愛媛県松山市 道後温泉本館すぐ近くで道後温泉の守護神!湯神社(ゆじんじゃ)

湯神社6
2016年12月30日(水)に愛媛県松山市道後にある湯神社(ゆじんじゃ)」にいってきました。
湯神社は「道後温泉本館」のすぐ近くの小高い山の上にあり、湯神社の駐車場からは道後温泉本館が一望できる人気の写真撮影スポットとなっています。

湯神社の創建は、約1900年前に景行天皇(けいこうてんのう)が皇后の八坂入姫命(やさかいりびめのみこと)とともに行幸した際、道後温泉の守護神として、鷺谷(現在の松山市道後鷺谷町)の大禅寺の前に創建されたと伝わっています。
その後、舒明天皇(じょめいてんのう)の行幸の際に勅命により社殿が新築されました。
現在地の冠山の地には、大永7年(1527年)に発生した地震で温泉が埋没した際に移設されました。
湯神社では地震などで温泉が止まるたびに神楽などを奉納して祈願してきました。
宝永4年(1707年)の地震で出湯が停止した際は藩主が「湯祈祷」を行った結果、再びお湯がでるようになったといい、「湯祈祷」は現在にいたるまで続けられています。

主祭神は、「大己貴命 (おおなむちのみこと)」「少彦名命 (すくなびこなのみこと)」で、所願成就・開運厄除・商売繁盛・縁結び等のご利益があります。

湯神社所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。

湯神社へのアクセス

電車でアクセス

・伊予鉄城南線「道後温泉駅」から約350メートル・徒歩約5分

駐車場情報

湯神社前には約100台駐車できる有料駐車場があります。
料金は30分100円です。
駐車場は常に空きがあり広いので駐車しやすかったです。
湯神社12

湯神社参拝

湯神社へは道後温泉本館裏の石段を登って向かいます。
湯神社1

「湯神社」と書かれた石碑と鳥居をくぐって石段を登ります。
道後温泉からみて高台の場所に神社は建っており迷うことはないと思います。
湯神社2

石段はそれほど段数もありませんのですぐに登り切れます。
湯神社3

道後温泉本館の絶好の写真撮影スポット!

石段を登って「湯神社」の駐車場から「道後温泉本館」を見下ろしたところです。
「道後温泉本館」の全体像を一望できる場所で絶好の写真の撮影スポットにもなっています。
湯神社13

石段を登ると「湯神社」の本殿が目の前に見えますのでそちらに向かって進みます。
湯神社5

「湯神社」境内には「中嶋神社」があります。
ご祭神は「田道間守命(たじまもりのみこと)」で、兵庫県豊岡市にある製菓・柑橘の神様が祀られている「中嶋神社」の御分霊を迎えて四国分社として創建されました。
湯神社9

こちらが湯神社です。
温泉が止まった際、湯神社で「湯祈祷」を行うとお湯が出るようになると伝わっています。
現在も「湯祈祷」が続けられており、道後温泉を守り続けています。
湯神社7

伊佐爾波神社(いさにはじんじゃ)」参道からも「湯神社」へ参拝することができます。
「道後温泉本館」「伊佐爾波神社どちらからでも参拝しやすいですよ♪
湯神社11

おわりに

湯神社は約1900年前から続く由緒ある神社で道後温泉の温泉を守り続けてきた神社です。
道後温泉の守護神ともいえる神社で、道後温泉に入湯するなら参拝したい神社です。
伊佐爾波神社」や「道後温泉本館」の近くにありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。

場所 愛媛県松山市道後湯之町4番10号
電話 089-921-0480
休日 無休
拝観料 無料
駐車場 約100台駐車できる有料駐車場あり
30分100円
交通 ・伊予鉄城南線「道後温泉駅」から
約350メートル・徒歩約5分