2023年6月17日(土)に東京都大田区多摩川にある多摩川諏訪神社に行ってきました。
多摩川諏訪神社は平安時代の承和年間(834年~848年)、信濃国(長野県)の諏訪大社から勧請し創建したと伝わります。
元々は諏訪大社と同様に上社と下社がありましたが、明治13年(1880年)に合祀されました。
御祭神は建御名方命と八坂戸売命で、建御名方命が五穀豊穣・商売繁盛・交通安全・勝利祈願、八坂戸売命が五穀豊穣・病気平癒・健康祈願のご利益で知られています。
今回、実際に多摩川諏訪神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
多摩川諏訪神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎東急多摩川線「矢口渡駅」下車、多摩川諏訪神社まで500m、徒歩で約6分
自動車を利用
◎カーナビに多摩川諏訪神社の住所「東京都大田区多摩川2-10-22」を入力し検索
駐車場
多摩川諏訪神社には境内に普通自動車が約10台駐車可能な無料駐車場があります。土曜日の午後に参拝に訪れましたが混雑もなく空いていました。
多摩川諏訪神社の参拝と見どころ
多摩川諏訪神社の参拝開始
多摩川諏訪神社は「諏訪神社」の社号碑から参道を進むと石造の明神鳥居が見えてきます。社号碑や明神鳥居は昭和18年(1943年)に建立されました。
鳥居を潜ると社殿までの参道沿いに狛犬2対と手水舎があります。
手水舎の水盤に水は張られていませんが、しっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
手水舎の隣には立派な御神木があります。
2対の狛犬
手水舎の前に鎮座する大きな狛犬は胸を張り、長い前足をピンっと伸ばした招魂社系の特徴を持った阿吽狛犬です。狛犬は両方子持ちとなっています。
社殿の前に鎮座する小さな阿吽狛犬は明治4年(1871年)に奉納されたもので、上社と下社が合祀される前の江戸尾立ちの特徴を持つ狛犬です。
社殿・御祭神・ご利益
朱塗りの色鮮やかな社殿は平成14年(2002年)に鉄筋コンクリートで造営されました。御祭神には建御名方命と八坂戸売命がお祀りされており、建御名方命が五穀豊穣・商売繁盛・交通安全・勝利祈願、八坂戸売命が五穀豊穣・病気平癒・健康祈願のご利益で知られています。
境内社4社
入口の鳥居を潜り右には境内社の社殿が2社あります。左が御嶽神社・氷川神社・天祖神社3社の合殿で、右が稲荷社になります。
御朱印
御朱印は本務社の徳持神社で頂くことが可能です。多摩川諏訪神社から徳持神社は1.6km、徒歩で約21分です。
大田区多摩川の諏訪神社様を参拝させて頂きました🙏
ご神木や上を向いた狛犬にパワーを頂きました👏
御朱印は大田区池上の徳持神社様でのおわかちです。 pic.twitter.com/EtMguvBUH0— mikan (@m1214m2022) June 7, 2023
おわりに
多摩川諏訪神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。境内は綺麗に整備・維持されており地域で篤い崇敬を集めていることが分かります。上社と下社が合祀される前の狛犬や、朱塗りが美しい社殿があり、立派な御神木もたっています。平安時代創建と伝わる多摩川諏訪神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
多摩川諏訪神社 | |
住所 | 東京都大田区多摩川2-10-22 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎東急多摩川線「矢口渡駅」下車、多摩川諏訪神社まで500m、徒歩で約6分 ■自動車を利用 ◎カーナビに多摩川諏訪神社の住所「東京都大田区多摩川2-10-22」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が約10台駐車可能な無料駐車場あり |