2017年5月3日(水)に京都府京都市東山区にある「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」にいってきました。
「安井金比羅宮」の創建は、保元の乱(1156年)に敗れて讃岐(香川県)に流刑になり亡くなった崇徳上皇の霊を慰めるため、建治年間(1275年~1277年)に光明院観勝寺(かんしょうじ)が建立されたのが始まりとされています。
ご祭神は、「崇徳天皇(すとくてんのう)」「大物主神(おおものぬしのかみ)」「源頼政(みなもとのよりまさ)」の3神で、悪縁切りや縁結び等のご利益があります。
「安井金比羅宮」といえば、悪縁を切り良縁を結ぶパワースポットとして特に有名で、年間10万人が参拝する人気の神社です。
とりわけ縁切りのご利益は絶大で、数々のエピソードをブログやtwitter等で確認することができます。
今回参拝してきて
・願いをかなえる為の「縁切り縁結び碑」で守るべき5つの手順
・祈願で使う形代(かたしろ)の書き方
を確認してきましたのでご紹介します。
安井金比羅宮の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で所要時間は約30分でした。
安井金比羅宮への電車・バスでのアクセス
・JR京都駅からは市バス206系統(三十三間堂 清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)で「東山安井バス停」下車後、徒歩約1分。
・京阪線「祇園四条駅」から約800メートル、徒歩約10分。
・京阪線「清水五条駅」から約1.3キロ、徒歩約16分。
安井金比羅宮の駐車場
安井金比羅の駐車場はコインパーキングとなっています。
30分200円、60分100円、当日最大2000円となっています。
駐車場はそれほど駐車スペースがありませんので周辺のパーキングも合わせて確認しておいた方が良いと思います。
5月3日の朝10時時点では駐車場は半分ほど空いていました。
駐車できない場合は、近くに広い高台寺の駐車場(最初の1時間500円、以降30分毎250円)がありますのでそちらをおすすめします。
安井金比羅宮参拝
安井金比羅宮の境内入り口です、一礼して境内に入りましょう。
「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」と大きく書かれた文字が目に入ります。
鳥居を過ぎた参道の両端がコインパーキングとなっています。
綺麗に清められた石畳の参道を通って進みます。
写真参道突き当たりに「手水舎」があります。
「手水舎」でしっかり心身を清めます。
願いをかなえる為の「縁切り縁結び碑」で守るべき5つの手順
手順1.まずは本殿に参拝します。
※本殿までに有名な「縁切り縁結び碑(いし)」がありますが、必ず先に本殿に参拝しましょう!
手順2.「縁切り縁結び碑(いし)」に貼り付ける自身の身代わりのおふだ「形代(かたしろ)」を書きます。
祈願で使う形代(かたしろ)の書き方
「形代」は「縁切り縁結び碑」近くの台※にあり、100円以上をお賽銭箱にいれ、備え付けのマジックペンで切りたい縁・結びたい縁を書きます。
※「形代」は終日用意されており、「縁切り縁結び碑」も24時間祈願することが可能です。
名前や住所を書く必要はなく、純粋な願いのみを自由に記入すればOKです。
手順3.「形代」を持って「縁切り縁結び碑」の表側(写真手前側)から裏側へ願い事を念じながら円形の穴をくぐります。
手順4.同じく「形代」を持ったまま願い事を念じながら裏側から表側へ円形の穴をくぐります。
手順5.最後に「縁切り縁結び碑」のどこでもよいので好きなところに「形代」を貼り付けてご祈願完了です。
「縁切り縁結び碑」には上部の亀裂から神様のパワーが中央の円形の穴に注がれているといわれており、ご利益は「縁切り縁結び碑」が「形代」が見えないほど貼られていることからもかなり期待できます。
貼られている「形代」は縁切りのお願いが多く、縁結びの方が少し少ないかなと感じました。
ご祈願後はお守りでご利益アップ
縁切り縁結びの神社ですので、一番人気は縁切り縁結びがセットになった「縁切縁結セット守」(写真下部)で800円になります。
「悪縁切り守」(写真上部)500円、「縁結び守」(写真上部)500円も人気がです。
袋の柄が全て異なるため、全種類いただきたくなりますね♪
希望のお札を、希望の袋に入れてくれるお守りもあります。
値段はお札が300円、袋が300円で合計600円でオリジナルのお守りができます。
金比羅宮といえば黄色のイメージが強いので、黄色の袋に開運御守を入れてもらいました!
おわりに
安井金比羅宮に参拝してみて、悪縁を切り良縁を結ぶパワースポットであることを感じることができました。
ご利益も「縁切り縁結び碑」にびっしり貼られた「形代」や、境内の絵馬から多くの方が願いが成就されていて人気の高さを改めて感じました。
駅からのアクセスもよく、「縁切り縁結び碑」は24時間祈願することが可能で、「形代」も終日用意されています。
近くにはカラフルなくくり猿が有名な「八坂庚申堂」や聖徳太子が建立した「八坂の塔(法観寺)」もありますので、是非一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 京都府京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70 |
電話 | 075-561-5127 |
拝観料 | 無料 |
拝観時間 | 24時間可能。 ただし、お守り・絵馬等の授与所は 午前9時から午後5時30分まで。 |
交通 | ・JR京都駅からは市バス206系統 (三十三間堂 清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き) 「東山安井バス停」下車後、徒歩約1分。 ・京阪線「祇園四条駅」から約800メートル、徒歩約10分。 ・京阪線「清水五条駅」から約1.3キロ、徒歩約16分。 |