【日本100名城第77番】瀬戸内海に面しており日本三大水城のひとつ「高松城(玉藻城)」!スタンプ設置場所や所要時間、見どころをご紹介!

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2020年2月21日(金)に日本100名城スタンプラリー77番で、香川県高松市玉藻町にある日本三大水城(香川の「高松城」、愛媛の「宇和島城」、大分の「中津城」)のひとつ「高松城(たかまつじょう)」に行ってきました。
高松城」の周辺の海域が玉藻と呼ばれていたことから別名「玉藻城(たまもじょう)」とも称されます。

高松城」は天正18年(1590年)に「生駒親正(いこまちかまさ)」によって築城されました。
生駒親正」は「豊臣秀吉」から讃岐一国を与えられ、元々は「引田城」や「聖通城」に入城していましたが手狭になり、「野原」と呼ばれた瀬戸内海に面した現在の場所に築城し海城の基礎を固めました。
しかし寛永17年(1640年)に生駒騒動と呼ばれるお家騒動により出羽国1万石に転封になります。
その後寛永19年(1642年)に入封した「松平頼重(まつだいらよりしげ)・頼常(よりつね)」親子2代に渡り大改修を実施し近世城郭の海城を完成させました。
城の北側は瀬戸内海に接し、内堀は東西2ヶ所から水を引き込んだ三重の堀に囲まれた海城です。
本丸は三重四階地下一階で最下重は「熊本城」の天守のように天守台より出張り、最上重は「岩国城」の天守のように唐造りでした。
現在は重要文化財の高松城四棟「月見櫓・水手御門・渡櫓・艮櫓」や一部の石垣、堀が現存しています。

今回「高松城」を見学してきましたので見どころ等をご紹介したいと思います。

高松城」をゆっくり見学した場合、所要時間は60でした。

「高松城」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・琴電琴平線「高松築港駅」下車⇒徳島城まで900m・徒歩約11分
・JR線「高松駅」下車⇒徳島城まで1km・徒歩約13分

自動車を利用

・カーナビにMAPCODE60 636 551*86」を入力

駐車場

「高松城」には無料駐車場があります。
駐車場は東入口にあり、収容台数は57台です。
見学に訪れた際、半分程度の空きがありました。
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日本100名城のスタンプ設置場所

日本100名城スタンプは「高松城東・西入口」の2ヶ所にあります。
写真は東入口で入園の際、日本100名城のスタンプを押したい旨伝えると出してくれます。
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「高松城」の見学と見どころ

高松城東駐車場から出ると玉藻公園の石碑と「旭橋」があります。
橋を渡り「旭門」の先に「高松城東」入口があり日本100名城のスタンプがあります。
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入園すると枡形となっているのが確認できます。
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お堀と石垣と松との調和が美しい「艮櫓」

重要文化財の「艮櫓(うしとらやぐら)」を見たところです。
三重、三階、入母屋造で本瓦葺の櫓となっています。
元は東の丸の北東の隅櫓として建てられたもので、北東の方角を丑寅(艮)ということからこのような名前が付けられました。
現在は解体修理の上、旧太鼓櫓跡に移築復元されています。
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入園前にも「旭橋」から「艮櫓」が綺麗に見えますよ♪
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艮櫓」を過ぎて直進すると「桜御門跡」が見えてきます。
綺麗に整備された公園と石垣と松がとても美しいと思います。
「桜御門跡」を過ぎて右側には「陳列館」があり、「高松城」の歴史を知ることができます。
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「陳列館」で「高松城」の歴史を知る

陳列館」には「高松城」の歴史や古写真等見ごたえある展示物が多数ありますが私の一押しは「高松城天守鯱(たかまつじょうてんしゅしゃちほこ)」です。
宝暦8年(1758年)に造られたもので明治17年(1884年)に天守が取り壊されるまで飾られていたものです。
他の城の鯱と違い、なまずのようなのぺっとした顔がキュートです!
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園内の露地行灯にも「高松城天守鯱」がプリントアウトされていました♪
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旧松平家高松別邸で重要文化財「披雲閣」

「桜御門跡」を直進すると重要文化財の「披雲閣(ひうんかく)」があります。
披雲閣」は旧松平家高松別邸として使用されていました。
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江戸時代にも「披雲閣」と呼ばれる建物があり、藩の政庁や藩主の住居として使用されていましたが明治時代に老朽化により一度取り壊されました。
現在の建物は大正6年(1917年)に再建されたもので、142畳敷の大書院や工夫を凝らした部屋があります。
通常入園では内部の見学はできませんが、会議や茶会、生け花展などの会場として現在も使用されています。
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披雲閣」近くには松が美しく植えられ、内苑が広がっています。
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「月見櫓」と全国唯一現存の「水手御門」

