2023年9月20日(水)に大阪府摂津市千里丘にある須佐之男命神社に行ってきました。
須佐之男命神社の創建は不詳ですが、社伝によると聖武天皇の天平年間(729年~749年)に飛鳥時代から奈良時代に活動した僧・行基が諸国行脚の途中で摂津国島下郡味舌上村に金剛院を建立し、寺の鎮守社として牛頭天王をお祀りしたのが起源と伝わります。
今回、実際に須佐之男命神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
須佐之男命神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎JR京都線「千里丘駅」下車、須佐之男命神社まで750m、徒歩で約10分
自動車を利用
◎カーナビに須佐之男命神社の電話番号「06-6338-2992」を入力、または須佐之男命神社の住所「大阪府摂津市千里丘3丁目15-15」を入力し検索
駐車場
須佐之男命神社には普通自動車が2台駐車可能な参拝者専用の無料駐車場があります。駐車場は二の鳥居左にあります。水曜日の午前に訪れた際は混雑もなく空いていました。
須佐之男命神社の参拝と見どころ
一の鳥居
大阪高槻京都線をの大通りで「千里丘小学校前」の交差点を曲がると須佐之男命神社の一の鳥居があります。一の鳥居は昭和16年(1931年)に奉納されたものですが、経年劣化により令和5年(2023年)11月29日より撤去工事が行われています。
一の鳥居を潜ると明治39年(1906年)に造立された「須佐之男命神社」の社号標があります。左の砂地が参拝者専用の無料駐車場です。二の鳥居の前には歴史を感じる石燈籠が並んでいます。
二の鳥居
二の鳥居は平成13年(2001年)に奉納された石造明神鳥居で、鳥居の中央には「須佐之男命神社」の扁額が掛かっています。
二の鳥居を潜り右に手水舎がありますのでしっかりとこちらで心身を清めて参拝へ進みます。後方には社務所があります。左側には境内社の「八王子神社」と「八幡神社」が鎮座しています。
社殿(拝殿・本殿)、御祭神、ご利益
手水舎から見た光景です。正面に社殿(拝殿・本殿)があり、左奥に延命地蔵尊、右隣に「みこし堂」があります。境内は砂利が敷き詰められ綺麗に維持・管理されています。拝殿は平成13年(2001年)に改修された美しい建築物です。
拝殿の前では愛嬌のある阿吽狛犬が神域を清浄に保っています。
本殿には御祭神の須佐之男命(牛頭天王)・天児屋根命・事代主命がお祀りされています。ご利益は、厄除・家内安全・無病息災・学業成就・諸願成就・金運向上・商売繁盛などで知られています。
八幡神社と八王子神社
二の鳥居を潜り左側に鎮座している八幡神社(左)と八王子神社(右)です。
八幡神社は明治45年(1912年)に現在地に移築、遷座されました。御祭神は応神天皇で、厄除開運・勝運向上・子孫繁栄・交通安全などのご利益で知られています。
八幡神社の隣に鎮座する八王子神社には多紀理毘売命・多岐都比売命・市寸島比売命・天忍穂耳命・天穂日命・天津彦根命・活津彦根命・熊野久須毘命が御祭神にお祀りされています。
延命地蔵尊
本殿の左側にお祀りされている延命地蔵尊は神仏習合の名残を今に伝えます。
みこし堂
社殿の右にあるみこし堂です。内部には御神輿が3基格納されています。
御朱印
御朱印は頒布されていないとのことです。
おわりに
須佐之男命神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。起源は約1,300年前と推定される古社で、諸国行脚したことで有名な奈良時代の僧・行基によって創建されました。境内は綺麗に維持・管理され心地の良い神域でした。参拝者専用の無料駐車場もありますので自動車でもアクセスしやすいです。一の鳥居は現在撤去中ですが、また再建されることを祈願してお賽銭を入れてきました。見どころいっぱいの須佐之男命神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
須佐之男命神社(すさのおのみことじんじゃ) | |
住所 | 大阪府摂津市千里丘3丁目15-15 |
電話番号 | 06-6338-2992 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎JR京都線「千里丘駅」下車、須佐之男命神社まで750m、徒歩で約10分 ■自動車を利用 ◎カーナビに須佐之男命神社の電話番号「06-6338-2992」を入力、または須佐之男命神社の住所「大阪府摂津市千里丘3丁目15-15」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が2台駐車可能な無料駐車場あり |