2023年5月6日(土)に 滋賀県甲賀市信楽町牧にある参道に信楽高原鐵道が通っていることで知られている日雲神社に行ってきました。
日雲神社の創建は不詳ですが、鎌倉時代中期に編纂された『倭姫命世記』によると、天照大神を奉斎した倭姫命が4年間滞在した「甲可日雲宮」が起源と伝わります。
鎮座地が字名が上野であったところから、古来より「上野山天神」と称され牧、宮町、黄瀬三村の氏神として崇敬されました。
中世以降になると神仏習合の影響で別当寺として天徳寺が創建されましたが、明治時代の神仏分離によって廃寺となりました。明治18年(1885年)に現在の「日雲神社」に改称されました。
御祭神は天御中主神で、開運・八方除・厄除等のご利益で知られています。
今回日雲神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
日雲神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・信楽高原鐵道「雲井駅」下車、日雲神社まで350m、徒歩で約3分
自動車を利用
・カーナビに日雲神社の電話番号「0748-83-0432」を入力、または日雲神社の住所「 滋賀県甲賀市信楽町牧78-78」を入力し検索
駐車場
日雲神社には普通自動車が5台駐車可能な無料駐車場があります。土曜日の午後に訪れた時は混雑もなく駐車可能でした。
日雲神社の参拝と見どころ
日雲神社の参拝開始
日雲神社の入口の石造鳥居を潜って境内へ進みます。鳥居には「日雲神社」の扁額がかかり、近くには石燈籠一対と「日雲神社」の社号碑があります。
鳥居を潜り、木々に包まれた気持ちの良い参道を直進します。
参道途中の線路と電車通過時刻
参道を進むと途中に信楽高原鐵道の線路があります。1時間に2本電車が通るので運が良ければ社殿と電車を一緒に撮影することが可能です♪踏切内での撮影は禁止されていますのでご注意下さい。
【勅使駅⇒雲井駅】(2023年5月6日現在)
①6:14~6:17②7:35~7:39③8:48~8:51④9:50~9:53⑤10:58~11:01⑥11:58~12:01⑦12:58~13:01⑧13:58~14:01⑨14:58~15:01⑩16:08~16:11⑪17:10~17:14⑫18:31~18:35⑬19:52~19:55⑭21:04~21:07⑮22:12~22:15
【勅使駅⇒雲井駅】(2023年5月6日現在)
①7:07~7:10②8:21~8:25③9:30~9:34④10:40~10:44⑤11:40~11:44⑥12:40~12:44⑦13:40~13:44⑧14:40~14:44⑨15:41~15:44⑩16:51~16:55⑪18:09~18:12⑫19:26~19:30⑬20:35~20:39⑭21:49~21:53⑮22:57~23:01
線路を渡ると石燈籠があり、石段を上って注連縄を潜って社殿へ進みます。
石段を上ると手水舎がありますので心身をしっかり清めて参拝へ進みます。
拝殿
拝殿には奉納提灯が並び地域から篤い崇敬を集めていることが分かります。
中門・透き塀
拝殿の向こうに中門・透き塀があり、その向こうに本殿が鎮座しています。
金運アップのカエル
中門・透き塀の前には金運アップのご利益があるカエルが鎮座しています、かわいいですね♪
スリムな畿内型狛犬
中門・透き塀の前には阿吽のスリムな狛犬も鎮座しています。吽の狛犬は角があり、阿の狛犬は口が特徴的な形をしています。狛犬は畿内型狛犬の特徴であるぎょろっとした目、毛は螺髪の形をしています。
本殿・御祭神・ご利益
中門・透き塀の向こうに鎮座する本殿(登録有形文化財)は江戸時代の元禄4年(1691年)に建立されたと伝わります。御祭神に天御中主神をお祀りし、ご利益は開運・八方除・厄除等で知られています。
本殿は三間社流造、向拝1間となっています。桁行3間、梁間2間の母屋に1間幅の前室を設けており、中世以来の近江の流造本殿の伝統を伝える建築様式となっています。
境内社
本殿の右隣に境内社の八幡神社と春日神社が鎮座しています。八幡神社が厄除け開運、春日神社が知恵学問のご利益で知られています。
本殿の左隣には境内社の倭姫神社、天宮神社、厳島神社が鎮座しています。倭姫神社が開拓厄除、天宮神社が子授安産、厳島神社が諸芸上達・商売繁盛のご利益で知られています
御朱印
御朱印は拝殿右にある社務所で書置きを頂くことが可能です。
踏切にある撮影禁止看板が、線路内及び踏切内に変更されていました。
書置き #御朱印 が授与所にあり、セルフでいただきました。#日雲神社 #御朱印巡り pic.twitter.com/VaNDJRdXfo— 黒武 (@kurotake2019) May 22, 2023
おわりに
日雲神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約25分でした。日雲神社の参道途中には信楽高原鐵道の線路が通っており、社殿と電車を一緒に撮影することができます。電車は1時間に2本通っており、写真撮影される場合は事前に時刻表を調べておくとスムーズに撮影できます。境内には江戸時代に建立された本殿(登録有形文化財)、スリムな狛犬、金運アップのカエル、多くの境内社がありました。見どころいっぱいの日雲神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
日雲神社(ひくもじんじゃ) | |
住所 | 滋賀県甲賀市信楽町牧78-78 |
電話番号 | 0748-83-0432 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・信楽高原鐵道「雲井駅」下車、日雲神社まで350m、徒歩で約3分 ■自動車を利用 ・カーナビに日雲神社の電話番号「0748-83-0432」を入力、または日雲神社の住所「 滋賀県甲賀市信楽町牧78-78」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が5台駐車可能な無料駐車場あり |