関東屈指のパワースポット香取神宮の見どころや参拝方法を徹底解説!御朱印や所要時間、アクセスや駐車場もご紹介!

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2020年9月22日(火)に千葉県香取市にある関東屈指のパワースポットとして有名香取神宮(かとりじんぐう)に行ってきました。
香取神宮全国約400社の香取神社の総本社で、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社と呼ばれ、関東屈指のパワースポットとして有名です。

創建は初代神武天皇18年で『日本書紀』に登場する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)をご祭神に祀っています。
ご祭神の経津主大神は国土平定で活躍したという逸話から武神・軍神の神様として知られ、勝運・交通・災難除けなどのご利益があります。
江戸時代には関東の以北の人々が伊勢神宮参拝の後に「下三宮参り」と称して東国三社を参拝する慣習がありました。

今回香取神宮に参拝してきましたのでパワースポットや見どころ、御朱印や所要時間、アクセスや駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

「香取神宮」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR線「佐原駅」下車、香取神宮まで約3.8km、タクシーで約10分
・JR線「佐原駅」下車、佐原循環バス2番乗り場で「周遊ルート」または「大戸・瑞穂ルート」約15分乗車、「香取神宮第1駐車場」下車徒歩すぐ

自動車を利用

・カーナビで香取神宮を検索

駐車場

香取神宮には無料駐車場が2箇所あります。
おすすめは表参道沿いにある第1駐車場で、参道商店街が近くにあり朱色の大鳥居から参拝することができます。
・第1駐車場(収容台数100台、総門まで約550m)
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・第3駐車場(収容台数130台、総門まで約350m)

「香取神宮」の参拝と見どころ

香取神宮の参道商店街

香取神宮の第1駐車場からすぐのところに温泉街のような雰囲気の参道商店街があります。
参道沿いには蕎麦や団子といったお食事処やお土産屋など色々なお店が並んでおり目移りしますが、参拝後を楽しみに直進します。
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鳥居から総門へ

参道商店街を直進すると朱色の大鳥居が見えてきます。
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大鳥居を通ると入口で想像するより幅広い参道があります。
参道は自然に包まれていてとても心地よく厳かな空間で、参道両脇には石燈籠が並んでいます。
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石燈籠には香取神宮の神使である鹿の彫刻が見られます。
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参道をしばらく歩くと朱塗りの立派な総門が見えてきます。
朱色と緑のコントラストが素敵ですね!
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総門の先に手水舎がありますので、こちらでしっかりと心身を清め参拝へ進みます。
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重要文化財の楼門

手水舎からすぐの場所に重要文化財楼門があります。
楼門は元禄13年(1700年)に三間一戸、入母屋造で建立されました。
参拝時、手水舎から拝殿まで参拝者の行列が出来ており、拝殿で参拝するまで約20分かかりました。
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楼門の扁額は「東郷平八郎」によって書かれました。
楼門内には左像は藤原鎌足、右像は武内宿禰と言われる随身像が安置されています。
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重要文化財の本殿

楼門の先に重要文化財で黒漆塗で荘厳な雰囲気が特徴の本殿があります。
楼門と同様、元禄13年(1700年)に三間社流造、檜皮葺で建立されました。
漆黒の中に極彩色で彩りが加えられとても美しい社殿です。
本殿の周囲は散策することが可能で、周囲には見どころの一つである三本杉があります。

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三本杉は願いが叶うパワースポット

拝殿左手の左側にある三本杉願いが叶うパワースポットとされています。
その昔、源頼義公が「三つの願いが叶うならばこの杉自ら三岐(さんき)に別れん」と祈願したところ1つの杉が三岐に別れたと伝わり、それ以来三本杉と呼ばれています。
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楼門から御神木と授与所(拝殿を正面にして右側)を見た景色です。
授与所では午前8時30分から午後4時30分の間で初穂料300円で御朱印をいただくことができます。
香取神宮には奥宮がありますが、奥宮の御朱印は奥宮の授与所でしかいただくことができません。
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楼門から要石へ

楼門から旧参道を通り要石へ向かいます。
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要石までの道順は少し分かりづらいですが、要石の場所は看板が出ていますので見つかりやすいです。
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地中深くの大なまずを刺しこんでいる要石

要石は石柱に囲まれた場所に安置されています。
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かつてこの地の地中深くに住む大なまずが地震をよく起こしていました。
その大なまずを地中深くで石棒で刺し込み、その一部が地上に表れているのが要石と伝わります。
鹿島神宮にも要石があり、香取神宮では凸型形をしているのに対し、凹型をしています。
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要石から旧参道へ戻り奥宮へ向かいます。
奥宮の授与所・御朱印所は奥宮入口前にあります。
写真奥の森になっている場所が奥宮入口です。
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パワースポットの奥宮

奥宮の入口で、香取神宮の社殿の雰囲気と異なり自然のパワーがより強く感じられる厳かな空間です。
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拝殿・本殿では経津主大神和御魂(にぎみたま)を祀っており、和御魂とは神様の優しく平和的な側面を示す神霊です。
それに対し奥宮は経津主大神荒御魂(あらみたま)を祀っており、荒御魂とは神様の荒々しい側面を示す神霊です。
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奥宮では拝殿・本殿が心落ち着く空間であったのに対し、力が湧いてくるパワースポットとなっています。
奥宮の社殿は昭和48年(1973年)の伊勢神宮遷宮の古材を利用して建立されました。
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御朱印

御朱印は拝殿・本殿近くの授与所で頂くことができ、初穂料は300円になります。
奥宮の御朱印は奥宮の授与所でしかもらえませんのでご注意下さい。
2022年12月9日 香取神宮

おわりに

香取神宮所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約1時間でした。
香取神宮に参拝してみて、重要文化財の楼門や黒漆喰と極彩色のコントラストが見事な本殿は見ごたえがあります。
願いが叶うパワースポットの三本杉や自然の力を強く感じるパワースポットの奥宮、大なまずを刺しこんている要石は必見です。
見どころいっぱいの香取神宮に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

香取神宮(かとりじんぐう)
住所 千葉県香取市香取1697
電話番号 0478-57-3211
拝観日時 授与所、御朱印受付の時間:午前8時30分~午後5時
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
・JR線「佐原駅」下車、香取神宮まで約3.8km、タクシーで約10分
・JR線「佐原駅」下車、佐原循環バス2番乗り場で「周遊ルート」または「大戸・瑞穂ルート」約15分乗車、「香取神宮第1駐車場」下車徒歩すぐ
■自動車を利用
・カーナビで香取神宮を検索
駐車場 香取神宮には無料駐車場が2箇所あり
・第1駐車場(収容台数100台、総門まで約550m)
・第3駐車場(収容台数130台、総門まで約350m)