2017年1月21日(土)に東京都文京区にある櫻木神社(さくらぎじんじゃ)にいってきました。
別名で、桜木天神とも称されます。
櫻木神社の創建は、文明年間(1469年~1487年)に築城の名人である「大田道灌(おおたどうかん)」が京都の北野天満宮より江戸城内に勧請し、創建したのがはじまりとされています。
江戸時代に入り、徳川2代将軍・徳川秀忠の時に、湯島台坂上の旧・桜の馬場(現在のJRお茶の水駅近くの東京医科歯科大学付近)に遷座しました。
その後、徳川5代将軍・徳川綱吉が元禄3年(1690年)に同所に湯島聖堂を中心とする昌平坂学問所を設立するのに伴い、元禄4年(1691年)に現在の場所である本郷真砂町の富元山真光寺に遷されました。
旧社殿は元禄年間(1688年~1704年)の建立され、宝暦3年(1753年)に改築されたものでしたが、昭和20年(1945年)の第二次世界大戦時の米軍の空襲により焼失しました。
現在の社殿は昭和34年(1959年)に再建された社殿になります。
ご祭神は、菅原道真(すがわらのみちざね)です。
ご利益は、「合格祈願」、「交通安全」、「家内安全」、「商売繁盛」、「社運隆昌」のご利益があります。
特に神社の名前が櫻木神社であること、ご祭神が菅原道真公であること、それぞれの相乗効果で「サ・ク・ラ・サ・ク・櫻木天神」※と合格祈願は特にご利益があります。
最近では、漫画「ドラゴン桜」20巻で受験生が合格祈願をするシーンでは櫻木神社が出てきました。
※「ドラゴン桜」でも「サ・ク・ラ・サ・ク・櫻木天神」と描かれています。
また東京都文京区本郷で願いが叶うパワースポットとしても有名です。
櫻木神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。
櫻木神社へのアクセス
電車でアクセス
・東京メトロ・丸の内線「本郷三丁目駅」より徒歩約3分
・都営三田線「春日駅」より徒歩約9分
櫻木神社に到着
櫻木神社は「本郷三丁目駅」から出て、春日通りを渡った先にあります。
道路沿いに入り口の石の鳥居がありますので迷うことはないと思います。
漫画「ドラゴン桜」20巻で受験生が合格祈願するシーンは、ちょうどこの辺りからの風景です。
鳥居をくぐってすぐ右手に手水舎がありますので、しっかり清めて参拝へ進みます。
菅原道真公がご祭神ですので、神紋の梅が手水舎にありました。
手水舎の前には、烏骨鶏(うこっけい)の「ウッコ」がいました。
純白で美しいですね、烏骨鶏は神使(しんし)で神様の意志を伝える使者でもあります。
2017年は酉年ですのでより一層縁起がいいですね♪
桜木神社の拝殿です。
周りは緑に囲まれていて、都会の真ん中にいることを忘れます。
梅の神紋が色々な場所で見ることができますね♪
拝殿近くには合格祈願を願った絵馬がたくさんかかっていました。
桜が一面に咲き誇る絵馬で、とてもご利益が期待できます!
こちらの風景も「ドラゴン桜」20巻で出てきますね♪
菅原道真公といえば梅ですが、櫻木神社では桜をおしているので、最初は少し不思議な感じがしました。
しかし徳川秀忠の時代に、桜の馬場に遷座して桜に囲まれていた事、神社の名前が櫻木神社であることを考えると不思議ではないかと思います。
絵馬やお守りは「開運」「心願成就」は桜の絵柄、それ以外は梅の絵柄が入っています。
御朱印帳も桜の絵柄が入っており、とってもかわいいですね♪
本殿前には、「見送稲荷神社(みおくりいなりじんじゃ)」があります。
江戸時代に江戸を追放された方が親類縁者と別れた「見送り坂」と呼ばれた場所が近くにあったことからそのような名前がついています。
狐や朱色の社殿、赤い「稲荷大明神」とかかれたのぼりで稲荷神社だとすぐにわかりますね。
こちらでもしっかりと参拝しました。
おわりに
櫻木神社を参拝してみて、願いが叶うパワースポットであること、菅原道真公がご祭神で、桜にゆかりのある神社であることから合格祈願のご利益がとても期待できる神社だと思いました。
境内は緑豊かでとても気持ちの落ち着ける雰囲気があり、参拝することによって心が落ち着き、願いが叶ったり、合格へつながったりと良い結果に結びついているのかもしれません。
是非一度願いを叶えるため、櫻木神社へ参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都文京区本郷4丁目3-1 |
電話番号 | 03-3811-8535 |
拝観料 | 境内無料 |
交通 | ・東京メトロ・丸の内線「本郷三丁目駅」 より徒歩約3分 ・都営三田線「春日駅」 より徒歩約9分 |
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