南九州屈指のパワースポット霧島神宮の見どころや参拝順序・御朱印や所要時間を徹底解説!

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2018年11月21日(水)に鹿児島県霧島市にある南九州屈指のパワースポットとして有名霧島神宮(きりしまじんぐう)に行ってきました。

創建は6世紀頃、当初は霧島連山の高千穂峰と御鉢の間に創建されたと伝わります。
ご祭神は天孫降臨神話の主人公である「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」です
創建後、社殿は後度重なる霧島山の噴火により何度か焼失と移転を行いました。
現在の社殿は正徳5年(1715年)に薩摩藩主の島津吉貴(しまづよしたか)によって造営寄進されたもので、拝殿・幣殿・本殿は令和4年に国宝に指定されました。

今回霧島神宮に参拝してきましたのでパワースポットや見どころ、御朱印や所要時間、アクセスや駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

「霧島神宮」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR日豊本線線「霧島神宮駅」下車、「霧島いわさきホテル行き」バス乗車約15分、「霧島神宮」バス停下車徒歩すぐ

自動車を利用

・カーナビで霧島神宮を検索

駐車場

霧島神宮には普通自動車が500台収容可能な無料駐車場があります。
駐車場は広く駐車しやすく、午前に訪れた際は混雑もなくすぐに駐車できました。
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霧島神宮の参拝と見どころ

霧島神宮の大鳥居と足湯

霧島神宮の入口にある大鳥居を通って境内に進みます。
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大鳥居の近くには無料の足湯があり、足湯に入る場合はタオルの持参をおすすめします。
ゆずが入っていて周囲によい香りが広がっており、参拝後に足をつけると疲れがとれました♪
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神橋

大鳥居の先にある鮮やかな朱色の神橋渡り二の鳥居へと進みます。
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霧島神宮の石の碑が見えてきます。
約80段ある急こう配の石段を登った先に二の鳥居があります。
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二の鳥居と表参道はパワースポット

二の鳥居から続く表参道は閑寂な木々によって包まれ、心地よい空間でパワースポットとなっています。
霧島神宮は桜(3月下旬~4月上旬)と紅葉(11月下旬)の名所で、参拝日は紅葉が美しく境内を彩っていました。
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桜島や鹿児島市内を一望できる展望所

表参道を直進し突き当りまで進むと西に展望所があります。
展望所からの眺望は素晴らしく、天気がよければ桜島や鹿児島の街が一望できます。
また霧島神宮は坂本龍馬おりょうが慶応2年(1866年)の新婚旅行で参拝したことでも有名です。
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パワースポットの招霊の木

パワースポットの「招霊(おがたま)の木」は展望所の近くにあります。
名前の通り神霊を招く木で、昔は招霊の木の小枝を使用して神事を行っていたと伝わります。
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招霊の木の近くには神聖降臨之碑もあり、紅葉が真っ赤に色づいていました。
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神聖降臨之碑から石段を登って三の鳥居へ向かいます。
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手水舎の近くには国家「君が代」で有名な「さざれ石」があります。
昭和62年(1987年)に岐阜県揖斐川町から奉納されました。
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三の鳥居から社殿までの参道もパワースポット

三の鳥居から霧島神宮の社殿への参道も二の鳥居と同じでパワースポットとなっています。
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参道の両側からは生命力に溢れた木々が包み込むように参道を覆い、厳かで澄み切った空気が満ちてます。
朝の早い時間にこの場所を訪れるとよりパワーが感じられると思います。
閑寂で張り詰めた空気の参道を抜けると朱色が鮮やかな霧島神宮の社殿が視界に広がります。
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霧島神宮の社殿の周りは紅葉しており見事な景色が広がっていました。
朱塗りの格調高い荘厳な社殿に参拝する前に近くの龍の手水舎で心身を清めます。
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江戸時代の名石工による手水舎

手水舎の見事な石龍は肥後の名石工である岩永三五郎の作と伝わります。
岩永三五郎は鹿児島城下の五石橋を制作した人物として有名です。
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推定樹齢800年の御神木は幸運のパワースポット

