2017年7月29日(土)に滋賀県大津市堅田にある満月寺浮御堂(まんげつじつきみどう)にいってきました。
満月寺浮御堂は滋賀県琵琶湖の近江八景のひとつに数えられ、歌川広重が描いた「 堅田(かたた)の落雁(らくがん)」でも有名な景勝地です。
wikiより引用
近江八景は室町時代の明応9年(1500年)に成立されたと考えられており、以来多くの俳人に愛されてきました。
江戸時代には松尾芭蕉も「鎖(じょう)あけて月さし入れよ浮御堂」俳句を詠んでいます。
満月時浮御堂の創建は、長徳年間(995年頃)に僧侶の源信(942年-1017年)が湖上の通船の安全と、全ての生きているものを救済するために祈願したのが始まりと伝わっています。
山号は「海門山」で宗派は「大徳寺派」になります。
満月寺浮御堂の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。
満月寺浮御堂へのアクセス
電車でアクセス
・JR線「堅田駅」からバスで「浮御堂前」下車徒歩すぐ
駐車場情報
満月寺浮御堂には約30台駐車できる無料駐車場があります。
駐車場は常時半分以上空きがありましたのでとても駐車しやすいです。
満月寺浮御堂参拝
満月寺浮御堂の入り口です。
入り口の石碑は「満月寺」ではなく「浮御堂」と書かれています。
山門を通ると拝観受付があります。
拝観時間は午前8時から午後5時までで、拝観料金は大人300円になります。
山門の先には湖と「浮御堂」が少し見えています。
参道をまっすぐ進み湖畔から突き出した参道を進むと「浮御堂」になります。
こちらが「浮御堂」です。
現在の建物は昭和12年(1937年)の再建で、昭和57年(1982年)にも修復が行われていますが、とても風情のある建築物です。
湖上にあるので傷みやすいかと思いますが、現在も情緒あふれる風景を見れることに幸せを感じます。
「浮御堂」から湖を眺める景色も素晴らしいですよ♪
「浮御堂」には阿弥陀様が1000体祀られています。
江戸時代にも阿弥陀様が祀られており、松尾芭蕉は「鎖(じょう)あけて月さし入れよ浮御堂」と詠んでいます。
私も月の光をあびた1000体の阿弥陀様を一度拝でみたいと感じました。
浮御堂の帰りは「魚富商店」の佃煮がおすすめ
創業は昭和5年(1930年)の「浮御堂」まえにある「魚富商店」さんの佃煮はおすすめです。
琵琶湖でとれる「アユ・エビ・モロコ・イサザ・ゴリ・ヒウメ」を昔の製法をまもりながら手作りで作られています。
白いご飯との相性は最高です、ちなみに私はエビが一番好きです♪
おわりに
「満月寺浮御堂」に参拝してみて、昔ながらの情景が今も残っていて、松尾芭蕉を俳人に愛されてきた理由がよくわかりました。
境内だけでなく、境内の外の湖岸から見る「満月寺浮御堂」も素敵でした。
近くにあるイタリアンレストラン「ペコリーノ」のテラスからもおいしいランチをいただきながら見ることができます。
是非一度琵琶湖のランドマーク「満月寺浮御堂」に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 滋賀県大津市本堅田一丁目16-18 |
電話 | 075-351-7724 |
休日 | 無休 |
拝観料 | 大人300円、小学生100円 |
拝観時間 | 8:00~17:00 |
駐車場 | 約30台駐車できる無料駐車場あり |
交通 | ・JR線「堅田駅」からバスで 「浮御堂前」下車徒歩すぐ ・湖西道路真野ICから車で10分 |