2017年5月3日(水)に京都府京都市東山区にある八坂庚申堂(やさかこうしんどう)にいってきました。
八坂庚申堂の創建は、平安時代に浄蔵貴所(じょうぞうきしょ) によって建立されたと伝わり、日本三大庚申(京都・八坂庚申堂、東京・浅草寺、大阪・四天王寺)のひとつで、日本最古の庚申堂です。
八坂庚申堂は別称で、正式名称は金剛寺庚申堂といいます。
「八坂の塔(法観寺)」へ向かう途中に朱色の門とカラフルなかわいいお守りが見えますので見たことがある方も多いかと思います。
最近SNSや観光スポットとして人気の八坂庚申堂へ参拝してきましたので、見どころをご紹介したいと思います。
八坂庚申堂の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で所要時間は約15分でした。
八坂庚申堂への電車・バスでのアクセス
・JR京都駅からは市バス206系統(三十三間堂 清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き)で「東山安井バス停」下車後、徒歩約4分。
・京阪線「祇園四条駅」から約1.2キロ、徒歩約14分。
・京阪線「清水五条駅」から約1.4キロ、徒歩約17分。
八坂庚申堂参拝
八坂庚申堂は「八坂の塔(法観寺)」へ向かう坂道の途中にあります。
入り口の山門は朱色の門で、中にはカラフルなお守りが道路から見ることができます。
山門の屋根にはかわいい猿がお出迎えしてくれます。
左から「聞かざる、言わざる、見ざる」を表現していますね♪
境内には至る所にカラフルなお守りが吊るされています。
これは「くくり猿」といって、猿が欲望のままに動けないように手足をくくられている様を現わしています。
願いを込めて欲を一つ我慢し、「くくり猿」に願いを書いて吊るすと願いが叶うとされています。
カラフルな「くくり猿」は浴衣の女性との相性も良く、参拝中浴衣姿の女性の写真撮影が途絶えることはありませんでした。
最近SNSで人気があるのも頷けますね♪
「くくり猿」は境内で授かることができます。
とてもかわいいので「くくり猿」をくくらず持って帰りたいですね。。
身を守る「くくり猿」のお守りも授かることができますのでこちらもおすすめです。
それ以外にもかわいい猿のお守りがずらり!
どれもかわいくて悩んでしまいますね♪
こちらは本堂で、江戸時代の延宝6年(1679年)に再建されました。
本堂内部にも「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が祀られています。
猿は神様の使いと考えられており、三猿は人間の悪行を神様に「見ないでほしい、言わないでほしい、聞かないでほしい」という願いを込めているといわれています。
こちらにも三猿が!とってもかわいくて癒されます。。
おわりに
八坂庚申堂はこんにゃく封じの寺としても有名で、1年に6回ある庚申日に八坂庚申堂で「コンニャク焚き」の接待が行われています。
猿型にくり抜かれたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば無病息災で過ごせると伝わっています。
近くには聖徳太子が建立した「八坂の塔(法観寺)」や悪縁を切り良縁を結ぶ「安井金比羅宮」もありますので、是非一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 京都府京都市東山区金園町390 |
電話 | 075-541-2565 |
拝観料 | 無料 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
交通 | ・JR京都駅からは市バス206系統 (三十三間堂・清水寺・祇園・北大路バスターミナル行き) で「東山安井バス停」下車後、徒歩約4分。 ・京阪線「祇園四条駅」から約1.2キロ、徒歩約14分。 ・京阪線「清水五条駅」から約1.4キロ、徒歩約17分。 |
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