023年9月20日(水)に大阪府大阪市東淀川区上新庄にある春日神社に行ってきました。
春日神社はかつて「榊神社」と称し、宇賀魂神を産土神としてお祀りしたのが始まりです。
天正6年(1578年)に奈良の春日大社から御分霊を勧請して「春日神社」と改称し、榊神社は摂社としました。
本殿は江戸時代の貞享2年(1685年)に造営され、改修を経て現在に至ります。
今回、実際に春日神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
春日神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎阪急京都本線「上新庄駅」下車、春日神社まで140m、徒歩で約2分
自動車を利用
◎カーナビに春日神社の電話番号「06-6328-7822」を入力、春日神社の住所「大阪府大阪市東淀川区上新庄2丁目20-15」を入力し検索
駐車場
春日神社には普通自動車が約4台駐車可能な参拝者専用の無料駐車場が境内にあります。水曜日の午後に参拝に訪れましたが混雑もなく空いていました。
春日神社の参拝と見どころ
春日神社の参拝開始
春日神社は上新庄駅から徒歩ですぐの場所にありますが、境内は静寂で清々しい神域となっています。入口には昭和63年に造立された「春日神社」の社号碑と平成2年( 1990年)に建てられた明神鳥居があります。歴史を感じる石灯籠には天保7年(1836年)の銘が見られます。
推定樹齢400年のクスノキ
境内は入口から想像するよりかなり広大で、綺麗に維持・管理されています。石畳の参道沿いには石灯籠が並び、直進したところに春日神社の社殿があります。周囲は巨樹によって囲まれていますが、写真左の手水舎付近のクスノキは推定樹齢400年で大阪市保存樹に指定されています。
社殿近くの朱塗りが鮮やかな手水舎でしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
社殿の前には姿が異なる2対の阿吽狛犬が神域を清浄に保っています。手前の狛犬は頭が小さく、手足が長くスリムな姿をしています。後方の狛犬は巻き毛に精緻な彫刻が施され、柔和な表情をしています。
社殿(拝殿・本殿)、御祭神、ご利益
拝殿は朱塗りの美しい建築物で、中央には大注連縄がかけられています。本殿は貞享2年(1685年)に造営され、平成11年(1999年)に改築されました。御祭神には春日神(建甕槌命・経津主命・天児屋根命・比咩神)がお祀りされ、夫婦円満・縁結び・交通安全・諸願成就などのご利益で知られています。
末社の天照皇大神社、猿田彦・火迦具土神社
社殿の右側には末社2社が鎮座しています。天照天照皇大神がお祀りされた「天照皇大神社」(左)と
猿田彦神と火迦具土神がお祀りされた「猿田彦・火迦具土神社」(右)が鎮座しています。
末社2社の近くには「春日宮」や「春日大神宮」と銘がある石柱や、神仏習合の名残と思われる石仏が置かれています。
摂社の榊神社
社殿の右前方にあるのは摂社の「榊神社」です。天正6年(1578年)に「春日神社」と改称するまでは「榊神社」と称し、宇賀魂神を産土神としてお祀りしていました。春日神社の元宮ですのでしっかりと参拝をしました!ご利益は五穀豊穣・商売繁盛のご利益で有名です。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能です。
先日参拝しました大阪府東淀川区の春日神社⛩️
上新庄駅のすぐ近くにあります🚶
こちらも、あまり参拝者もいなく、ゆっくりと参拝出来ました😊
直書き🖌にて御朱印拝受しました🙏 pic.twitter.com/1KjXcQgy8h
— d-i-b (@0813koji) December 22, 2023
おわりに
春日神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。春日神社は上新庄駅近くの住宅街の中に鎮座していますが、境内はとても広く静寂で清浄な心地の良い神域でした。推定樹齢400年以上のクスノキや、江戸時代の貞享2年(1685年)に造営された本殿が改築を経て現存しています。末社2社や摂社で元宮の榊神社も必見です。見どころいっぱいの春日神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
春日神社 | |
住所 | 大阪府大阪市東淀川区上新庄2丁目20-15 |
電話番号 | 06-6328-7822 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎阪急京都本線「上新庄駅」下車、春日神社まで140m、徒歩で約2分 ■自動車を利用 ◎カーナビに春日神社の電話番号「06-6328-7822」を入力、春日神社の住所「大阪府大阪市東淀川区上新庄2丁目20-15」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が約4台駐車可能な無料駐車場あり |