【京都府京都市】縁結びのパワースポット文子天満宮!見どころや御朱印、アクセス・駐車場をご紹介

文子天満宮1
2015年12月29日に京都府京都市下京区にある文子天満宮あやこてんまんぐうに行ってきました。

文子天満宮は学問の神様である菅原道真公を天神として最初にお祀りした神社で、天神信仰発祥の神社として知られる北野天満宮の前身とされています。
また境内にある相生の御神木は縁結びのパワースポットとして人気を集めています。

文子天満宮に参拝してきましたので、見どころや御朱印、アクセス・駐車場をご紹介したいと思います。

文子天満宮の概要

文子天満宮の創建は、大宰府(現在の福岡県)に左遷された菅原道真公が延喜3年(903年)に59歳で没した後、天慶5年(942年)に道真公から乳母であった多治比文子たじひのあやこに「九州より都に帰りたいと思っているので、昔からゆかりの深い右近の馬場(今の北野天満宮)に祠を構えよ」託宣を受けました。
しかし文子は貧しく、社殿を建立できなかった為、住居の庭先に小さな祠を建立して祀りました。
これが文子天満宮の始まりと伝わります。

天慶10年(947年)、近江国比良宮(現在の白髭神社と考えらえている)の神官であった神良種みわのよしたねの子・太郎丸も道真公より同じ託宣があり、文子や近くの寺院の僧侶たちと協力し、北野天満宮に道真公を祀ったとされます。
そのような理由から文子天満宮は北野天満宮の前身で天神信仰発祥の神社とされています。

その後、天明、安政、元治の大火で社殿は焼失しましたが、その都度再建されました。
現在の社殿は大正7年(1918年)に再建されました。

御祭神は菅原道真公と多治比文子が祀られており、学問成就・良縁成就盛等のご利益があります。
境内社の白瀧稲荷大明神は、御祭神に宇迦之御魂神が祀られ、五穀豊穣・商売繁盛のご利益があります。

文子天満宮へのアクセス

交通機関を利用

・地下鉄烏丸線「五条駅」下車、文子天満宮まで400m、徒歩で約5分
・JR線「京都駅」下車、文子天満宮まで750m、徒歩で約10分

自動車を利用

・カーナビに文子天満宮の電話番号「075-361-0996」を入力

駐車場

文子天満宮には専用の駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。

文子天満宮の参拝と見どころ

文子天満宮参拝開始

文子天満宮は大通りから2本小道を入ったところにあり境内はとても静かです。
近くには見事な庭園と茶室が有名な渉成園 (枳殻邸)があります。
入口の石造明神鳥居側に「天神信仰発祥の神社」と刻まれた石碑が見えます。
文子天満宮1

神使の石造なで牛

ご祭神が菅原道真公ですので、境内入口に石造のなで牛が鎮座しています。
歴史と風格を感じる牛で昔より篤い崇敬を集めてきたことが感じられます。
文子天満宮7

入口にも菅原道真公ゆかりの梅紋が見られます。
境内は手入れが行き届いていてとても気持ちの良い空間です。
文子天満宮2

手水舎の水盤にも梅紋が彫刻されています。
手水舎でしっかりと心身を清め参拝へ進みます。
文子天満宮6

社殿と成就社

社殿にはご祭神の菅原道真公が祀られており、学業成就を願う参拝者から篤い信仰を集めています。
文子天満宮3

社殿近くの成就社には、東京大学や京都大学に合格した、縁結びが成就したといった嬉しい成就の報告が書かれた絵馬がかかっています。
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ご神木の相生のおがたまの木

ご神木の相生あいおいのおがたまの木は良縁成就・夫婦円満のご利益があります。
生命力あふれるご神木が境内を包み込み、境内全体がパワースポットとなっています。
文子天満宮8

文子像と境内末社

手水舎の正面にはご祭神で道真公から乳母であった多治比文子たじひのあやこの像があります。
像の隣は境内末社で、写真を正面に左から「火之御子社」「福部社」「老松社」「白太夫社」と並びます。
文子天満宮5

縁結びのパワースポット文子殿

境内にある文子殿にはご祭神の多治比文子が祀られています。
文子は菅原道真公の託宣を受けて結びついたことから縁結び(良縁成就)のご利益があります。
良縁成就を願った参拝者から篤い信仰を集め、縁結びのパワースポットとして人気です。
文子天満宮4

菅原道真公の腰掛石

菅原道真公が太宰府へ左遷の際に立ち寄って腰かけたと伝わる腰掛石が境内にあります。
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境内社・白瀧稲荷大明神

境内社の白瀧稲荷大明神には宇迦之御魂神が祀られ、五穀豊穣・商売繁盛のご利益があります。
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おみくじとお守り

境内の授与所にはかわいいおみくじやお守りが並んでいます。
お守りはご祭神のご神徳に関係のある良縁成就や学問成就に関するお守りが多く並びます。
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こちらのかわいい姿をした牛みくじ(初穂用500円)は、紙箱が用意されていますのでおみくじを引いたあとは持って帰ることができますよ♪
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かわいい紅梅みくじ(初穂料500円)も持って帰ることが可能で、おみくじを引いた後は吉凶に関わらず傍らに置いておくとご利益があるそうです。
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御朱印

御朱印は書置きの3種類で初穂料は各300円になります。

文子天満宮まとめ

文子天満宮にゆっくり参拝して所要時間は約10分でした。
境内には菅原道真公が腰かけられた腰掛石が残る天神信仰発祥の神社でした。
文子殿やご神木の相生のおがたまの木は縁結びのパワースポットです。
学業成就のご利益で有名で、成就社には多くの成就絵馬がかかっています。
見どころいっぱいの文子天満宮にぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。

文子天満宮
住所 京都府京都市下京区天神町400
電話番号  075-361-0996
営業時間 午前7時~午後7時
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
・地下鉄烏丸線「五条駅」下車、文子天満宮まで400m、徒歩で約5分
・JR線「京都駅」下車、文子天満宮まで750m、徒歩で約10分
■自動車を利用
・カーナビに文子天満宮の電話番号「075-361-0996」を入力
駐車場 専用駐車場なし、近隣のパーキングを利用

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