2016年2月26日(金)に東京都渋谷区の豊栄稲荷神社(とよさかいなりじんじゃ)にいってきました。
豊栄稲荷神社は、元禄16年(1703年)に渋谷氏によって創建された田中稲荷神社と、渋谷区道玄坂にあった豊澤稲荷神社が合祀されて建立された神社です。
昭和36年(1961年)に現在の地、金王八幡宮の隣に遷座しました。
ご利益は、家内安全、商売繁盛、開運厄除、子授安産のご利益があるとされています。
見どころは、渋谷区指定有形文化財に指定されている13基の庚申塔群が見どころとなっています。
アクセスは、渋谷駅から山手線内側、ヒカリエ側の方の出口から首都高3号線沿いにまっすぐ歩いて約10分で到着します。
豊栄稲荷神社境内
豊栄稲荷神社は金王八幡宮の隣にあります。
境内入口です。
田中稲荷大神、豊沢稲荷大神がご祭神で、稲荷神社の特徴である朱色の鳥居が社殿まで続きます。鳥居右手には庚申塔13基があります。
社殿まで何基も連なる朱色の鳥居が美しいですね♪
鳥居の先には狐に守護された立派な鳥居があります。
しっかり商売繁盛、開運厄除をお願いしました!
庚申塔13基が見どころ
庚申信仰は江戸時代に庶民の間で流行しました。
豊栄稲荷神社境内では江戸時代の13基の様々な庚申塔を見ることができます。
「為庚申供養」と文字だけを刻んだ庚申塔がみられます。
こちらは庚申塔では良く見られる形式です。
こちらは三猿のみの庚申塔で、こちらも良く見られる塔です。
こちらも一般的に見られる六臂(ろっぴ)と呼ばれる六本の腕を持っている金剛像の庚申塔です。
像の形は様々で、ユニークな造形のものがおおいです。
右の塔には「めぐろ・こんわう道」と刻まれており、庚申塔が江戸時代に道しるべも兼ねていたことがわかります。
庚申信仰が江戸時代の庶民の日常に溶け込んでいたことが分かりますね♪
おわりに
豊栄稲荷神社は13基の庚申塔が見どころで、江戸時代の日常を感じることができます。
金王八幡宮の隣に位置し、金王八幡宮へ参拝した際は是非訪れてみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都渋谷区渋谷3-4-7 |
電話番号 | 03-3407-1811 |
拝観料 | 無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | JR山手線・渋谷駅 から徒歩約10分 |
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