2023年4月23日(日)に北海道函館市湯川町にあるなでうさぎやイカのおみくじが有名な湯倉神社に行ってきました。
イカのおみくじは釣竿でイカを釣るおみくじで「マツコの知らない世界」でも紹介されました。
今回湯倉神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
湯倉神社の概要
湯倉神社の起源は室町時代の享徳2年(1453年)、関節痛を患っていた木こりが湯倉神社付近にあった湧き湯で湯治したところ良くなったことから薬師如来を刻み小さな祠を建てて安置したのが始まりと伝わります。
創建は元和3年(1617年)、湯座に薬師如来をお祀りされていたことが享保2年(1717年)の松前藩の調査によってわかっています。
承応2年(1653年)、松前藩第9代藩主・松前高広公が千勝丸といった幼少の頃、重い病気を患いました。その時、母清涼院が夢で「松前城の東に当たって不思議に病に効く温泉がある。そこへ行けばどんな病でも治る温泉がある」とお告げを受けました。千勝丸が温泉で湯治すると病気が全快したので清涼院は知内産の砂金で薬師如来像を作り安置しました。
御祭神は、大己貴神・少彦名神・倉稲魂神の3柱で、大己貴神は五穀豊穣・商売繫盛・縁結び、少彦名神は医療・温泉・酒造、倉稲魂神は五穀豊穣・商売繁盛のご利益で知られています。
湯倉神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・市電湯の川線「湯の川駅」下車、湯倉神社まで140m、徒歩で約2分
自動車を利用
・カーナビに湯倉神社の電話番号「0138-57-8282」を入力、または湯倉神社の住所「北海道函館市湯川町2丁目28番1号」を入力し検索
駐車場
湯倉神社には神社の裏手に普通自動車が80台駐車可能な無料駐車場があります。日曜日の午前中に参拝しましたが駐車場は空いており混雑もありませんでした。
湯倉神社の参拝と見どころ
朱色の大鳥居
湯倉神社の入口には朱色の大鳥居があります。鳥居の近くでは狛犬一対が境内を悪い気から護っています。
境内は綺麗に整備・維持され、境内には桜が咲き鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました♪
手水舎と桜
手水舎でしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。桜が美しいですね♪
参道を直進すると社殿があります。
樹齢約370年の御神木
社殿と手水舎の途中には御神木であるオンコ(イチイ)の木があります。樹齢約370年で函館市の保存樹となっています。
社殿とうさぎの彫刻
社殿は昭和16年(1941年)に流造で造営されました。
社殿には太めの注連縄がかかっています。御祭神の大己貴神(大国主神)は出雲大社と同じですので雰囲気が似ています。
社殿には見事な彫刻が施されており、中でも兎の彫刻は珍しくかわいいですね♪御祭神の大己貴神は因幡の白兎で知られる神様で、そのため神使の兎が彫刻されています。
社殿前のお賽銭箱にも御祭神の大己貴神と兎の彫刻が鎮座しています。
本殿・御祭神・ご利益
本殿には御祭神の大己貴神・少彦名神・倉稲魂神がお祀りされており、大己貴神は五穀豊穣・商売繫盛・縁結び、少彦名神は医療・温泉・酒造、倉稲魂神は五穀豊穣・商売繁盛のご利益で知られています。
願いが叶い幸せを運ぶ「なでうさぎ」
「なでうさぎ」の像は平成26年(2014年)に社殿右に設置されました。
なでると願いが叶い幸せを運んできてくれる人気のパワースポットで、参拝者が途切れることなくうさぎをなでていました♪
豊受稲荷神社
なでうさぎ近くにある朱色の鳥居は「豊受稲荷神社」の社殿まで続いています。
稲荷神社ですので五穀豊穣・商売繁盛のご利益で有名です。
縁結びのパワースポット「結びの銀杏」
豊受稲荷神社の社殿から本殿の方を見ると「結びの銀杏」があります。こちらは縁結びのパワースポットとして知られています。
神輿庫と開運小槌
豊受稲荷神社の鳥居横にあるのは神輿庫です。
神輿の前には御祭神の大己貴神にちなんだ開運小槌があります。小槌を振れば開運招福・諸願成就・健康長寿・身体堅固のご利益を授かるといわれています。
竹林と白うさぎ
神輿庫の隣には青々とまっすぐ伸びた竹林と、白い玉砂利で表現された白うさぎがあります。インスタ映えするスポットで多くの方が写真を撮っていました。
インスタ映えする社務所
社務所は参道右側にあり、かわいくて魅力的なおみくじやお守りが並んでいます。
カラフルなてまり
社務所にはカラフルなてまりが美しくディスプレイされています。てまりは結婚や節句などの「ハレ」の日に贈る文化があり、触れられるてまりも置いてありますよ♪
「マツコの知らない世界」で紹介された「イカすおみくじ」
こちらは「マツコの知らない世界」で紹介された「イカすおみくじ」です。初穂料は400円で、釣り竿を使って函館の名産品であるイカのおみくじを釣り上げます♪
イカは張り子となっており、中におみくじが入っています。金色と白色の2色でユニークで楽しいおみくじです。
うさぎおみくじ守り
こちらの「うさぎおみくじ守り」は香りのよい楠の玉に20種類のかわいい文様がデザインされたおみくじ守りです。おみくじを引いた後は楠の玉を持って帰ってお守りにすることが出来ますよ♪
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は500円となっています。湯倉神社は湯の川温泉発祥の地と伝わり、御朱印と一緒に入浴剤もいただけますよ♪
北海道函館市にある湯倉神社の御朱印です。
直書きでいただきました。
御朱印と一緒に入浴剤もいただけます。
市電湯の川駅から徒歩1分です。 pic.twitter.com/Pnvx7JWGYu— 御朱印たまご (@0DVkMoixxZzy1ng) October 3, 2022
おわりに
湯倉神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。境内には御祭神である大己貴神の神使であるうさぎの彫刻やなでうさぎ、竹林と白うさぎがあります。カラフルなてまりやうさぎおみくじ守りも可愛いです。「マツコの知らない世界」で紹介された「イカすおみくじ」は張り子のイカおみくじを釣り竿で引くユニークなもので人気のおみくじです。見どころいっぱいの湯倉神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
湯倉神社 | |
住所 | 北海道函館市湯川町2丁目28番1号 |
電話番号 | 0138-57-8282 |
営業時間 | 午前8時30~午後5時30分 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・市電湯の川線「湯の川駅」下車、湯倉神社まで140m、徒歩で約2分 ■自動車を利用 ・カーナビに湯倉神社の電話番号「0138-57-8282」を入力、または湯倉神社の住所「北海道函館市湯川町2丁目28番1号」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が80台駐車可能な無料駐車場あり |