2017年1月28日(土)に東京都江東区にある心行寺(しんぎょうじ)にいってきました。
宗派は浄土宗です。
心行寺の創建は、元和2年(1616年)に京橋八丁堀寺町に創建されました。
開山は光蓮社団誉一路屋道上人で、開基は養源院です。
現在の深川の地に移転したのは、寛永10年(1633年)のことです。
「御朱印地・拝領地寺社帳」によると、当時は間口四十二間、奥行四十二間、千七百六拾四坪の境内地と記載されていますが、現在もほぼ当時の面影をとどめています。
元々は影窓院(ようそういん)・正寿院(しょうじゅいん)の2つの末寺がありましたが、その後合併されました。
関東大震災と昭和20年(1945年)の第二次世界大戦により2度焼失しましたが、昭和42年(1967年)に現在の本堂が再建されました。
昭和50年には福禄寿が安置されている六角堂が完成しました。
境内には、深川七福神のひとつである福禄寿が六角堂に安置されています。
影窓院にあった地蔵もあり、結縁地蔵として江戸時代から縁結びや願掛けの成就の地蔵尊として参詣者でにぎわっています。
心行寺の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。
心行寺へのアクセス
電車でアクセス
・東京メトロ東西線「門前仲町」より徒歩約8分
・都営大江戸線「清澄白河駅」より徒歩約11分
心行寺で参拝
門前仲町から清澄通り沿いにあるくと心行寺の門が見えてきます。
提灯がかかっているので迷うことはないと思います。
参道を通ると、深川七福神の福禄寿が安置されている六角堂が見えてきます。
福禄寿は、福(幸福)と禄(財)と寿(長命)の3つの福徳を授けてくれます。
石像の福禄寿の宝珠にふれながら願いをすると叶うとされていますので、是非宝珠にふれながら願ってみてはいかがでしょうか。
六角堂です、こちらに福禄寿が安置されています。
深川七福神のご開帳期間は1月15日までの間です。
その間ですとご開帳されご神体に参詣できますので、参詣したい方は期間に注意が必要です。
影窓院地蔵です。
江戸時代に縁結び・願い事成就のお地蔵様として参詣者でたいへん賑わった結縁地蔵です。
江戸時代からご利益がある由緒あるパワースポットです。
しっかりと参詣してきました!
影窓院地蔵の隣には、宝篋印咒塔(ほうきょういんじゅとう)があります。
文化文政の頃、江戸の名妓であった川口直が夫の忠七の菩提を弔うために建てたものです。
本堂です。
本堂は、関東大震災と昭和20年(1945年)の第二次世界大戦により2度焼失しましたが、その後再建され、現在の本堂は、昭和42年(1967年)に再建されたものになります。
おわりに
心行寺に参拝してみて、とても広い境内で、江戸時代から現在にかけてほぼ当時の面影をとどめており、当時を想いながら参拝しました。
願い事や縁結びにご利益のある影窓院地蔵も境内にありますので、よいご縁を結べるようしっかり参拝しました。
福(幸福)と禄(財)と寿(長命)の3つの福徳を授けてくれる深川七福神のひとつ福禄寿もおられ、願掛けや縁結びの祈願をしたい時は是非参拝したいお寺です。
心行寺近くには、深川ゑんま堂(えんま堂)で有名な「法乗院」がありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都江東区深川2丁目16-7 |
電話番号 | 03-3641-2566 |
拝観料 | 境内無料 |
交通 | ・東京メトロ東西線「門前仲町」より 徒歩約8分 ・都営大江戸線「清澄白河駅」より 徒歩約11分 |
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