2017年 京都屈指の紅葉の名所で「みかえり阿弥陀」が有名な「永観堂(えいかんどう)」の見どころや混雑回避の方法をご紹介します

法然上人が祀られている「御影堂」

こちらは「御影堂」で、大正元年(1912年)に建立されました。
浄土宗の開祖法然上人が祀られています。
総ケヤキ造りの建築物で木造建築と紅葉の葉の景色が美しいですね。

永観堂15

御影堂の周りも紅葉の赤一色です。
永観堂11

京都屈指の音色「水琴窟」

阿弥陀堂近くには「水琴窟」があります。
京都に数ある水琴窟の中でも屈指の素晴らしい音色ですので是非耳を澄ませてみてください。
永観堂12

山の斜面を走る「臥龍廊」

水琴窟周辺には「臥龍廊(がりゅうろう)」と呼ばれる廊下があります。
山の斜面に沿って作られた廊下で、山の中を歩いているような気持ちになります。
永観堂28

みかえり阿弥陀がご本尊「阿弥陀堂」

御影堂から境内奥に進むと色彩豊かな「阿弥陀堂」があります。
大坂の四天王寺にあった曼荼羅堂を慶長12年(1607年)に移築しました。
こちらにはご本尊で重要文化財の「みかえり阿弥陀」が祀られています。
永観堂14

阿弥陀堂近くの「鐘楼」です。
宝永4年(1707年)に建立されました。
鐘楼にかかる紅葉が綺麗ですね。
永観堂13

放生池から見る「多宝塔」は絶景の紅葉スポット

阿弥陀堂から放生池に向かい「極楽橋」を渡ると絶景の撮影スポットがあります。
放生池に映る極楽橋や紅葉は見ごたえがあり、極楽のような景色です。
永観堂16

極楽橋から「若王寺山(にゃくおうじさん)」を見上げると、紅葉越しに「多宝塔」が見えます。
よく雑誌やポスター、テレビ等でこの景色が紹介されるので見覚えがある方もいるかと思います。
永観寺といえばこの景色がとても有名で、絶景の撮影スポットとなっています!
永観堂19

多宝塔は入ることはできませんが、近くまで行くことが可能です。
多宝塔からの京都の眺望も素敵ですのでご紹介します。
永観堂17

「多宝塔」から永観堂と京都を一望

多宝塔へは釈迦堂と御影堂の連絡通路の下の道から奥へ進みます。
永観堂24

階段を登っていくと眼下に一面紅葉に包まれた永観堂を見ることが出来ます。
永観堂25

多宝塔に到着です。
永観堂26

多宝塔からはご覧の通り、京都が一望できる絶景スポットとなっています。
永観堂の紅葉も一望できますので是非登って見てみてくださいね♪
永観堂27

多宝塔からの景色を楽しんだ後は放生池の周りの見事な紅葉を楽しみながら出口へ向かいます。
どの場所からとっても映画のワンシーンのような素晴らしい景色が広がっています。

おわりに

永観堂には境内に紅葉が約3000本あり、境内一面紅葉の素晴らしい景色が広がっていました。
今回平日の午前9時から10時まで見学しましたが、それほど混雑しておらず、ゆっくり拝観することができました。
10時過ぎになると総門や拝観受付がある中門、境内は大変混雑し始めるので9時からの拝観がおすすめです。
京都屈指の紅葉スポットで必ず見ておきたい紅葉スポットですので、是非一度訪れてみてくださいね。

永観堂 禅林寺(えいかんどう ぜんりんじ)
場所 京都府京都市左京区永観堂町48
電話 075-761-0007
アクセス ■交通機関を利用
・地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約1.1km・14分
・JR「京都駅」下車、烏丸口前バスターミナルで「市バス5系統(A1乗り場)」から約30分乗車「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩約500m・約6分
・JR「京都駅」下車、烏丸口前バスターミナルで「市バス100系統(D1乗り場)」から約35分乗車「東天王町」下車、徒歩約700m・約8分
休日 無休
公開時間 ・通常拝観:午前9時~午後5時(午後4時受付終了)
・秋季特別拝観:午前9時~午後5時(午後4時受付終了)
・紅葉ライトアップ:午後5時30分~午後9時(午後8時30分受付終了)
拝観料 ・通常拝観(秋季特別拝観以外):大人600円、高校生・中学生・小学生400円
・秋季特別拝観:大人1000円、高校生・中学生・小学生600円
・紅葉ライトアップ:大人・高校生・中学生600円、小学生以下無料
駐車場 約20台駐車可能な無料駐車場あり※
※紅葉の時期は駐車不可になります。