2017年1月28日(土)に東京都江東区にある永代寺(えいたいじ)にいってきました。
山号は「大榮山」で、宗派は「高野山真言宗」です。
永代寺の創建は、寛永4年(1627年)に長盛上人によって、富岡八幡宮の別当寺として現在の永代橋東側一帯の永代島に創建されました。
江戸時代の永代寺は、現在の富岡八幡宮、深川不動尊、深川公園を全て合わせた寺域でした。
現在の深川公園辺りは全て永代寺の庭園の一部で、毎年3月21日から28日に行われていた弘法大師の御影供では大層な賑わいを見せ江戸名所図会にも描かれています。
しかし、明治初年(1868年)の神仏分離により廃寺となりました。
またかつて江戸時六地蔵の第6番目のお地蔵様がありましたが、現在は残っていません。
明治29年(1896年)に永代寺の塔頭(たっちゅう)のひとつであった吉祥院を永代寺と改称し、現在に至っています。
「門前仲町」の地名は、広大な土地を持っていた永代寺の門前ということから名付けられています。
永代寺の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約5分でした。
永代寺へのアクセス
電車でアクセス
・東京メトロ東西線/都営大江戸線「門前仲町」より徒歩約4分
永代寺で参拝
永代寺入り口です。
「厄除弘法大師」の石碑が建っています。
深川不動堂への仲見世途中にお寺があるので常に参拝者が途切れることはありませんでした。
永代寺本堂です。
綺麗な境内で、今年一年の開運・厄除けを祈願して本堂でしっかりと参拝しました。
右手には地蔵堂があります。
本堂の周りには開運厄除けののぼりがでていました。
こちらが地蔵堂です。
旧永代寺には江戸六地蔵のひとつがありましたが、現在は残っていません。
こちらには子育地蔵尊がおられます。
子育地蔵尊以外のも、取持地蔵尊など6体のお地蔵様がおられました。
おわりに
永代寺は、深川不動尊の仲見世の途中にあり、常に参拝者が途絶えることはありませんでした。
かつては富岡八幡宮、深川不動尊、深川公園を含む広大な寺域で、江戸六地蔵もあり、大変な賑わいがあり、江戸名所図会にも描かれています。
現在の寺域は縮小されましたが、深川不動尊、富岡八幡宮を参拝しながら当時の賑わいを感じることができました。
場所 | 東京都江東区富岡1-15-1 |
電話番号 | 03-3641-4015 |
拝観料 | 境内無料 |
交通 | ・東京メトロ東西線/都営大江戸線 「門前仲町」より徒歩約4分 |
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