京都市右京区 貴重な平安時代の遺構「青女の滝」が残っており、蓮の寺でも有名!法金剛院(ほうこんごういん)

法金剛院20
2018年7月15日(日)に京都府京都市右京区花園にある法金剛院(ほうこんごういん)」にいってきました。
法金剛院は関西花の寺第13番霊場に指定され、蓮の寺とも呼ばれています。
この辺り一帯の住所は「花園」と呼ばれ、法金剛院が花の寺であることから名前がつきました。

蓮は毎年7月上旬から8月にかけて開花し見頃を迎え、法金剛院ではその期間「観蓮会(かんれんえ)」と呼ばれる蓮の見学会が開かれます。
蓮は早朝が一番美しい為、観蓮会では通常午前9時からのところ7時から開門されます。

また境内には平安時代作とされ、特別名勝にも指定されている池泉廻遊式浄土式庭園があります。
その中に「青女の滝」と呼ばれる巨岩を並べた日本最古の人工の滝があります。
平安時代の僧「林賢(りんけん)」「靜意(じょうい)」作といわれています。
作者が明確で平安時代の遺構がそのまま残っているのは大変貴重です。
また平安時代や鎌倉時代作の重要文化財の仏像も多数拝観することができます。

今回「観蓮会」に車で7時前から行ってきましたので、駐車場や行列の状況、蓮の咲き具合等詳しくご紹介したいと思います。

法金剛院を参拝した所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約50分でした。

法金剛院の特徴・見どころ

1.特別名勝に指定されている池泉廻遊式浄土式庭園
2.庭園の池の水面を覆いつくす「蓮の花」
3.平安時代作の日本最古の人口の滝「青女の滝」
4.重要文化財指定の平安時代・鎌倉時代の仏像群

拝観料

境内の拝観は500円です。
拝観時間は、通常午前9時から午後4時まで。
7月上旬から下旬の観蓮会の時期は午前7時から午後4時まで。

交通機関を利用したアクセス

・JR山陰本線「花園駅」下車、約400メートル・徒歩1分。
・市バス「花園扇野町」下車、約110メートル・徒歩約1分
・京都バス「花園駅前」下車、約400メートル・徒歩1分。

駐車場情報

法金剛院には普通自動車が約25台駐車可能無料駐車場があります。
写真は朝の6時50分位ですが結構駐車されていました。
ただ7時ちょうどでも5台程度の空きがありましたので7時前に行くと駐車場は問題ないと思います。
法金剛院22

法金剛院参拝

駐車場から参道、中門と通って拝観受付へと進みますが、6時50分に到着時にすでに10名ほどの開門待ちの行列ができていました。
法金剛院1

法金剛院には大通りに面した表門があるのですが、行列は駐車場横の参道にできていました。
法金剛院21

駐車場から参道は6時55分位に開門され、中門まで進むことが出来ます。
中門で7時になるまであと少し待ちます。
この時点で約30名ほどの行列ができていました。
法金剛院2

7時ちょうどに拝観受付が開始されます。
行列ができていましたがスムーズに進み、特に入場待ちが発生することはありませんでした。
拝観料500円を支払い、庭園へと進みます。
御朱印はこちらでいただけますので、拝観受付時に御朱印帳を預け、帰る時に御朱印帳を受け取ります。
法金剛院3

拝観受付を済ませて参道を進むと正面に池、左手に写真の玄関と蓮の花が目に入ってきます。
蓮が一番美しく花開いている時間帯で、早朝に参拝にきて良かったと嬉しくなります♪
法金剛院4

紫陽花の花も美しく境内に咲いていました。
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