披雲閣」を北に進むと奥に「月見櫓(つきみやぐら)」が見えてきます。
手前が「渡櫓」、少し入り込んでいる場所が「水手御門」、その奥が「続櫓」、「月見櫓」と続きます。
これらは重要文化財に指定されています。
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月見櫓」を角度を変えて見たところです。
現在は埋め立てられている場所が多いですが、江戸時代はこの石垣の北側まで海でした。
藩主は写真中央の「水手御門」から小舟に乗船し、沖に停泊する御座船に乗り換え遊覧したり参勤交代に行きました。
この城の「水手御門」は海城独特の直接海に向かって開いている門で、全国唯一の貴重な現存遺構になります。
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鯛願成就(大願成就)を祈願し鯛にエサやり体験

月見櫓」から「天守閣跡」に進む途中、全国でも珍しい鯛(たい)のエサやり体験ができます。
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鯛のエサはガチャガチャに入っており、1回100円でくじも入っています。
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鯛願成就(大願成就)を祈願しながら鯛にエサやりします。
普通の堀は鯉が水底をかきまわすので濁っていますが、鯛はそのようなことはしませんので水は澄んでいます。
エサやり場に立つと餌を待ちわびている鯛がたくさん集まってきました♪
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高松城」の堀の水は海から水門を経由して引いており海水100%の為、鯛が生息することが出来ています。
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「二の丸」と「天守閣」をつなく唯一の導線「鞘橋」

鯛のエサやり場を過ぎると「二の丸跡」と「天守閣跡」をつなぐ「鞘橋(さやばし)」があります。
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鞘橋」は「二の丸」から「本丸」へ続く唯一の橋で、有事の際は橋を落として「本丸」を守るようになっていました。
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鞘橋」からは立派な「天守台石垣」や美しい堀を見ることが出来ます。
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鞘橋」から反対に目を向けると高松市民の足「ことでん(琴平電鉄)」の始発駅「高松築港駅」が見えます。
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「天守閣」は四国最大規模で再建に向けて始動中

鞘橋」を過ぎると「天守閣跡」が見えてきます。
天守は四国最大規模を誇り、3層4階地下1階で高さは約24.5mあったとされています。
創建当初は黒い外観でしたが、寛文11年(1671年)の松平氏の大改修によって白漆喰総塗籠の天守になったと伝わっています。
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天守は老朽化により明治17年(1884年)に解体されました。
その後、大正9年(1920年)に松平家初代藩主「松平頼重」を祀る「玉藻廟」が建立されましたが平成18年(2006年)の天守台石垣の解体修復工事の際に解体されました。
その場所からは天守閣の礎石が発見されました。
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また明治15年12月30日に撮影された「高松城天守閣」が写る古写真が近年発見されました。
これらの発見により当時の天守閣の資料が揃い始め天守閣復元に向け始動しています。
現在もどんなに小さな情報でも天守閣に関する資料を玉藻公園管理事務所が探し復元に向けて動いています。(玉藻公園管理事務所 TEL:087-851-1521 FAX:087-823-6390)
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おわりに

日本三大水城のひとつ「高松城」を見学してみて重要文化財に指定されている「月見櫓・水手御門・渡櫓・艮櫓」は見ごたえがありました。
中でも「水手御門」は海城独特の直接海に向かって開いている門で、全国唯一の貴重な現存遺構でした。
お堀は海から水門を経由して海水を引いており、堀は他の城と異なり水は澄んでいて海洋生物が生息していました。
中でも「鯛願成就」を祈願する鯛のエサやりはとても楽しくてユニークだと思います。
天守閣の礎石や古写真の発見により天守閣再建に向けて始動していると知りとても嬉しくなりました。
見どころいっぱいの海城「高松城」に是非一度訪れて見てはいかがでしょうか。

高松城(玉藻城)
住所 香川県高松市玉藻町2-1
電話番号 087-851-1521
スタンプ設置場所 高松城東・西入口の2ヶ所
営業時間(東門) ■4月~9月
午前7時~午後6時
■10月~3月
午前8時30分~午後7時
定休日 12月29日~12月31日
見学料金 大人(16歳以上)200円、小人(6歳以上16歳未満)100円
アクセス ■公共機関の場合
・琴電琴平線「高松築港駅」下車⇒徳島城まで900m・徒歩約11分
・JR線「高松駅」下車⇒徳島城まで1km・徒歩約13分
■自動車の場合
・カーナビにMAPCODE「60 636 551*86」を入力
駐車場 東入口に無料駐車場あり
収容台数は57台可能