2023年6月18日(日)に神奈川県横浜市鶴見区市場東中町にある横浜熊野神社に行ってきました。
社伝によると平安時代の弘仁年間(810年~824年)、紀州熊野本宮の御分霊を勧請して創建したと伝わります。
徳川家康が江戸へ入国する際には横浜熊野神社を訪れ、天下泰平・国家安穏・武運長久を祈願しました。
江戸時代初期には鶴見川の西岸に鎮座していましたが、その後鶴見区元宮町に遷座しました。天保年間(1831年~1845年)には東海道線の踏切付近に遷座しました。
明治3年(1870年)、東海道線敷設の為に現在地に遷座されました。
御祭神は、国常立尊・伊邪奈岐命・伊邪奈美命です。
ご利益は、良縁成就・夫婦和合・家庭円満で知られています。
今回、実際に横浜熊野神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
横浜熊野神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎京急本線「鶴見市場駅」下車、横浜熊野神社まで160m、徒歩で約2分
自動車を利用
◎カーナビに横浜熊野神社の住所「神奈川県横浜市鶴見区市場東中町9-21」を入力し検索
駐車場
横浜熊野神社には駐車場がありませんので近隣のパーキングを利用します。
横浜熊野神社の参拝と見どころ
横浜熊野神社の参拝開始
横浜熊野神社は明治3年(1870年)に現在地に遷座されました。入口には石造の神明鳥居と「熊野神社」の社号碑が立っています。境内は整備・維持されていますが、樹木が少ないからか少し寂しい感じがします。
鳥居を潜ると参道の左に手水舎があります。水は張られていませんがこちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
社殿の前では狛犬一対が悪い気から守っています。
江戸時代に奉納された阿阿狛犬
狛犬は珍しく阿阿狛犬で何も持っていません。江戸時代の慶応2年(1866年)に建立されたもので、現在地に遷座する前に作られた貴重な狛犬です。巻き毛に精緻で見事な彫刻が施され、台座にも狛犬が施された立派なものです。
社殿・御祭神・ご利益
拝殿・本殿も見事な造りで、御祭神には、国常立尊・伊邪奈岐命・伊邪奈美命がお祀りされています。ご利益は、国常立尊が良縁成就、夫婦神である伊邪奈岐命・伊邪奈美命は家庭円満・夫婦和合で知られています。
社殿の周囲には境内社5社
社殿の左には境内社の八幡神社・神明社・五社大神・大鳥神社が鎮座しています。
社殿の右には稲荷神社が鎮座し、五穀豊穣・商売繫盛のご利益で知られています。
御朱印
御朱印は事前に電話(045-501-8685)をすると書置きのものが頂けます。
おわりに
横浜熊野神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。境内は整備・維持されており、社殿の前には江戸時代に奉納された立派な狛犬が鎮座しています。社殿も立派で見事な建造物でした。境内社も5社鎮座しています。鶴見市場駅からアクセスしやすい横浜熊野神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
横浜熊野神社 | |
住所 | 神奈川県横浜市鶴見区市場東中町9-21 |
電話番号 | 045-501-8685 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎京急本線「鶴見市場駅」下車、横浜熊野神社まで160m、徒歩で約2分 ■自動車を利用 ◎カーナビに横浜熊野神社の住所「神奈川県横浜市鶴見区市場東中町9-21」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |