北鎌倉 丸窓からの紅葉が美しい 明月院（めいげついん）

2015年12月12日に北鎌倉にある明月院（めいげついん）に行ってきました。
明月院は花寺として鎌倉では有名で特にあじさいが有名です。
6月は姫あじさい、秋は紅葉、春は枝垂れ桜を見ることができます♪
今回は紅葉を見に行ってきました！

明月院の見所は、あじさいや紅葉、そして一番の見所は本堂の丸窓からの風景です。
今回は本堂の丸窓から紅葉をみるために行ってきました。

明月院はJR北鎌倉駅から徒歩約10分で到着します。
建長寺への途中には、鎌倉五山2位の円覚寺がありますので、そちらを立ち寄るのもおすすめです。
今回訪れたのは12月中旬で、紅葉がちょうどよい感じで楽しめました♪

今回ゆっくり見学して、所要時間は約1時間00分でした。

明月院の概要

明月院の創建は、1160年に、平治の蘭で戦死した山内首藤俊通の菩提供養の為に創建されました。
1256年、鎌倉幕府第5代執権北条時頼によって明月院の土地に最明寺が建立されました。
その後、北条時宗によって、最明寺を前身として、蘭渓道隆を開山に禅興寺を創建しました。
1380年、関東公方足利氏満が管領上杉憲方に禅興寺の中興を命じました。
足利3代将軍足利義満の時に、禅興寺は関東十刹の1位となり、明月庵は明月院と改められました。
禅興寺は明治初年に廃寺となり、明月院のみを残して現在に至っています。

明月院へは北鎌倉駅より徒歩約10分

JR北鎌倉駅から円覚寺の前を通り、約500メートル位歩くと左に写真のような明月院への通り道が見えてきます。
この道をまっすぐ約300メートル位歩くと明月院に到着します。

明月院に到着です。
紅葉のシーズンなのにあまり混雑していませんでした。
写真を撮っていても人がほとんど写りこまないくらい混雑していませんでした。
あじさいが有名なお寺で、あじさいの季節は大変混雑するそうです。

先ほどの門を通ったところに拝観受付があります。

■拝観料
大人 300円（6月は500円）
■拝観時間
午前9:00〜午後4:00
（6月は午前8:30〜午後5:00）
■拝観日
年中無休

紅葉真っ盛りで大変美しいです。
後ろに見える建物は月笑軒です。

北条時頼公墓所です。
このあたりは北条時頼が建立した最明寺があった場所だそうです。

月笑軒とまわりの風景が非常にあっていて美しいですね。
静寂に包まれており、無心になれました。。

境内には桂橋がかかっていて、こちらをわたって本堂へ向かいます。
竹林や木々の中を橋を通って渡ります。

表参道を登って本堂に向かいます。
あじさいのシーズンにはこの道の両端が姫あじさいでブルーに埋め尽くされます♪

中門をくぐると先に本堂が見えてきます。

本堂です。
人が列になっているのは、明月院の本堂の丸窓からの風景を撮るために並んでいます。
すぐに順番はまわってきますし、後ろからでもまた違った美しい丸窓からの風景がとれますのでゆったりした気持ちで待ちましょう♪

本堂の丸窓からの風景です。
丸窓から見える紅葉の風景は額に入った一枚の絵画のよう。。
光が丸窓から入り、畳に円を描き、部屋全体はぼんやり赤みがかかった幻想的な風景です。
映画のワンシーンやコマーシャルでも使われそうな美しい風景です。
現実離れした美しさで、是非実際に足を運んでみて頂きたいです！！

本堂を丸窓に並ぶ列の後ろからとった風景です。
丸窓の部屋は外からの光をうまく取り入れで、部屋全体がとても明るいのがわかります！
本堂ではちょうど、神奈川県指定文化財に指定されている北條時頼坐像が公開されていて見ることができました♪

境内の花想い地蔵です。
お地蔵様がお花をかかえて座っていて、花の寺の呼び名通りだと思いました。
他にも境内には景観と花をうまく使って見せているところがあり、明月院は景観と花の見せ方が美しいなぁと思いながら散策しました。

明月院にはうさぎのオブジェがあちこちにありますが、うさぎもいました♪
とってもかわいくて癒されました、うさぎを見れるお寺は初めてです！
明月院の拝観受付でもらったパンフレットに、本堂の丸窓の中央をうさぎが駆ける写真があるのですが、もしかしてこちらのうさぎがモデルかな？

すずめも餌付けされていて、近くで観察することができます。
すずめってほんとかわいいですよね♪

明月院へ行ってみて本堂の丸窓から見える紅葉の美しさは感動します、想像以上です！！
今回の北鎌倉観光で、一番感動した風景で、是非見てもらいたいです！！
日本の美しさを再認識しました。
明月院では、うさぎが見れて、うさぎが見れるお寺に初めて出会いました♪
6月のあじさいが有名ですので、あじさいの時期には是非再訪したいと思います。