手水舎の近くに高さ35m、推定樹齢800年御神木があります。
坂本龍馬も姉の乙女に送った手紙の中で、御神木を見て感動したと伝えています。
御神木の中に烏帽子を冠った神職が見える木のコブがあり、霧島神宮の見どころの一つとなっています。
見つけると幸運が訪れることから幸運のパワースポットとして有名です。霧島神宮21

国宝に指定された拝殿・幣殿・本殿

霧島神社の現在の社殿は正徳5年(1715年)に薩摩藩主・島津吉貴が寄進しました。
鮮やかな朱塗りで傾斜を利用された拝殿・幣殿・本殿は令和4年(2022年)に国宝に指定されました。
本殿内部は柱、梁、長押などすべて朱漆塗りにした上に豪華に装飾されていることから「西の日光」とも呼ばれます。
霧島神宮の登廊下勅使殿重要文化財に指定されています。
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朱塗りを基本とした極彩色豊かな色彩と見事な彫刻は日光東照宮を連想させます。
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霧島七不思議のひとつ亀石と風穴

霧島には霧島7不思議①亀石②風穴③夜中の神楽④御手洗川⑤両度川⑥文字岩⑦蒔かずの種)があります。
その内、①亀石と②風穴は霧島神宮の旧参道付近で見ることができますので是非見てみましょう!
①亀石とは、神様との約束を破ってしまった亀が石に変えられてしまったと伝わる亀そっくりの石です。
②風穴とは、いつも微風が吹く穴がありその穴をのぞき込むと観音様が微笑んでおられたと伝わります。

おすすめのお守り

おすすめのお守り「九面守」で初穂料は800円になります。
霧島神宮に宝物として古くから伝わる9つの面があります。
9つの面=九面は「工面」が良いとされ、9つの九面守を揃えると商売繁盛・開運・厄除け・病気平癒等様々など満願成就するとされるお守りです。
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私は猫好きなので、数あるお守りの中からかわいい猫の絵柄が入った無病守もおすすめします!
こちらの御守りは霧島神宮の猫好きの神職が考案されたそうです。
ペットの御守りではないのでご注意下さい。
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おすすめのお土産は霧島神宮のみで限定販売されている鉾餅

霧島神宮のおすすめのお土産は「鉾餅(ほこもち)」です。
霧島神宮休憩所でのみで販売されており、オンラインショップでも販売されていません。
鉾餅の名前の由来は高千穂の峰に突き立てたとされる「天の逆鉾(あまのさかほこ)」から来ています。

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鉾餅は国内産米粉と鹿児島県のさつまいもの粉を使った求肥で粒あんを包んだシナモンの香りがするお菓子でとてもおいしいです。
霧島神宮休憩所では試食することも可能でした。
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御朱印の種類と初穂料

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料と種類は以下の通りです。
・霧島神宮の御朱印1種類(天孫降臨之地)300円
・期間限定・特別御朱印のアマビエの御朱印4種類セット※:1,000円
・霧島神宮の御朱印1種類プラスアマビエの御朱印1種類セット:500円
※いずれか1枚の頒布は不可

おわりに

霧島神宮所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約1時間でした。
霧島神宮に参拝してみて、二の鳥居・三の鳥・御神木は南九州屈指のパワースポットでした。
朱塗りで西の日光の別名を持つ国宝に指定された拝殿・幣殿・本殿や紅葉は見ごたえがありました。
境内にある霧島七不思議のひとつの亀石と風穴も見逃せないスポットです。
霧島神宮のみで限定販売されている「鉾餅」もおすすめです。
見どころいっぱいの霧島神宮に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

霧島神宮(きりしまじんぐう)
住所 鹿児島県霧島市霧島田口2608−5
電話番号 0995-57-0001
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
・JR日豊本線線「霧島神宮駅」下車、「霧島いわさきホテル行き」バス乗車約15分、「霧島神宮」バス停下車徒歩すぐ
■自動車を利用
・カーナビで霧島神宮を検索
駐車場 普通自動車が500台収容できる無料駐車場あり