【京都府】明治神宮本殿のモデルになった本殿があり桜の名所で有名な向日神社!見どころや御朱印、アクセス・無料駐車場をご紹介

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2023年9月22日(金)に京都府向日市向日町北山にある向日神社むこうじんじゃに行ってきました。向日明神の別称でも親しまれています。

創建は奈良時代の養老2年(718年)、六人部むとべ氏がこの地を賜ったのが起源と伝わります。

平安時代の延長5年(927年)に編纂された『延喜式神名帳にも「向神社」として記載が見られます。

重要文化財本殿は室町時代の応永29年(1422年)に建立されたもので、明治神宮の本殿は向日神社を1.5倍に拡大して造られました。

今回、実際に向日神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

向日神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎阪急京都線「西向日駅」下車、向日神社まで700m、徒歩で約11分

自動車を利用

◎カーナビに向日神社の電話番号「075-921-0217」を入力、または向日神社の住所「京都府向日市向日町北山65」を入力し検索

駐車場

向日神社には参拝者専用の無料駐車場があります。金曜日の午前中に参拝に訪れましたが駐車場は混雑もなく空いていました。
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向日神社の参拝と見どころ

向日神社の参拝開始

向日神社の入口には昭和60年(1985年)に建立された「向日神社」の社号碑があります。その後方に明神鳥居と「府社式内向神社」の社号碑があります。『延喜式』神名帳に記載の式内社で、建治元年(1275年)までは「向神社」と呼ばれていたこと、明治時代に「府社」に指定されたことから「府社式内向神社」と書かれています。
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桜や紅葉の名所

鳥居を潜ると約200mの長い参道が社殿まで続いています。参道の両側には紅葉が植えられており、春には桜のトンネルが、秋には真っ赤な紅葉の景色が参拝者を楽しませてくれます。
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末社・勝山稲荷神社(国登録有形文化財)

参道をしばらく進むと右側に末社勝山稲荷神社国登録有形文化財)があります。御祭神に宇迦之御魂大神がお祀りされ、五穀豊穣・商売繁盛の御神徳で知られています。
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手水舎(国登録有形文化財)、末社・天満宮社(国登録有形文化財)

勝山稲荷神社の近くにある手水舎国登録有形文化財)は18世紀後期に再建されたものです。手水舎後方に見える末社天満宮社国登録有形文化財)の御祭神には菅原道真公・大歳神・屋船神がお祀りされ、天保4年(1833年)に建立されました。
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舞楽殿

手水舎で心身を清めて石段を上ると平成15年(2003年)に再建された舞楽殿があり、その後方に向日神社の社殿(拝殿・幣殿・本殿)があります。
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拝殿(国登録有形文化財)・幣殿(国登録有形文化財)

天保13年(1842年)に再建された拝殿国登録有形文化財)は入母屋造で、正面は千鳥破風に向唐破風造の向拝となっています。拝殿から本殿は幣殿国登録有形文化財)で接続されています。
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本殿(重要文化財)・本殿覆屋(国登録有形文化財)

応永29年(1422年)に再建された本殿重要文化財)は室町時代を代表する三間社流造明治神宮本殿のモデルとなりました。本殿は覆屋となっており、本殿覆屋国登録有形文化財)は天保13年(1842年)に再建されました。
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御祭神、ご利益

御祭神には向日神・火雷大神・玉依姫命・神武天皇がお祀りされ、五穀豊穣・学業成就・交通安全などのご利益で知られています。
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勝山身代不動明王

本殿の後方には勝山身代不動明王がお祀りされています。祈願すると交通安全・厄除のご利益があるといわれます。
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摂社・春日神社(国登録有形文化財)

本殿の左側に鎮座する摂社春日神社国登録有形文化財)は明治11年(1878年)に現在地に移築されました。御祭神に武甕槌神・斎主神・天津児屋根尊・姫大神がお祀りされ、厄除・夫婦円満・安産祈願などのご利益で知られます。
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渡廊(国登録有形文化財)、祖霊社(国登録有形文化財)

拝殿の左側にある渡廊国登録有形文化財)は江戸末期に建立されたもので、拝殿から元禄元年(1688年)に建立された祖霊社国登録有形文化財)へと繋がっています。
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末社・五社神社(国登録有形文化財)

渡廊を潜ると見えるのは末社五社神社国登録有形文化財)です。江戸時代末期に建立された建物で御祭神には大己貴神・武雷神・別雷神・磐裂神・事代主神がお祀りされています。
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末社・御霊神社(国登録有形文化財)

拝殿の左側には明治10年(1877年)に物集女村から現在地に移築された末社御霊神社国登録有形文化財)があります。御祭神には夫婦神である伊邪那岐命・伊邪那美命がお祀りされ、縁結び・恋愛成就・夫婦円満などのご利益で有名です。近くは注連縄が掛けられた夫婦岩があります。
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向日神社客殿(国登録有形文化財)

御霊神社の隣の建物は向日神社客殿国登録有形文化財)です。昭和40年(1965年)前後に大阪府島本町の青年研修施設から移築された建物です。
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御朱印

御朱印は拝殿の左側にある社務所で頂くことが可能です。
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おわりに

向日神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約25分でした。向日神社の鳥居から社殿までは長い参道が続き、春には桜、秋には紅葉が参拝者を楽しませてくれます。本殿は室町時代を代表する流造で、国の重要文化財に指定されています。境内には多くの摂末社や登録有形文化財があり必見です。参拝中には可愛い三毛猫に会うこともできました♪見どころいっぱいの向日神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

向日神社
住所 京都府向日市向日町北山65
電話番号 075-921-0217
営業時間 午前9時~午後4時
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎阪急京都線「西向日駅」下車、向日神社まで700m、徒歩で約11分
■自動車を利用
◎カーナビに向日神社の電話番号「075-921-0217」を入力、または向日神社の住所「京都府向日市向日町北山65」を入力し検索
駐車場 境内に参拝者専用の無料駐車場あり