2017年11月26日(日)に東京都文京区後楽にある「小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)」の紅葉を見にいってきました。
小石川後楽園は、江戸時代初期の寛永6年(1629年)に水戸徳川家の初代藩主・徳川頼房が中屋敷(のちに上屋敷)に造ったもので、池を中心にした築山泉水回遊式庭園になっています。
2代藩主・徳川光圀の時代に明の遺臣・朱舜水 (しゅすんすい)の意見を取り入れ、中国の風物である西湖堤や廬山、円月橋といった中国趣向が多く取り入れられた庭園として完成しました。
今回紅葉真っ盛りの時期に見学してきましたので、見どころや、混雑度等をご紹介いたします。
小石川後楽園の所要時間ですが、ゆっくり散策した場合で約1時間でした。
小石川後楽園の見どころ
池を中心とした回遊式築山泉水庭園を散策しながら見られる以下の場所が見どころとなっています。
後程順番にご紹介します。
・大泉水(だいせんすい)
・枝垂桜(しだれざくら)
・延段(のべだん)
・内庭(うちにわ)
・稲田(いなだ)
・梅林(ばいりん)
・円月橋(えんげつきょう)
・得仁堂(とくじんどう)
・通天橋(つうてんきょう)
・西湖の堤(せいこのつつみ)
小石川後楽園へのアクセス
電車でアクセス
・都営大江戸線「飯田橋」(C3出口)より徒歩約3分
・JR線「水道橋」(西口)、「飯田橋」(東口)より徒歩約8分
・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(A1出口)より徒歩約8分
・東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(1番出口)より徒歩約8分
小石川後楽園の混雑状況
紅葉の時期の混雑状況
「小石川後楽園」入口には10時36分に到着しました。
紅葉の時期ということもあり、かなりの混雑を見込んでしましたが、行列は20メートルほどで受付もスムーズで約6分で入園できました。
並び始めたところで、時間は10時36分です。
スムーズに列が流れ、10時42分に入園できました。
11時を過ぎると混雑度アップ!
こちらは12時ちょうどの混雑具合です。
11時を過ぎたころから込み始め、門をでて周囲の塀に行列ができていました。
混雑の行列に並ばずスムーズに入りたい方は11時より前に入園することをおすすめします!
小石川後楽園見学開始
入園料を入り口で支払い、庭園へ進みます。
料金は一般:300円、65歳以上:150円、小学生以下及び都内在住・在学生の中学生は無料となっています。
開園時間は午前9時~午後5時までとなっています。
枝垂桜は3月下旬が見頃
入園してまず目に入るのが大きな枝垂れ桜です。
推定樹齢は約60年で3月下旬が見ごろとなっています。
枝垂桜近くの木々は真っ赤に紅葉していて空の青さで一層美しさが際立っていました!
どこかの風景画のようですね♪
庭園の中心には「大泉水(だいせんすい)」
庭園の中心には大きな池があり、その周りを散策して風景を楽しみます。
奥に少し屋根が見えるドーム型の建物は東京ドームです。
東京ドーム建設時に小石川後楽園の日差しを遮らないよう勾配を傾けて建設されました。
そのおかげで美しい小石川後楽園の景色を今も楽しむことができます♪
詳しく知りたい方はNHKのプロジェクトXでやっていましたので是非見てみてください。
朱色や真っ赤で彩られた紅葉が目を楽しませてくれます。
池のまわりの散策路を歩くと庭園は色々な表情を見せてくれます。
散策路には「延段(のべだん)」
散策路には延段が続きます。
延段とは自然石や切石を巧みに合わせた石畳のことで、素朴な感じがいいですね♪
もう少し先に進んだ散策路からの風景です。
どの角度からの風景も美しいですが、紅葉によってより色彩が際立って美しく感じます。
水戸藩書院があった「内庭(うちにわ)」
順路に沿って歩くと内庭が見えてきます。
元々は庭園と唐門で区切られた場所で、水戸藩書院がありました。
内庭も池が中心にあり、池には石橋がかかっています。
反対から見たところです。
紅葉と池と石橋と中央の島、風情があっていいですね。
私は小石川後楽園の中でもこちらのスポットがかなり好きです!
散策路に戻り、順路に従って進みます。
池の中心には島もあり、お社も建っています。
散策路途中、燃えるような紅葉が!
言葉を失うくらい美しく感動しました。
松原から稲田を見たことろです。
稲田は水戸黄門で有名な水戸光圀が跡継ぎで3代藩主・徳川綱條(とくがわつなえだ)の夫人に農民の苦労を伝えようと造った稲田です。
奥には梅林もあり、2月上旬には紅梅や白梅など30種類の梅が咲き誇ります。
水面に映る形が満月のような「円月橋(えんげつきょう)」
「円月橋」は水面に映る形が満月のようみ見えることから名付けられました。
庭園が造られた当時の姿をとどめており、設計は明の儒学者「朱舜水」です。
水面に映る円形が美しいですね♪
庭園最古の建造物「得仁堂(とくじんどう)」
「得仁堂」は水戸光圀が建設した園内で最古の建物です。
光圀は史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、堂内には「伯夷叔斉(はくいしゅくせい)」の木像が安置されています。
得仁堂近くの沢からの風景です。
水面に紅葉が映し出されていて眼前には真っ赤な光景が広がり感動します!
朱色の橋が美しい「通天橋(つうてんきょう)」
反対から見ると奥には京都の東福寺を模して造られた「通天橋」が見えます。
真っ赤な紅葉が朱色の橋を一層引き立てています。
清水観音堂跡からの風景も絶景
通天橋の近くには「清水観音堂跡」もあります。
京都の清水寺を模して造られた観音堂がありましたが、大正12年(1923年)の関東大震災で焼失しました。
京都の清水寺と同様に崖に建っており、眼前には紅葉が広がっています。
清水観音堂跡からの風景です。
紅葉と木々の印影と池が調和して美しい風景ですね♪
大名庭園に大きな影響を与えた「西湖の堤(せいこのつつみ)」
中国の杭州の「西湖の堤」を模して造った橋です。
堤はまっすぐ伸びて堤の上には苔が生えています。
渡ることが出来ない堤で、池や堤や紅葉が時が止まったように静かで心が安らぐ橋です。
小石川後楽園以後の日本各地の大名庭園に大きな影響をあたえたとされています。
ランチがいただける「涵徳亭美都屋 (かんとくていびとや)」
庭園入り口付近にはランチがいただける涵徳亭美都屋があります。
ランチの価格帯は700円~800円位でリーズナブル!
なんといっても庭園内にあり、紅葉を見ながらランチをいただく事ができますので庭園に来たら是非利用したいですね!
おわりに
小石川後楽園を訪れてみて東京の真ん中にある庭園ですが、とても大きく、回遊式築山泉水庭園の紅葉は大変見ごたえがありました。
都内でアクセスもしやすく見ごたえもありますが、混雑を考えると11時より前に庭園に入園するのが良いと思います。
庭園内にはお茶やランチがいただける涵徳亭美都屋もありますので、ゆっくり楽しみたい方は朝早くから見学するのがおすすめです!
小石川後楽園 | |
場所 | 東京都文京区後楽1-6-6 |
電話番号 | 03-3811-3015 |
拝観料 | 一般300円、65歳以上150円 |
開園時間 | 午前9時から午後5時 (入園は午後4時30分まで) |
交通 | ・都営大江戸線「飯田橋」(C3出口)より徒歩約3分 ・JR線「水道橋」(西口)、「飯田橋」(東口)より徒歩約8分 ・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(A1出口)より徒歩約8分 ・東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(1番出口)より徒歩約8分 |