2021年8月7日(土)に福島県白河市にある渋沢栄一や松平定信公ゆかりの神社として有名な南湖神社に行ってきました。
地元市民や松平定信公を崇敬する人々や渋沢栄一の支援によって大正9年(1920年)に神社設立が許可され、大正11年(1922年)に創建されました。
渋沢栄一は新一万円札の肖像画になった人物で令和3年(2021年)の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公にもなっています。
ご祭神は松平定信公で、厄除・開運・方位除をはじめ、商売繁盛・安全祈願・長寿祈願・安産祈願・子宝祈願などのご利益があります。
学問にも非常に優れていたので、学問成就のご利益でも受験生から篤い崇敬を集めています。
また白河在住の男性と会津の女性の中を取り持ったエピソードから縁結びのご利益でも有名です。
松平定信公が小峰城藩主の時代、天明の大飢饉が発生しましたが、食料を確保し人々に施した為、飢饉による死者を一人も出さなかったと伝わります。
また南湖を整備し、身分制度の厳しい時代の中、日本最古の公園である南湖を一般市民にも開放した名君として称えられています。
南湖神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、アクセス・駐車場をご紹介したいと思います。
南湖神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR東北本線「白河駅」からタクシーで4.3km・約10分利用
・JR東北本線「白河駅」駅前より市内循環バス「こみねっと」中循環(1コース・2コース)を利用し「南湖東口」下車徒歩約5分
自動車を利用
・カーナビに「南湖神社」の電話番号「0248-23-3015」を入力
駐車場
南湖神社には無料駐車場が複数個所あります。
写真の車の場所は境内入り口にある一番近い駐車場で、朝参拝した際は半分以上空いていました。
道を進んだ先にも駐車場があり駐車に困ることはありませんが、桜のシーズンは大変混雑するのでご注意ください。
南湖神社の参拝と見どころ
松平定信(楽翁)公の石像
南湖神社前には松平定信(楽翁)公の石像があります。
石像を過ぎて石の鳥居を通って社殿へ進みます。
手水舎でしっかりと心身を清めます。
松平定信公が愛用した松風亭蘿月庵
参道右手には松平定信公が愛用された茶室「松風亭蘿月庵」が現存しています。
こちらは初穂料300円で内部拝観可能です。
お守り・御朱印
参道右手では無病息災・健康長寿のお守りや学業成就、安産や開運・幸運のお守りを受け取ることができます。
参道を社殿へ進むと左に社務所があり、こちらでもお守りや御朱印をいただくことができます。
通常の御朱印は2種類で、御朱印Aが初穂料300円、御朱印Bが初穂料500円です。
夏季限定御朱印
夏季に参拝しましたので、夏季限定御朱印が初穂料500円でありました!
御社殿に参拝
社殿は屋根銅板葺替工事をしてました。
張り替えたばかりの黄金色の銅板の屋根が美しかったです。
賽銭所から先は立ち入ることができませんでしたので、こちらでしっかりと祈願してきました。
おわりに
南湖神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
南湖神社へ参拝してみて、境内は緑があふれ、神社の前方には南湖があり自然のパワーを感じる神社でした。名君である松平定信公や渋沢栄一とゆかりがある神社で、松平定信公が愛用された茶室「松風亭蘿月庵」も現存していました。
無料の駐車場もあり、車でアクセスしやすいので是非参拝してみてはいかがでしょうか。
南湖神社(なんこじんじゃ) | |
住所 | 福島県白河市菅生舘2 |
電話番号 | 0248-23-3015 |
拝観日時 | 午前9時~午後4時 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関の場合 ・JR東北本線「白河駅」からタクシーで4.3km・約10分利用 ・JR東北本線「白河駅」駅前より市内循環バス「こみねっと」中循環(1コース・2コース)を利用し「南湖東口」下車徒歩約5分 ■自動車の場合 ・カーナビに「南湖神社」の電話番号「0248-23-3015」を入力 |
駐車場 | 無料駐車場多数あり |