2017年1月21日(土)に東京都文京区にある牛天神北野神社(うしてんじんきたのじんじゃ)にいってきました。
牛天神北野神社の創建は、元暦元年(1184年)で源頼朝が社殿を創建したと伝わっています。
寿永元年(1182年)に、源頼朝が奥州への東征の際、ここの入り江の松に船をつなぎとめ、まどろんでいた時に夢に菅原道真公が牛に乗って現れ、これから2つの良いことがあるので、願いが成就した後は社を営むようお告げがありました。
夢からさめると牛の形をした石(撫で石)がありました。
その後、お告げのとおり同年には長男頼家が誕生し、翌年には平家を西に追い払うことができました。
願いが成就した為、石を御神体とし、牛天神北野神社を創建しました。
ご祭神は、菅原道真(すがわらのみちざね)です。
ご利益は、「合格祈願」、「学業成就」、「心願成就」、「商売繁盛」、「家内安全」等のご利益があります。
源頼朝が願いを叶えて創建した神社ですので、東京都文京区春日の願いが叶うパワースポットとしても有名です。
境内にはパワースポットが3つありますのでそれぞれご紹介します。
牛天神北野神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。
牛天神北野神社へのアクセス
電車でアクセス
・東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」より徒歩約10分
・都営三田線・大江戸線「春日駅」より徒歩約10分
・JR中央線・地下鉄東西線・南北線・大江戸線・有楽町線「飯田橋駅」徒歩約10分
牛天神北野神社に到着
牛天神北野神社の参拝入り口です。
「牛天神紅梅まつり」が2月1日から2月25日の間開催されます。
菅原道真公がご祭神ということもあり、多くの梅が境内にあり、美しい花を咲かせます。
参道は傾斜が急な石段になっているので、注意が必要です。
梅の花が少しずつ花開いていました。
美しい青空と相まって梅の花が一層綺麗ですね♪
もう少しで満開の花を咲かせますが楽しみです♪
石段を登りきると境内が見渡せます。
梅の花が少しずつ開花していました。
境内には、江戸時代に水戸光圀公からおくられた桜の木が今も枯れずに境内にあり、春になると美しい花を咲かせます。
葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつ「礫川 雪の旦(こいしかわ ゆきのあした)」は、牛天神北野神社から描かれたものと考証されています。
今は見ることが出来ない景色ですが、当時葛飾北斎がここから富士山を見て浮世絵にしたと思うとロマンがありますね♪
御神木の木斛(もっこく)は願いを叶えてくれるパワースポット1
ご神木の木斛です。
樹齢は100年を超えており、ご神木に強く願うと願いが叶うとされています。
パワースポットのひとつです!
手水舎ですが、珍しいのは梅の花がモチーフになっていることです。
梅の花の手水舎はとっても珍しいので是非見てみてください。
水戸光圀公より奉納された狛犬
拝殿入り口には狛犬がいました。
江戸風狛犬で拝殿の入り口で悪い気から神社を守っていました。
文化6年(1809年)奉納の狛犬で、水戸光圀公より奉納されたもので大変貴重なものになります。
拝殿です、梅の花が少し開花しており拝殿と梅の花と青空の調和が美しいと感じました。
拝殿前には天神様ではおなじみの撫で牛がいます♪
とっても愛嬌のあるかわいい撫で牛です。
よく撫でられたためかつるつるしていました。
可愛い造形ですね、表面はつるつるしていて光沢があります。
源頼朝の願いを叶えた「撫で石(牛石)」は願掛けのパワースポット2
撫で石(牛石)は拝殿近くにあります。
源頼朝が東征の際に腰かけた石で、2つの良いことをもたらした石です。
現在も石を撫でることが可能で、撫でると願いが叶うといわれています。
ガーゼを境内の水でぬらし、牛石の口元にふれ、ビニール袋等に入れて持ち帰り、寝る際に枕の下に入れると2つ願いが叶うとされています。
境内の「大田神社・高木神社」は開運招福のパワースポット3
境内には太田神社・高木神社があります。
ご祭神は、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)がお祀りされています。
芸能上達、開運招福のご利益があり、こちらもパワースポットですので忘れず参拝しましょう♪
おわりに
牛天神北野神社には、源頼朝が腰かけて願いが叶った「撫で石(牛石)」、願いを叶えてくれるご神木の木斛、開運招福のご利益がある「太田神社・高木神社」とパワースポットが3つもありました。
葛飾北斎が境内から富嶽三十六景の「礫川 雪の旦」を描いたことにもロマンを感じました。
境内の梅も美しく、2月1日から2月25日に行われる「牛天神紅梅まつり」では満開の梅が楽しめると思います。
東京都文京区にあり、都内からもアクセスしやすい場所にありますので是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都文京区春日1-5-2 |
電話番号 | 03-3812-1862 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観時間 | 午前6時から午後5時まで |
交通 | ・東京メトロ丸の内線・南北線 「後楽園駅」より徒歩約10分 ・都営三田線・大江戸線「春日駅」 より徒歩約10分 ・JR中央線・地下鉄東西線・南北線・ 大江戸線・有楽町線「飯田橋駅」徒歩約10分 |
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