2014年3月22日に日本100名城スタンプラリー42番、掛川城（かけがわじょう）に行ってスタンプを押してきました。
掛川城の見所は現存している二の丸御殿や、太鼓櫓が残っており見所です。
二の丸御殿は時代劇などでも度々使用されており、NHK大河ドラマ「功名が辻」でも使用されました。
掛川城の天主は幕末に壊されましたが、発掘調査や資料に基づき日本で初めて三重四階の木造建築で天主閣が復元されており、こちらも見所です！
掛川城をゆっくり見てまわって所要時間は約1時間30分でした。
掛川城の概要
元々当初の掛川城は東に500mのところにありました。
戦国時代、1497年から1501年の間に駿河の守護大名今川氏が遠江（とおとうみ）の支配の拠点として重臣の朝比奈泰煕（あさひなやすひろ）に築かせたそうです。
その後、今川家の勢力拡大に伴い、現在の地に移転しました。
1560年、今川義元が桶狭間の戦いで織田信長に討たれると、義元の子氏真（うじざね）は武田氏に駿河を追われ、掛川城に立てこもりました。
翌年、徳川家康が掛川城を長期にわたり攻め、和睦により開城させ、重臣の石川家成（いえなり）が入城しました。
1590年、全国を平定した豊臣秀吉が徳川家康を関東に移し、山内一豊（かつとよ)が入城しました。
一豊が城の整備や拡張を行い、初めて掛川城に天主閣をつくりました。
江戸時代は松平定勝（さだかつ）や太田氏などの譜代大名の居城として栄えました。
美しい外観をもっていた掛川城は東海の名城と謳われました。
しかし、1854年の東海大地震により天主閣など大半が損壊し、御殿、太鼓櫓など一部を除き再建されず、1869年に廃城になりました。
現在の天守閣は平成6年に140年ぶりに木造で再建され、再び美しい姿を見ることができます。
掛川駅から徒歩約7分
掛川駅北口から徒歩約7分で掛川上に着きます。
駅をでるとすぐに美しい掛川城が見えてきます。
左が天主閣、右が現存している太鼓櫓です。
道路から見た光景ですが、とても美しい♪
現存している掛川城二の丸御殿です。
掛川城御殿は、二の丸に建てられた江戸時代後期の建物で、現存する城郭御殿としては、京都二条城など全国でも4箇所しかない貴重な建築物です。
そして、内部は公開されていて入って見学できます！
100名城スタンプも御殿入り口で押します。
※入場しない場合も係りの方に声をかけるとスタンプを貸して頂けます。
私は、ここで天主閣・二の丸御殿のセットの入場券を買いました。
■入場料
天守閣・御殿 大人（高校生以上） 410円
■開館時間
年間を通して9時00分～17時00分（入館は16時30分まで）
■休館日
年中無休
御所院上の間（ごしょいんかみのま）です。
御所院は城主の対面所で、上の間はその主室にあたります。
このように二の丸御殿でくつろぐことができます。
開放された窓からは掛川城がみえました♪
二の丸御殿を出て、掛川城天主閣御殿に向かいます。
結構な傾斜があります。
少し登ると視線の高さに太鼓櫓が見えます、昔の人も同じ風景を見ていたと思うと感慨深いものがあります。。
ひたすら頑張って登ります。
天主閣入り口です。
見え上げると天守閣の白と、青空が美しかったです♪
木造で復元されているので見ごたえもあり、存在感のあるお城だと思います！
天主閣からの風景です、街が一望できて気持ちいい眺望です！
天主閣から下りてすぐのところに二の丸茶室があります。
こちらでお茶と和菓子がついて入場料が510円でした。
すこし足が疲れていたのでありがたかったです♪
■開館時間
2月1日から10月31日まで／午前9時30分から午後5時まで（入館は4時30分まで）
11月1日から1月31日まで／午前9時30分から午後4時30分まで（入館は4時00分まで）
■休館日
毎月第4月曜日（ただし、祝日の場合はその翌日）および、12月29日から翌年1月3日
場所が素敵なこともあって、和菓子が一層おいしかったです♪
私達以外いないので貸切状態でした、とても贅沢な時間です。。
掛川城へ行ってみて、現存する二の丸御殿に実際入れて見学できたのが良かったです。
掛川城は、日本で初めて木造天主閣を復元しており、そちらも存在感があって見ごたえがありました！
二の丸茶室も贅沢な時間を経験できるので、お城の見学後に立ち寄ることをおすすめします♪
■場所：静岡県掛川氏掛川1138-24
■電話番号：0537-22-1146
■交通
JR線「掛川駅」から徒歩約7分
■駐車場：大手門駐車場・大型車6台・普通車201台（有料）詳しくはこちらでご確認下さい。
■スタンプ設置場所：二の丸御殿入り口
■スタンプ押印可能時間：9時00分～17時00分
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