常に水が流れており、境内は緑に囲まれていてとても空気が澄んでいました。
入りの鳥居をくぐり、石段を登ると社殿が見えます。
境内は神聖な雰囲気につつまれており、とても静寂な空間が広がっています。
イチョウの葉が黄色く色づいており、目を楽しませてくれます。
境内にはイチョウの葉も落ちておらず、大変綺麗な境内でした。
石段登って左手には手水舎があります。
イチョウの葉が、手水舎の屋根に絨毯のように広がっており、美しいなぁと思います。
こちらで清めて社殿に参拝します。
右手には奉納相撲で使用される土俵がありました。
境内に土俵があるのは珍しいですね。
こちらの神社以外ですと、渋谷区にある氷川神社にも土俵がありました。
狛犬が神社を悪い気から守っています。
子犬と戯れたり、前足で子犬を抑えている狛犬は江戸の狛犬の特徴です。
地域によって狛犬の特徴は様々ですので、狛犬を見るのも楽しいです!
その他、江戸型の狛犬の特徴としては、体に沿って流れるような尾も特徴の一つです。
社殿は緑に囲まれており、空気が澄んでいてとても気持ちが落ち着きました。
初詣や夏祭り、奉納相撲など地元にとても愛させている神社で、温かい感じがします。
参拝時は行事なども行われておらず、大変静謐な空間が広がっていました。
おわりに
世田谷八幡宮は、世田谷線「宮の坂駅」からすぐのところにある、勝運・開運のご利益がある神社でした。
地元に愛されている神社で、境内は緑豊かでとても落ち着ける空間が広がっていました。
今回の参拝では、イチョウと美しい境内が大変心に残りました。
世田谷八幡宮の近くには、吉田松陰ゆかりの「松陰神社」や、招き猫発祥の地「豪徳寺」もありますので、是非参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都世田谷区宮坂1-26-3 |
電話番号 | 03-3429-1732 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
駐車場 | 約30台駐車できる 無料駐車場有 |
交通 | ・東急世田谷線「宮の坂駅」 より徒歩約3分 ・小田急小田急線「豪徳寺駅」 より徒歩約10分 |
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