2016年4月17日(日)16時頃に沖縄県にある古宇利島の渡海浜(とけいはま)で見られる「ポットホール」を見てきました。
ポットホールとは岩にくりぬかれたようにあいた円形の穴のことで、美しい丸型は人工的に開けられた穴の様ですが、自然の力で形成された穴です。
トケイ浜のポットホールがある辺りの地形は「円筒状空洞地形(えんとうじょうくうどうちけい)」と呼ばれ、更新世(約258万年前から約1万年前までの期間)後期の海岸に形成されたポットホールを原型とし、その後の海面低下に伴ってポットホールが下方に侵食され、円筒状空洞地形が発達したものと推測されているそうです。
近くの「ティーヌ浜」のハートロックは恋愛のパワースポットで有名ですが、トケイ浜のポットホールも他の地域では見られない貴重で面白い風景ですので見ごたえがあります。
今回「ポットホール」の貴重な風景を見る機会がありましたのでご紹介したいと思います♪
所要時間は約30分でした。
ポットホールへのアクセス
「那覇空港」から自家用車を利用し、有料道路を使用した場合で約100キロメートル・2時間で到着します。
ポットホールの駐車場・空き状況
ポットホールがある通りにはトケイ浜の案内板が出ていましたので案内板を目印に海側へ曲がります。
ポットホールの駐車場は無料で、約8台程度自家用車が駐車できます。
16時頃訪れた際は駐車場は1台程度の空きがありましたが、日中に海水浴の方が多い時間帯は運がよければ無料駐車場に駐車できる位に考えておくのが良いと思います。
無料駐車場が無理な場合は近くに有料駐車場があるのでそちらに駐車しましょう。
有料駐車場はほとんど空いていました。
無料駐車場からすぐトケイ浜に到着します。
ハートロックがあるティーヌ浜と異なり人はほとんどいません。
のんびり過ごすにはいいビーチだと思います。
ティーヌ浜はカップルが多かったですが、トケイ浜は家族連れの方がのんびりビーチで楽しんでいました。
トケイ浜はプライベートビーチみたいで素敵ですね♪
トケイ浜には岩がごろごろしています。
丸い穴を探して浜辺を歩きます。。
さらさらの白い砂が足の裏に心地良い感触を伝えます。
向こうの方の岩場を見に行ってみます。
訪れた時は満潮時で、干潮時に訪れるとたくさんのポットホールが見れるのでおすすめですよ。
青い空、白い砂、そしてパイナップル!
南国のバカンス気分を堪能しながら散策します♪
砂浜で丸い穴の開いた岩を発見!
少し欠けてしまっているのが残念。。
こちらのポットホールはじっと見つめていると人の顔のように見えてきて怖い。。
こちらにもポットホール!
ポットホールや岩の隙間から見えるエメラルドグリーンの海や青い空が素敵♪
こちらのポットホールが見た中では一番綺麗な丸い穴でした。
丸い穴からは青い空がのぞけます。
これが人工の力でつくられたものではなく、自然の力であることに神秘を感じます。
おわりに
トケイ浜の岩に空いている綺麗な丸い穴のポットホールを見て自然の力の神秘を感じました。
更新世(約258万年前から約1万年前までの期間)後期の海岸に形成されたものが原型で大変貴重なもので見ごたえがあります。
個人的にはブラタモリの地層解説で詳しく取り上げてほしいと思いました(笑)。
ティーヌ浜のハートロックも素敵ですが、是非トケイ浜のポットホールも見てみてくださいね♪
ポットホール | |
住所 | 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2805 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 自家用車約8台駐車可能な無料駐車場あり |